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軽ハイトワゴン戦線異状アリ!? ホンダ・N-WGNとスズキ・ワゴンRを徹底比較!

2017.03.10
N-WGN ワゴンR 比較
photo by 本田技研工業株式会社,スズキ株式会社

先月待望のフルモデルチェンジを果たし、6代目へと進化したスズキ・ワゴンR。この軽ハイトワゴンの草分け的存在のライバルとなるのが、ホンダ・N-WGNです。ここでは、発売されたばかりの新型ワゴンRと熟成を究めたN-WGNをあらゆる方向から徹底比較し、どちらがどのように優れているのかを実際に検証してみます。これから軽自動車を購入しようと考えている方は、必見の内容といえるでしょう。それでは、注目の5番勝負のスタートです。

【エクステリア】選択肢の多さが嬉しいワゴンR

photo by スズキ株式会社

ワゴンRは、今回のモデルチェンジで3種類のフロントフェイスを用意してきました。通常軽自動車はどんなに多くても「顔違い」は2種類ほどしかなかったところですが、これを増やすことでユーザーが好みに応じて選べる範囲が広がったという点は、まず評価すべきでしょう。Lクラスのミニバンを小さくしたようなスタイリングは、どっしりとしていて安定感が感じられます。それでありながら従来のワゴンRの流れを失っていない点は、さすがスズキのセンスが光っているといえます。

photo by 本田技研工業株式会社

一方のN-WGNは1,655mmとワゴンRよりもわずかに全高が高いにもかかわらず、それを感じさせないデザインは好感が持てます。すっと流れるようなフォルムには力強さが感じられ、ハイトワゴンであることを忘れてしまいそうなイメージです。ただクルマとしての「キャラクターのわかりやすさ」という点では、ワゴンRの方が勝っているといえるでしょう。ユーザーに選択肢を多く与えたということからも、ここはワゴンRの優勢となります。

【インテリア】各スイッチ類の操作性の高いN-WGN

photo by スズキ株式会社

インテリアに目をやると、確かにセンターメーターを奢ったワゴンRは先進性という面ではN-WGNの上をいっています。しかし、基本的な操作性や視認性という面ではN-WGNの方が高いという評価になります。たとえばエアコンの操作パネルを例に取ると、ワゴンRは横に細長い構成になっていますが、N-WGNは大きなボタンで扱いやすくなっています。メーターパネルもワゴンRは細いものなのに対し、N-WGNではオーソドックスなドライバー側配置です。確かに慣れればセンターメーターは便利ですが、特にそういった慣れを必要としないN-WGNのメーターはユーザーフレンドリーといえるでしょう。

photo by 本田技研工業株式会社

室内の広さに関してだけいえば、ホイールベースを拡大したワゴンRの圧勝です。しかし、不満の残る点もあります。それはラゲッジの使いやすさです。確かにワゴンRは人の乗る空間は広くなりましたが、荷室の容量は今一歩。この点はN-WGNの方が使いやすくなっています。サブトランクの容量もホンダが得意とするセンタータンクレイアウトを十分に活かし、縦に長いものもきちんと積載できます。

全体的なインテリアの質感はN-WGNの方が高く、パッケージングも優れていることから、この勝負は、N-WGNの勝利となります。

【走りの性能】独自技術を見事に昇華させたワゴンR

photo by スズキ株式会社

走りの性能という点では、ワゴンRのスムーズな走りが非常に印象的です。もちろんN-WGNも力強い走りの性能を誇っていますが、タウンスピードの領域ではざらついた感じがするのは否めません。ワゴンRはスズキの看板技術であるマイルドハイブリッドのおかげで発進加速がしっかりアシストされ、副変速機付きのCVTとともに低速から粘る走りを見せてくれます。これはN-WGNでは味わえません。ロードノイズも抑えられ、ロールも小さくコーナーをきれいに曲がっていくのも好感が持てる部分です。これはスズキの新しいプラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」だからこそなせる業といえるでしょう。

よってこの勝負、ワゴンRに分があるという結果になります。

【燃費性能】エンジン単体で見るとN-WGNも負けていない

photo by スズキ株式会社

気になる燃費性能はどうでしょうか。確かにマイルドハイブリッドを採用したワゴンRの33.4km/l(4WD車は30.4km/l)という数値は、優秀というほかにありません。しかしエンジン単体で見れば26.8km/l(4WD車は25.4km/l)と、N-WGNの29.4km/l(4WD車は26.2km/l)には遠く及ばないという現実もあります。どちらも優れた数値を示しているといえ、ここは両車引き分けとしたいと思います。

【装備・価格】今ならお買い得といえるN-WGN

photo by 本田技研工業株式会社

価格的にはどちらもほぼ同じところからスタートしており、お買い得感は強いといえます。ただ、今のところはN-WGNには特別仕様車が用意されているため、ワゴンRよりも強くおすすめできる点は事実です。注意が必要な部分があるとするならば、安全装備でしょう。スズキのデュアルセンサーブレーキサポートはクルマだけでなく人も検知できるのに対し、ホンダのシティブレーキアクティブシステムはクルマのみの検知にとどまっています。これをどう取るかは人それぞれですが、金額的なものを重視するならN-WGN、絶対に安全装備を充実させたいという方はワゴンRという選び方ができるでしょう。

トータル的な質感ならN-WGNはおすすめ

photo by 本田技研工業株式会社

様々な視点から両車を比較していきましたが、両車とも一歩も譲らない名勝負といえる展開となりました。新型となったことで多くのアドバンテージがあるように見えるワゴンRですが、全体的なパッケージングではN-WGNにも多くの見どころがあります。たとえば細かい質感に関していえば、現在もなおN-WGNの方が優勢です。ファーストカーとしても十分使えるクオリティを持っているといえるでしょう。

果たして新型ワゴンR投入でスズキの巻き返しとなるのか、ホンダ擁するN-WGNが高い人気を守り抜くのか。今後もぜひ注目していきたいカテゴリーですね。

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