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ホンダ・シャトルは車中泊に最強のクルマだった!?その魅力に迫る!

2017.05.26
ホンダ シャトル 車中泊

キャンプやドライブに出かけてアウトドアの人にとっては車中泊できるクルマは大変魅力的にであります。ホンダのシャトルは車中泊ができることを売りにしたアウトドア派にとって非常に魅力的な車種です。

ロングドライブの際、仮眠などでもっと体を伸ばせたらと思ったこともあるでしょう。キャンピングカーや大型のミニバンのように広くはないけれども、大人二人が体を伸ばして寝ることができて、しかも普段使いも十分にこなすクルマがあれば問題解決となります。

また、普段は日常生活で使うために、サイズも手ごろで燃費も良く、しかもキャンピングカーや大型のミニバンのように高額ではないクルマ。そんなクルマを探してみると、ホンダのシャトルに行きつきました。実はこのクルマは車中泊にうってつけなのです。

今回はホンダ・シャトルの概要と車中泊にふさわしい理由、ライバル車のトヨタ・カローラフィールダーとのエンジンなどの性能やデザイン、車内空間など細かく比較してご紹介したいと思います。

まずはシャトルがどんなクルマなのかおさらい

photo by 本田技研工業株式会社

ホンダ・シャトルは、2015年5月にフィットシャトルの後継として開発された5ナンバーサイズのステーションワゴンです。「趣味やレジャーを愉しむユーザーに合った独自の価値を最大限に反映させた車種」という宣伝文句の通り、ショッピングや通勤だけに使うだけではもったいないクルマなのですが、特にその広いカーゴルームと使い勝手の良さを知ればきっとどこかに行きたくなるでしょう。

パワーユニットには、軽快な走りの1.5L直噴DOHC i-VTECエンジン、ハイブリッド車には34.0㎞/Lの低燃費とスポーティーな走りの「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド) i-DCD」を採用しています。また、ハイブリッド車には4WD も設定しています。

5ナンバーサイズのコンパクトなボディーでありながら、開放感のある頭上スペースを確保した広々とした室内空間。そして、クラス最大の容量はもちろん、大きな開口部や最大184cmにもなる荷室長とフラットな床面、荷物に応じて使い分けられる便利で豊富な収納スペースなど、快適な使い勝手も実現しています。

さらに、5名乗車時に荷室容量はクラス最大570Lという容量を確保。また、後席を倒した2名乗車時には、荷室容量は最大1141Lまで拡大します。

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車中泊できるクルマの条件はフラットな寝床が作れるか

photo by 本田技研工業株式会社

車中泊できるクルマの最も重要な要素として、フラットな寝床が作れるかどうかがポイントになります。理想でいえばハイエースなどの1BOXボディが最適ですが、そのために普段からハイエースでお買い物や通勤に使うのは本末転倒です。ハイエースが優れているのは、荷物を多く、そして安定して積み込むために床面がフラットなこと。だからこそ、同じく商用車にルーツを持つステーションワゴンに注目するわけです。

現在ではシャトルやトヨタ・カローラフィールダーも専用ボディのために商用車とは別物になっていますが、安定して多くの荷物を積むことができるという元々の特徴は引き継いでいます。それをユーザーが車中泊という用途に応用し始めたのです。

車中泊にはフルフラットになるシートアレンジを持つ車種でも可能ではあります。しかし、実際に車中泊を経験された方ならご存知の通り、シートの形状によって凹凸があるその座面の上は、フラットとはとても言えません。あくまでお子様用か、休憩程度ならという条件付きになるのです。マットを引いたとしてもその凹凸が感じられ、いろいろとひきつめていくうちに、体を伸ばすスペースがどんどんかさ上げされて、快適とは言えなくなってしまうのです。 

