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【ついに公開!】三菱・日産の燃費改ざんによる補償、手続きまとめ

2016.09.21

2016年8月29日、燃費改ざんに対する補償金の、具体的な支払い方法や申し込み方法が日産・三菱の各ホームページより公開されました。2016年9月現時点「三菱自動車燃費改ざん問題」の補償内容と申請手続きについてまとめてみました。

そもそもの始まりは走行試験の改ざん

本編に移る前に、事件のこれまでの流れをおさらいしておきましょう。2016年4月20日、三菱自動車の軽自動車「eKワゴン」「eKスペース」と、同社が日産自動車向けに供給していた「デイズ」「デイズルークス」の燃費測定試験において、初期設定の「走行抵抗値」を改ざん。燃費性能を実際の性能よりも良い数値に偽装したデータを国土交通省へ提出していたことが発覚しました。

三菱自動車社長の相川哲郎氏は、4月26日に石井啓一国土交通大臣への報告後の記者会見で謝罪。「会社の存続に関わる程の大きな事案」とコメントしたほか、高市早苗総務大臣は「燃費データが変わった場合は、その差額を納めていただく」と述べるなど、三菱経営陣の体質は国を巻き込んだ社会問題へと発展していきました。

補償金の考え方

先の騒動を受けて、三菱自動車はホームページにて謝罪文と再発防止策を掲載。さらに、ユーザーが被るだろうガソリン代の差額とお詫びを支払うという内容で、上記4車種に10万円という補償金が提示されました。上記の金額だけでなく、エコカー減税の縮小に伴う損失についても三菱自動車が負担するとアナウンスされています。

そして上記の4車種以外にも、新たに補償の対象となる車種が発表されています。詳しくは次項でご紹介しますが、”当初公表していた燃費”と”再測定時の燃費”の差から補償金額が『3万円』『6万円』『10万円』と分かれています。

補償対象車種は合計18車種

2016年8月30日、三菱自動車の公式ホームページより現在販売されている9車種が新たに補償対象としてアナウンスされました。2016年8月23日には過去に販売された5車種も補償対象に追加されていたため、2016年9月現時点で補償の対象となる車種は軽4車種を含め合計18車種にものぼります。補償金額別に車種をまとめてみましたので、三菱の車種に乗られている方は一度確認してみてください。

10万円補償の車種

◆eKワゴン
三菱自動車
◆eKスペース
三菱自動車
◆デイズ
日産自動車
◆デイズルークス
日産自動車
◆RVR
三菱自動車

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photo by Kuha455405(CC BY 3.0)
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photo by Tokumeigakarinoaoshima(CC BY 4.0)

6万円補償の車種

◆デリカD:5 2WD
三菱自動車
◆デリカD:5 4WD
三菱自動車
◆デリカD:5 4WD クリーンディーゼル
三菱自動車
◆ミラージュ
三菱自動車
◆パジェロ(ガソリン車)
三菱自動車

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photo by Tennen-Gas(CC BY 3.0)

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photo by 0man(CC BY 3.0)

3万円補償の車種

◆アウトランダーPHEV
三菱自動車
◆i-MiEV(Xグレード)
三菱自動車
◆ミニキャブ・ミーブ トラック
三菱自動車
◆旧型アウトランダー
三菱自動車
◆ギャランフォルティス
三菱自動車
◆ギャランフォルティス スポーツバック
三菱自動車
◆コルト
三菱自動車
◆コルトプラス
三菱自動車

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photo by TuRbO_J(CC BY 2.0)

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photo by DY5W-sport(CC BY 3.0)

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photo by Kuha455405(CC BY 3.0)

詳細については三菱自動車の公式HPこちらこちらをご確認ください

どんな車両も10万円が補償される訳ではありません

「eKワゴン」「eKスペース」「デイズ」「デイズルークス」の4車種で補償金の申請ページと受付の開始がアナウンスされました。全ての車両が一律10万円を補償されるという訳ではありませんのでご注意ください。リースや残価設定クレジットの場合だと契約年数×1万円、2016年4月20日過去所有していた車両は使用年数×1万円が、2016年4月20日以降に現金もしくはクレジットで購入した車両については一律10万円が補償されます。

「じゃあ、補償金が6万円・3万円の車種を過去に所有していたり残価設定ローンで利用している場合はどうなるの?」となりますが、2016年9月現在では、詳細の公表はされていません。

補償金の申請手続き方法

「eKワゴン」「eKスペース」「デイズ」「デイズルークス」については補償金の申請方法がアナウンスされましたが、もう一つ忘れてはいけないのが申請可能な期間

◆申込期限:2017年3月31日(金)17:00

*郵送の申請も可能ですが、その場合は上記日時の消印まで有効となります。

続いて各社の手続きについて。

三菱自動車

まず三菱の場合ですが、こちらは対象のユーザー宛に補償金の案内が送られており、同封された書類と別途必要書類を用意して同封の返信用封筒で返信すれば手続きは完了します。ウェブページからでも補償金の申請は可能ですが、運転免許証・車検証・クレジットやリースの契約確認書類・税務代理権限証書といった書類をアップロードする必要があり少し手間がかかります。特に過去所有の車だと購入時転売時の売買契約書に加え、自動車保険(任意)の証明書類・軽自動車税納税証明書を両方とも使用期間分添付するように書かれているので、郵送したほうが手間は少ないのではないかと思います。

三菱自動車の申請ページ

日産自動車

次に日産ですが、こちらは案内が送られることはないようで、まずはウェブページの申請より書類一式の送付を依頼するところからはじまります。必要書類や受付期間に補償内容は三菱と同じです。後は届いた書類一式に必要書類を添付して返信すれば手続きは完了となります。

日産自動車の申請ページ

まだまだ疑問の多い補償内容と手続き

いかがでしょうか?

申請手続き証明の手間、手続きの申請期間、そして補償金など、燃費改ざんによるお詫びとしては、少し優しさに欠ける補償内容にも受け取れます。果たして、これでユーザーへの直接保証は終わりなのでしょうか?ユーザーの反応と三菱自動車側の動きにますます注目が集まります。

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