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自動車事故を起こした人に寄り添うサービス!「リンカーダイレクトオークション」が目指す価値とは?

2016.08.01

車の運転で避けられない「事故」や「故障」。クルマの買取業者にお願いしても「この買取金額って本当に正しいの?」と疑問に思ったことのある方も多いはず。 そんな、まだまだ不透明きわまりないクルマの売買市場のなかで、日本で初めて事故車に特化したインターネットのオークションサービスを開始した「エコカネット」。 2010年のサービス開始から今年で6年目を迎えるこの「エコカネット」が、本日8/1(月)よりサイト名を『LiNQAR(以下、リンカー)』に改めリニューアルオープンいたします。

リンカーダイレクトオークション

今回は、この「リンカー」ならびに本誌「イキなクルマで」の運営会社の代表・山下氏にサイト名リニューアルの意図、今後の展望などについてお聞きしました。

国内の自動車事故の現状

―――本日はどうぞよろしくお願いします。

よろしくお願いします。自社メディアからのインタビューって不思議な感じですね(笑)

―――よろしくお願いします(笑)それではまず、今回リニューアルした「リンカー」のサービス内容から教えてください。

日本初、事故車、廃車のリサイクルオークションです。2010年のサービス開始から今年で6年目になります。

―――“車”という巨大マーケットの中でも「事故車」「廃車」に目を向けられた背景についてお聞かせください。

IT市場の伸びが著しかった当時、インターネットという領域でいえば「自動車」という巨大マーケットにおいて、中古車の買い取りや自動車の2次流通、アフターサービスについては手付かずの状態でした。 その中でも中古車の買い取り店の数こそ、ガリバーさんなどが頭ひとつ抜けている状態でしたが、我々がターゲットとするリサイクルカーの中でも“事故車”や“廃車”という部類では、中規模の事業者が乱立していた状態で、まだまだメジャーなプレイヤーが存在しなかったということがキッカケ、背景としてあります。

―――そもそも山下社長ご自身はこれまで自動車業界に関わっていましたか?

金融業界を経て、今の会社を立ち上げる前には実際に自動車の貿易事業に関わっていました。そこで自動車の商流全般の背景を知り、その中でも事故車や廃車についてはあまり質の良くない、言ってしまえば悪質な業者が暗躍しているような状態。業者都合の情報がブラックボックス化されたマーケットの中で、消費者には不理解のまま取引が遂行されていることを目の当たりにしてきました。 その経験から、中古車の中でも事故車や廃車に特化した売買プラットフォームの必要性を感じ、ITを活用した情報オープンなマーケットプレイス「リンカー(旧:エコカネット)」を作るヒントへと繋がっています。

山下社長インタビュー写真1

―――通常の中古車売買と事故車や廃車の売買にはどのような違いがあるのでしょうか?

中古車の売買というのはシンプルに、新しくクルマを買いたい人とクルマを売りたい人の双方のニーズが合致して生まれるもので、基本的にはポジティブなこと。 しかし事故車においては不幸にも自動車事故を起こしてしまったことから生まれるネガティブな状態になるわけです。例えば、事故の修理金の事や保険会社との交渉。加害者になってしまった場合は、被害者への慰謝料、賠償金、そして、弁護士への相談料などなど。。。

ですから、通常一般的な中古車売買においては、売り手と買い手お互いがそれぞれに求めるニーズがあり、価格の比較から調査に割と時間をかけられますが、事故車においては別。事故を起こしたことに対しての事務手続きなど知らないことも多く、さらに事故車の後処理も時間のない中、心も沈んだ状態で進行していきます。 そんな不幸にも事故に遭遇してしまった際「誰が利益を得るべきか?」という本質を考えた時に本来は事故に遭遇した方々へ利益分配されるべきことが、できていないという構造に問題があると感じました。

―――なぜそういう構造なのでしょうか?

