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【なんでコレ?ww】まじでクソ車!…それでも愛される世界のクルマ達

2016.09.30

Businessman driving a fast car in a street

クソ車と聞くと、皆さんどんな車を想像するでしょうか?言葉だけでとらえるなら使えない、面白みのない、あまりよろしくないイメージの車となると思います。それでも欠陥などがある場合は別ですが、基本どんなクルマにも愛すべき部分はあるのではないでしょうか。

そんなわけで今回は、世の中で「クソ車」と呼ばれるクルマ達について、その愛される所以も交えてご紹介したいと思います。

アフトヴァース ラーダ

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photo by User:Wassily(CC BY 3.0)

アフトヴァースというのは1966年に創業し旧ソ連時代から現代にいたるまで国産車の製造・販売を続ける、ロシア最大の自動車メーカーです。そんなアフトヴァースから発売された4ドアセダンがラーダです。1978年から国内外に向けて販売され、ロシア国内ではもっとも普及したロシアの国民車とも言える車なのです。

そんな国民車ラーダのクソ車なところは、1978年に登場してから2010年までほとんど進化をすることなく、当時の姿のまま販売され続けたことです。日本でもアメリカでも欧州でも、自動車メーカーは常に国内のライバルや外資との激しい競争にさらされ、結果として車の性能は飛躍的に向上していきます。旧ソ連時代にはアフトヴァース以外にもいくつかの自動車メーカーが存在していたのですが、複数のメーカーで製造する車種やパーツが共有されていたためにどのメーカーも同じ車を製造し、旧ソ連政権下のロシア国内では自動車メーカー間での競争が起きなかったのです。競争が起きないのですから、当然車が進化することはありません、結果としてラーダは発売から30年近くほぼそのままの姿で販売され続けたのです。

フィアット ムルティプラ

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photo by Rudolf Stricker

1998年に発売された2代目フィアット ムルティプラ、その前期型が今回取り上げるクソ車です。ラーダと違いクソ車の理由は明快で、ずばりその見た目がクソ車の理由です。2列3人掛けシートを備えるミニバンとして開発されたムルティプラは、ミニバン特有のずんぐりとしたスタイリングに深海魚か何かのような独特のフロントフェイスを備えており、車に興味がない人でも印象に残る、非常に奇異なクルマとなっていました。あまりにもインパクトが強くその外観に拒否反応を起こす人もいたほど。

そんなムルティプラは後期型になるとフェイスを一新し、普通のフロントフェイスになってしまいます。

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photo by Tennen-Gas(CC BY 3.0)

3列シートを備えていることもありその印象はホンダのエディックスに近いものがあり、正直なところ無個性な車になってしまいました。

ヒュンダイ ティブロン

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photo by MIc(CC BY 2.0)

丸め4灯を持つクーペと言えばトヨタ セリカやホンダ 初代インテグラなどがありますが、そんなスポーツクーペをぱくって作ったといわれているのがヒュンダイ ディブロンです。セリカ風の強面な雰囲気に反してリアから流れるボディラインは流麗で、社外エアロを装着した改造車のようにデザインに一体感がないクソ車です。

このやっつけ感が過渡期の韓国車らしいといえばらしいのですが・・・。

コービン スパロー

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photo by Canuckle(CC BY 4.0)

アメリカのカービンモーターズより販売される電気自動車スパローは、そのデザインを受け入れられない人からすれば、確実にクソ車と呼ばれる車です。そのアヒルのようなフロントマスク、キュッと引き締まったリア回り、まるで小動物のような車です。

ワイドなフェンダーや革張りシートにアルミホイールなど、車好きが反応するポイントが押さえられ、好き者にはたまらない車ではあります。

ポンティアック アズテック

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ポンティアックといえばまるで猛禽類のような鋭いフロントマスクが魅力ですが、そんなフロントマスクとSUVボディをアンバランスに組み合わせたクソ車がアズテックです。どう見てもフロントグリルの位置が低すぎる、見ていて不安になるアンバランスな顔つきになってしまっています。

SUVにもポンティアックらしさを出そうともがく、その心意気は素晴らしい。少し冒険しすぎですね。

ジープ チュロキー

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photo by Shadiac(CC BY 3.0)

