2017年現行フェラーリと歴代フェラーリ車種45種類まとめ【跳ね馬の系譜】

伝説はここから始まった　創世記に発売されていた車種

今では、乗っているだけで憧れのフェラーリですが、創業時代から、輝かしい時代が続いていたわけではありません。今回は1950年代頃に生まれたフラグシップ車をご紹介します。

800px-Ferrari_125_S wikipedia フェラーリ・125Sは、フェラーリとして最初に生産されたスポーツカーです。当時3台が作成されましたが、現存していないとのこと。現在はレプリカが博物館に展示されています。

1024px-Ferrari_166MM_Barchetta wikipedia 1948年に発売された、排気量を1,995ccに拡大したモデルです。この車の活躍で、フェラーリを一躍有名にしました。

フェラーリ・159Sを改良し、排気量を増やしたモデルです。1949年のル・マン優勝をはじめ、レースで活躍しました。

初めて一般車として販売されたのもこの車種で、さまざまなバリエーションで発売されました。過去に同車種の「166 MM」のバルケッタがオークションに登場し、1億7千万で落札され話題になったことがありました。

車種
フェラーリ・166インター
フェラーリ・166MM

1952-ferrari wikipedia

フェラーリが1951年に生産した自動車です。2011年にアメリカのミシガン州でこの車が偶然発見され、約1170万円で売却されたというエピソードがあります。

フェラーリ225Sは、1952年に多くのレースに参加し活躍した車種ですが、メジャーレースでの優勝には縁がありませんでした。

この「フェラーリ225S」は20台ほど作られただけの超貴重な車種。オークションでは、1億円を超える金額で取引されています。

1953年から1964年と長期にかけて生産され、多くの派生車種が販売されるとともに後継者となる275シリーズや330シリーズなどの基礎になりました。

過去には「スポーツカー・インターナショナル」誌が発表による、トップスポーツカーランキングで総合1位になるなど、今なお伝説は色褪せていません。