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頑張れ三菱自動車!2016発売中の癖ある車種たち

2016.09.16

Charlotte, NC, USA - November 11, 2015: Mitsubishi Outlander on display during the 2015 Charlotte International Auto Show at the Charlotte Convention Center in downtown Charlotte.

Charlotte, NC, USA - November 11, 2015: Mitsubishi Outlander on display during the 2015 Charlotte International Auto Show at the Charlotte Convention Center in downtown Charlotte.

一連の燃費偽装問題のため、4月20日から販売を停止していた軽自動車の「eK」シリーズと、日産に供給する「デイズ」シリーズ。

7月5日にようやく販売が開始され、日産の資本が入り、経営の危機は取りあえず回避したようですが、まだまだ前途多難な三菱自動車。これが初めてではないだけに、信用の失墜はあまりに大きく、熱心な三菱ファンも今回は見放したかもしれません。

三菱の車が無くなっても、一般の人にはほぼ影響はなく「そんな会社なんかなくていい」と言う人もいるかもしれません。しかし、これまで世に出た三菱車は、一癖も二癖もある独特の味がある車種が多く、今回の騒動は残念でなりません。

企業としてのこれからの三菱自動車は、新しい経営陣とゴーンさんに任せるとして……ここでは現在発売されている各モデルを勝手に応援してみたいと思います。

再販されたeKワゴンとeKスペースはどうなった?

1280px-Mitsubishi_eKwagon_2004

photo by Kuha455405(CC BY 3.0)

「eKワゴン/ eKワゴンカスタム」の燃費は、30.4km/Lから25.8km/Lに、「eKスペース/eKスペースカスタム」は、26.0km/Lから22.0km/Lへと修正されています。低燃費が売りの一つであったのが、ライバルから大きく引き離されて、一昔前の軽自動車並みになってしまいました。

急に燃費が悪くなったわけではなく、表示が変わっただけなのですが、同クラスでこの差は大きすぎます。特に経済性を求めて軽自動車を選ぶわけですから、せめてライバルと1~2km/L差に収めていないと、「実質同じぐらいですよ」とも言いづらいのです。

実際の燃費データを集めて、独自の統計を公表している「e燃費」を見ると、確かに三菱の 「eKワゴン」で最も良い燃費は19.0km/L程度で、ランキングは下位。しかし、トールワゴンでトップの「ワゴンR」でも22.0km/L程度であり、意外と差は少ないのです。

軽自動車は軽量化によって燃費を引き出している割合が多く、乗車人数や荷物の量だけでもかなり燃費は変わってきます。それでもカタログ燃費の差はインパクトが大きく、さほど意識しない人も、三菱車だけはまず燃費に注目してしまい「やっぱり燃費は悪かったのね」ということになってしまいます。

それでも値引き額だけはライバルより多いはずなので、当面は値引き交渉にかけるしかありません。現在オプション類を10万円ほどサービスするキャンペーンも行っているため、最大限利用すればお買い得かも知れません。

三菱と言えばSUV

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今回の騒動で、軽自動車ばかりに注目が集まりますが、三菱の主力車種と言えば、軽自動車だけではなくSUVとEVなのです。

特にSUVに関しては、かつて大型SUV「パジェロ」がブームを起こしたあとも、「RVR」や「アウトランダー」など、他社に先がけてラインナップし続けています。現在の主力は「アウトランダー」。これからブームになる可能性を秘めた3列シートを設定するSUVとして、また、これからの低燃費車の本命と言われるプラグインハイブリッドの「PHEV」まで備えているのです。

時代を先取りしたPHEV

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photo by DY5W-sport

この「アウトランダーPHEV」、最近話題になっている新型「プリウスPHV」の、EVとしての走行距離約60km/Lをすでに達成しているのです。

宣伝下手なのかあまり注目されませんが、新型「プリウスPHV」と同等の経済性能を持つ、クロスオーバーSUVなど、国内はおろか世界でもこの「アウトランダーPHEV」ぐらいのものです。もちろん、安価なガソリン車も、251万円台から取り揃えています。

もっと先取り三菱のEV

もうひとつの主力「EV」ですが、「i-MIEV」「ミニキャブ・ミーブ」「ミニキャブ・ミーブトラック」と、 EVのラインナップは国内最強、「ミニキャブ・ミーブトラック」は158万円台からと、EVが身近に感じられる設定で地道に普及し続けているのです。

もともと長距離ではなく、シティコミューター狙いのEVですから、ベースに軽自動車を選んだのは大正解。三菱のEV技術は海外でも評価は高く、「i-MIEV」はプジョーに「iOn 」、シトロエンには「C-ZERO 」という名称でOEM供給もしているのです。「アウトランダーPHEV」も、このEV技術があってこそ可能になったのです。

IMiEV2009

それにしても、ガソリン車は生産が終わっていますが、「i-MIEV」のベースとなった「i」のデザインは凄いと思いませんか?2006年の発売ながらも、いまだにこれを越えるデザインの軽は出現していません。しかも、リア・ミッドシップ という凝ったエンジンレイアウトはEVにぴったりのベースとなったのです。

さらに、この「i」のエンジンは999ccに拡大され、2007年から発売された第二世代の「スマート」にも採用されているのです。

頑張れ三菱!

その他にも、クリーンディーゼルエンジンの「デリカD:5」や「パジェロ」等、最新テクノロジーに関しては他メーカーに負けていない三菱。

どうです?応援したくなりませんか?今すぐには難しくても、またきっと素晴らしいクルマを作ってくれる日が来るのではないでしょうか。

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