そこには “事故車“という特異性から、ぶつかって壊れてしまったクルマがそんな高値で売れるわけがない、という社会の常識が変にまかり通ってしまっています。そこを突いて買取業者が安く仕入れることができる。 さらに当時もそして今も、車の買取業者が中間マージンとして10万円前後の利益を抜いているのですが、実際に売りにだされるときはかなりの高値が付いていたりするわけです。 つまり「事故した車を幾らで買い取ってもらえるか?」なんていう情報は世の中に出回っていない。ブラックボックス化されてユーザーに届いていないわけです。 そこが本質的な問題であり、事故した時に一番困っている人たちに本当の情報を届けることこそが我々の価値になるだろうと考えました。

―――なるほど。それがリンカー(旧:エコカネット)のサービスへと繋がっているわけですね。

そうです。 当時、海外にも同類のサービスがなくはなかったのですが、ほとんどが買取業者専門で、我々のようなオークション形式で売り手と買い手を繋ぐプラットフォームとして展開しているサービスはありませんでした。 我々のミッション「知っててよかったを世界に」を体現する意味でも、日本初の事故車や廃車など「損傷車両」に特化したオークションサービスとして、日本そして世界に広げていく意義はとても大きいと考えています。

 

リンカーが目指す未来~自動車事故を起こした人に寄り添う~

―――日本の車売買においてリンカー(旧:エコカネット)がはじまる前は具体的にどのような状態だったのでしょうか?

はじめは解体業者が事故を起こした方々からお金をもらって事故車を引き取るのが一般的でした。そこから事故車や廃車をリユースとして再販する動きが徐々に浸透し、買取業者が登場。 はじめのうちは安価に買取が行われていましたが、買取業者も徐々に乱立しはじめ高値での取引に移行していきました。しかしその高値での取引も、ただ単純に事故車などのリサイクルカーが売れるという世の中のニーズが高まっただけで、事故を引き起こした方々に儲けがいくかというとそうではありませんでした。要は買取業者の仲介マージンが高いだけ。 事故が起きたときに最も恩恵を受けなければいけない事故を引き起こした方々に還元がいかないのはおかしいということで、私達が事故車に特化したオークションサービスをはじめたという流れです。

―――サービス後の反響はいかがでしたか?

開始直後こそ人力(テレアポ)で会員さんを集めていましたが、2年後にはプロモーションゼロで1,000社の累計会員を獲得することに成功、現在では落札会員数約3,500社を超えています。 正直なお話、今は売れに売れて販売する車が足りないという状況ですね。(笑)

リンカーロゴ

―――それは素晴らしいですね(笑)そんな好況の今、サービス名を変更されるとのことですが、その意図・サービス名に込められた想いをお聞かせください。

一番はブランディングの目的です。 “リンク+カー+クオリティー””の3つの要素を取り入れた造語にして「自動車の流通」についてお客様に認知していただくことから考えました。ロゴのほうも車と雲(クラウド)をイメージしており「オンラインtoオフライン」としてのサービス認知も広げていきたいと考えています。

―――それでは、最後にエコカネット改め「リンカー」と、本誌「イキなクルマで」での今後の展望についてお聞かせください。

そうですね。まず「イキなクルマで」についてはこれまで以上の良質なコンテンツに加えて単純な新車情報などではなくフラットでニュートラルな状態を保ちながら“クルマ×〇〇”というような捻りのある独自コンテンツをお届けしていきたいと思います。 「リンカー」については、当社のスローガンである“知っててよかったを世界に”を実現すべく国内だけでなく海外進出も積極的に進めていきます。 またクルマ事情で本当に困っている人(我々のサービスであれば事故や故障した人)が当たり前のように救われる世の中に変えていけるよう、まずは買取業者による不透明な情報・不当な仲介マージンを抜かれない世界にすることを使命に、ユーザーの皆様に本当の価値をお届けしていくことに努力していきたいと思います。

―――山下社長、本日はありがとうございました!

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文:イキクル編集部



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