トヨタ「CROWN Concept」発表!新型クラウンに日本のサルーンの風格と未来を見た【東京モーターショー最新情報】

トヨタ「CROWN Concept」発表!新型クラウンに日本のサルーンの風格と未来を見た【東京モーターショー最新情報】
     
   

新型クラウンはフラッグシップとしての威厳

クラウンの基本的なデータは以下の通りになっています。

全長:4,910mm、全幅1,800mm、全高1,455mm、ホイールベース:2,920mm、乗車定員:5人

寸法に関しては現行モデルに比べ、全長、ホイールベースはやや大きくなっていますが、全幅に関しては1,800mmを守っています。これは、日本の道路事情に合わせて日本で一番乗りやすいセダンを目的として作られている歴代クラウンのコンセプトによるものでしょう。

プラットフォームに関してはFR車では初となるTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)を採用し、より低重心かつスポーティなフォルムの獲得、そして走行性能の向上が図られています。

エンジンにおいては、ハイブリッドモデルではカムリと同様に2.5L直4+モーターのダイナミックフォースエンジンがFR車として初採用される模様です。同エンジンを搭載するカムリはJC08モードで33.4km/L、最高出力は211ps(155kW)と燃費パワーともに大幅に向上しており、新型クラウンにおいても飛躍的な性能の向上が期待されています。

また、ガソリン車モデルにおいては2L直4ターボ+8速ATモデルで統一されるという予測がなされています。V6エンジンの廃止は日本においては衝撃的ですが、各国では同サイズのセダンではそのほとんどが直4ターボモデルの設定となっており、スマートサイジングの潮流に合わせ、新型クラウンも小排気量ターボエンジンでの投入が引き続きなされるという見方が有力です。

次ページ 日本の高級サルーンとしての風格を持つ新型クラウン

新車情報カテゴリの最新記事