新型シビック タイプRはサーキットの狼なのか?最新情報からその真相に迫る

新型シビック タイプRはサーキットの狼なのか?最新情報からその真相に迫る
     
   

新型シビックは先代課題のボディ剛性、アンダー傾向に対応

先代シビック タイプR(photo by 本田技研工業株式会社)

先代モデルであるFK2型タイプRは、メガーヌRSにも対抗できる国産FFスポーツとして大きな注目を浴びました。しかし、フィット同じプラットフォームを採用したボディは剛性不足が叫ばれ、大パワーから来るアンダーなトルク特性は、FRスポーツ顔負けのハンドリング性能を誇ったNA時代のタイプRを知る人々から、辛口な評価を受けることになりました。

しかし、そうした声はホンダの開発陣にもしっかり届いていたようです。プラットフォームから刷新されたボディは高剛性化が図られ、ハンドリングに多大な影響を与えるリアサスペンションにはマルチリンク式を新たに採用。他にも前後重量配分の最適化が図られており、運動性能は前モデルからのレベルアップが期待できます。

次ページ 新型シビックは電子制御スロットルもレブマッチシステムも速さには必要不可欠

新車情報カテゴリの最新記事