ジープ チュロキーは2014年、満を持してベストセラー車「チュロキー」の新型を送り出しましたが、残念ながらそのフロントフェイスはクソ車と呼ばざるを得ないでしょう。最大の要因はフォグランプを含め左右合計6灯にもなるライト類の配列で、その姿はまさに異形、チュロキーに慣れ親しんできた人ほど、クソ車と呼びたくなることでしょう。

7スロットグリルを分割するというのは、個人的に悪くないと思います。

三菱 デボネアAMG

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photo by Tennen-Gas(CC BY 3.0)

三菱自動車のデボネアとは、FFベースにV6エンジンを搭載した、クラウンなどをライバルに想定したいわゆる高級セダンです。FFベースということで高級感がすでに損なわれており、販売面で成功したとは言えないデボネアに、なぜかあのAMGがチューニングを施したクルマが今回取り上げるデボネアAMGです。

AMGといえば、メルセデスベンツのチューニング部門として有名ですが、その名を冠しているにもかかわらずデボネアのチューニング内容は外装のみ。実態はAMGというブランドイメージには似つかわしくない平凡な仕上がりとなっている残念なクルマなのです、

トヨタ サイノス

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次はトヨタ サイノス。トヨタが1991年に販売した2ドアクーペです。クソ車の理由はずばり見た目にそぐわないその性能です。最大1.5LのDOHCエンジンを搭載し、街乗りでは十分な性能だったのですが、スポーツとなるとシルビアやシビックには太刀打ちできません。

運転しているとロールの大きさや剛性感からベース車であるカローラの名残が感じられます。とりあえず感でトヨタが製造したような没個性な性能がクソ車とよばれる所以です。それでも愛される理由はその希少性。発売から20年以上がたった現在、元々販売台数自体が少なかったこともあり、街中で見かける機会もほとんどなくなりました。

マツダ 3代目NC型ロードスター

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photo by steve lyon(CC BY 2.0)

2.0Lエンジンと大きく重くなったボディをそなえて登場した3代目ロードスターは、軽量でコンパクトなそれまでのロードスターが好きだった人にとってはクソ車と呼べるクルマでした。反面足回りやロールケージなど基本的なところをいじればサーキットなどでタイムが狙える車だったので、マニアックな競技車として愛せる部分がでてきています。

ホンダ FK2型シビックタイプR

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日本では750台限定で販売されたFK2型シビックタイプRのクソ車な理由は、ずばりそのサウンドです。ついにターボとなった新型タイプRのエンジンからはかつてのようなレーシーなサウンドは無くなってしまいました。それでも愛せる部分はルノー メガーヌRS.275トロフィーRを上回るタイムをニュルブルクリンクで記録した、世界でも通用する高い走行性能と言えるでしょう。

ヒュンダイ ソナタ

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photo by Chu(CC BY 3.0)

2014年頃暴走事故で話題になったヒュンダイ ソナタは、言うまでもなくその信頼性の無さがクソ車といわれる所以。それでも愛せる部分はそのエンジンラインアップの多さで、ガソリン、ダウンサイジングターボ、ディーゼル、LPG、ハイブリッド、プラグインハイブリッドと6種類ものパワーユニットを用意しています。

光岡 ヌエラ

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光岡自動車といえば乗用車をベースにイギリス車らしい外装を装備させて販売する会社。特にアコードをベースに開発された初代ヌエラの外装は秀逸で、スタイリングだけで愛せる存在です。クソ車の部分はベース車そのままの内装です。せっかくイギリス車らしい外装なのだから、内装にまでこだわっていただきたいですね。

シュビム ワーゲン

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photo by Darkone(CC BY 2.5)

最後にご紹介するクソ車は第二次大戦でドイツ軍が使用した水陸両用車がシュビム ワーゲンです。

Nordfrankreich, Schwimmwagen

photo by Bundesarchiv, Bild 101I-298-1771-19(CC BY 3.0)

水陸両用車として機能性を優先させたデザインはまさしくカエル。かっこよさもクソもない、まさにクソ車な外観です。視点を変えれば愛らしい車です。お尻から生える尻尾のようなスクリューは、もはやチャームポイントでしょう。

もちろんクルマの『クソ度合』を決めるのは結局、主観です。デザインや性能、乗った人間こそが知る実態などさまざまです。世の中では面白おかしくクソ扱いの車でも、自分だけが知る際立つひとつの魅力がそのクルマの愛着を生み出します。一概に「これはクソ車!」と決めつけるのではなく、「それでも〇〇は最高!」と呼べるクルマこそが本物のクルマ好きの心をくすぐるものです。

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