そんな理由から、「フルフラットになる!」といううたい文句で飛びつくと、思わぬ結果になるので試乗を重ねて慎重に検討しなければなりません。

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ライバル、カローラフィールダーのエンジン性能、デザイン比較

photo by トヨタ自動車株式会社

先日の記事今こそ国産ステーションワゴンに乗ろう! シャトル&フィールダーの2車種を比べてみた内でも述べたように、国内メーカーが生産している1.5リットルエンジン搭載のステーションワゴンはホンダ・シャトルか、トヨタ・カローラフィールダーの2択です。そして、カローラフィールダーも車中泊の能力が極めて高いクルマといえます。元々がカローラの商用バンという性格のため、積載能力は十分。さらに最大の特徴として、4ドアセダンのアクシオと変わらぬ運転姿勢という点が挙げられます。ボディもシャトルよりスマートなので、若い方にとってはスポーティーなイメージがあり、通常のシーンでは使い勝手が非常によいといえるでしょう。

車中泊で使う場合においても、シャトルのようなフラットなフロアは望めませんが、最大2025mmもある荷室長によって、広さは十分。マットなどをうまく利用すれば、実用上問題ないレベルです。室内高がシャトルより低いために圧迫感があるのは否めませんが、寝てしまえばこれもクリアできそうです。

しかしながら、カローラフィールダーでの車中泊はちょっとした工夫が必要となり、総合的に見ると車中泊にふさわしいクルマならシャトルに軍配が上がります

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シャトルが車中泊にふさわしい理由

photo by 本田技研工業株式会社

シャトルが車中泊にふさわしい車種であるのには明確に理由があります。それはシャトルが燃料タンクを車両の後部ではなく、前席の下に搭載する「センタータンクレイアウト方式」を採用しているからです。概要で述べたように荷室の容量が大きくなっただけではありません。2列目シートを床面へ落とし込むダイブ式の格納にして、さまざまなシートアレンジが可能となったのです。

photo by 本田技研工業株式会社

通常の車はシートを倒すと先端が盛り上がってしまうため、長さがあっても平らにならず、どうしてもフラットな床面は確保できません。ところが、シャトルは3列シート車のラケッジスペースを稼ぐために用いられるセンタータンクレイアウト方式を2列目シートにおいて採用することで、フラットな床面が手に入りました。つまり、車中泊において最重要である寝ころんだ時の快適性が他のクルマと比べて段違いに違うのです。

もちろん、それにより、大量の荷物を積めることにもなるのですが、実際にはシャトルに満載の荷物を積むことはなく、キャンプ道具程度なら後席を立てた状態でも十分。そう考えると、このフラットになる床面は、車中泊のためということができるのです。

また、汚れに強い樹脂素材を使った「ラゲッジアンダーボックス」は、泥の付いた靴なども気軽に積み込むことが可能で、 柔らかい荷物を置くためのマルチユースバスケットも装着しているので、さまざまな利用法で楽しめます。

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宿泊費を抑えて各地を回りたいアウトドア派にオススメの1台

確かに、寝泊りするなら大きな室内スペースを持つミニバンの方が快適でしょう。3人以上となるといかにシャトルでも窮屈で無理です。しかし、大人2人までなら、本格的な宿泊を楽しむのではなく、道の駅やサービスエリアでの車中泊ならば、普段使っているコンパクトなシャトルで十分に利用できるのです。普段使いの車種で、車中泊が可という条件で選べば、必然的に車種は絞られてきます。

これから、クルマに乗って旅行に行きたい、キャンプにも挑戦したいと考えている方。大きなキャンピングカーやSUVを選ぶ前に、ちょっと考えてみましょう。キャンプするならわざわざ車の中で寝る必要もないということを考えれば、シャトルで十分にオートキャンプも楽しめます。また、車中泊なら宿泊費を節約して旅先の道の駅等で快適に過ごすことも可能なのです。

遠くまで出かけたり、まだ日の上がらない朝のうちに目的地に到着できたりと、車中泊はドライブの楽しみを無限に広げてくれるかもしれませんよ。

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文:イキクル編集部


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