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ベストセラー軽自動車! ホンダ・N-BOXの魅力に改めて迫ってみよう

2016.12.13

去る12月6日、全国軽自動車協会連合会が発表した11月の軽四輪車通称名別新車販売台数(速報値)によると、ホンダ・N-BOXが14,813台を記録し、11月の販売台数トップとなりました。N-BOXは実に9か月もの間トップを維持し続け、ライバルのダイハツ・ムーヴやタントを大きく引き離して2年連続販売台数トップの座をほぼ確実なものにしています。

昨年4月の軽自動車税引き上げのあおりを受けて各社が苦しむ中、なぜN-BOXはこれだけ多くのユーザーの支持を受けているのでしょうか。ここではこのクルマの生い立ちを振り返るとともに、オーナーの口コミなどからN-BOXの魅力を探っていきます。

ホンダ・N-BOXとは、いったいどんなクルマなのか?

2011年の東京モーターショー。ホンダはここで、4台の軽自動車のコンセプトカーを発表しました。それが「N CONCEPT」シリーズです。高い安全性と快適な空間、そして運転して楽しいことをポイントに掲げたこのクルマたちは、ゼロベースで開発されました。またホンダ軽自動車の原点であるN360から名前を継承して「New Next Nippon Norimono」をキャッチフレーズに、日本の新しいモビリティを構築するという強い思いを込めています。

そんな4台の中から「N CONCEPT1」に当たるモデルの市販バージョンが、N-BOXです。事前の市場調査で軽のラインナップが手薄であることが判明し、特に他社に大きく遅れを取っていた「スーパーハイトワゴン」のジャンルに参入すべく送り込まれました。こうして発売されたN-BOXは発売されるや否や大評判となり、2012年、2013年、2015年には販売台数トップを記録。ホンダを代表する軽自動車へと成長していったのです。

既存車種のノウハウを活かした点がヒットのポイント

 

N-BOXを語る上で外せない要素が「センタータンクレイアウト」でしょう。このセンタータンクレイアウトとは、ガソリンタンクをフロントシート下に持ってくる配置のことを指します。これは小型車「フィット」が初代から用いているホンダ伝統の技術で、メリットとしては
①床の位置を低くできる
②後部座席アレンジの自由度が広がる
③後部座席を格納するとフルフラットにすることができる
ということが挙げられます。これにより、ただ背が高いだけでなく床下を低くでき、広大な室内空間を作り出すことに成功しています。

モータースポーツの技術を投入したエンジン

エンジン 性能

 

ホンダのDNAといえば、モータースポーツであることに異論を唱える人はいないでしょう。日本の自動車メーカーとしていち早くF1に参戦、輝かしい戦績を残してきました。特に1980年代の怒涛の快進撃は、今も記憶に残っている方が多いのではないでしょうか。

 

そんなF1と軽自動車は一見何のつながりもないように見えますが、N-BOXの開発にはかつて最強と謳われたF1エンジンを開発したメンバーも加わっています。モータースポーツは速さだけでなく、パワーと燃費の戦いでもあります。いい換えると、効率がすべてともいえる世界です。N-BOXではバルブが大きく開いて少しでも多くの空気が入れられるように、レース用エンジンで用いられるようなロッカーアームやハイドロリックアジャスターなどを採用。これにより、胸のすくような加速と低燃費を実現しました。

実際の評判はどうなのか?オーナーの声!

 

それでは実際にN-BOXを購入した方々は、このクルマについてどういう印象を持っているのでしょうか。ネット上での評判、口コミについて見ていくことにしましょう。

まずエクステリアですが、奇をてらう感じがなく、シンプルで好感が持てるという声が多くありました。確かに他社のモデルと比べても、シンプルさという点でN-BOXの右に出るクルマはありません。「道具感」と「デザイン感」という面でもちょうどよくバランスが取れており、そういったところが好評価につながったのではないでしょうか。

次にインテリアです。とにかく広い、という評価が多かったのはもちろんですが、シートや手に触れる部分(ステアリング、シフトノブ、スイッチなど)の質感が高いという評判も見逃せません。普段目にしたり手にしたりすることが多い部分は、インテリアです。こういった基本的な部分の質感がしっかりしているかどうかは、とても大切だといえます。

走りの性能は、どうでしょうか。こちらも概ね評価が高く、過不足なく走ってくれて燃費性能にも優れているという声がほとんどでした。NA(ノンターボ)車でも、街乗りレベルなら問題ないということだそうです。また乗り心地に関しては、高速安定性に優れているという評判も目にしました。

総評としては、完成度が高くて売れている理由も納得できるというものが多い印象でした。価格は確かに高めですが、それに見合った以上の性能を手に入れることができて満足している方が目立ちました。すべてにおいてバランスが取れているクルマ、といえますね。

この勢いは、誰にも止められない?

2016年も王者となる可能性が濃厚になったN-BOX。ライバルの新車攻勢をものともせずロングセラー商品となっているのは、クルマの基本に立ち返ったホンダの開発姿勢にあるのかもしれません。来年にもモデルチェンジの噂がささやかれているN-BOXですが、まだまだこの勢いはしばらく続きそうですね。

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