【運転免許の基礎知識】原付、自動二輪、小型、中型など運転免許の種類と運転できる車、取得方法を総まとめ!

【運転免許の基礎知識】原付、自動二輪、小型、中型など運転免許の種類と運転できる車、取得方法を総まとめ!
     
   

出典元:https://bestcarweb.jp/news/entame/2022

運転免許制度とは

出典元:https://sukinote.com/2017/05/17/tenkan_untensuruna/

改めて聞かれると、そういえば詳しく知らないかも…という人も意外といるはず。

そもそも運転免許制度とは、自動車・原動機付自動車の運転を許可する制度です。

とはいっても免許にも種類が多く、さらに取得方法取得条件がそれぞれで違ってきます。

そこで、運転免許の種類や取得方法をまとめて紹介します!

運転免許の区分は?

出典元:https://clicccar.com/2016/02/04/352299/

運転免許の区分には、「第一種運転免許」「第二種運転免許」「仮運転免許」の3種類があります。

「仮運転免許」は誰もが知っている言葉ですが、運転免許を取得する途中を意味するもので、条件付きで運転が許可されるものです。

実際の道路で運転の練習をするための免許とも言えますね。

では「第一種運転免許」「第二種運転免許」について詳しく見てみましょう!

第一種運転免許

「第一種運転免許」とは、”日本の国道で自動車や原動機付自転車を運転する”ための免許です。

一般的に”運転免許”と呼ばれるものと思ってもらったらいいです。

第一種運転免許には普通自動車、大型自動車、普通自動二輪車など、9種類あります。

第二種運転免許

一方で「第二種運転免許」とは、”旅客を運送することを目的として運転する”ための免許です。

つまり、仕事として人を乗せるバスやタクシーなどを運転するための免許ということです。

第二種運転免許の種類は少し減って、5種類となっています。

第一種運転免許の種類と運転できる車の種類と条件・取得方法は?

出典元:https://www.webcartop.jp/2016/05/42947

一般的に、普段運転するために使われる「第一種運転免許」について、もっと詳しくチェックしていきましょう。

原付免許の運転できる車の種類と条件・取得方法

一番身近で簡単に取得できる免許でもあるのが「原付免許」です。

原付免許は16歳以上で取得ができ、原動機付自転車のみ運転ができます。

ちなみに原動機付自転車というのは、主にエンジンの総排気量が50cc以下の二輪車を指します。

小型特殊免許の運転できる車の種類と条件・取得方法

「小型特殊免許」ってなかなか聞かないですよね。

どういった車が小型特殊自動車の対象になっているのかというと、主に作業車を指します。

農作業車や除雪車など専用の作業車のうち、最高速度が15km/h以下・および既定のサイズ以下の小さいものを運転するときに必要となる免許です。

この免許では、小型特殊自動車のみが運転できます。

普通/大型二輪免許の運転できる車の種類と条件・取得方法

バイクの免許を取ろう!と思ったら、「普通二輪免許」ですね。

16歳以上で取得でき、普通自動二輪車・小型特殊自動車・原動機付自転車が運転できます。

一方「大型二輪免許」は、普通二輪免許にプラスして大型自動二輪車まで運転できます。

ちなみに普通自動二輪車と大型二輪自動車の違いは、総排気量にあります。

普通自動二輪車は総排気量が50cc~400cc、大型自動二輪車が400cc以上と定められています。

原動機付自転車と大型自動二輪車の間が、普通自動二輪車というわけですね!

普通免許の運転できる車の種類と条件・取得方法

一般的に”免許”というと、この「普通免許」を指します。

普通免許で運転できるのは普通自動車で、いわゆる一般的な自家用車です。

18歳以上で取得でき、普通自動車意外にも小型特殊自動車・原動機付自転車も運転できます。

準中型/中型/大型免許の運転できる車の種類と条件・取得方法

普通自動車よりも大きな車を運転するときに必要となってくるのが、「準中型免許」「中型免許」「大型免許」です。

免許を取得できるのはそれぞれ、準中型免許が18歳以上、中型免許が20歳以上、大型免許が21歳以上です。

また、中型免許と大型免許については、普通自動車免許を取得後2年が経っていないと取得することができません。

大型特殊免許の運転できる車の種類と条件・取得方法

「大型特殊免許」は、先ほど紹介した「小型特殊免許」で運転できる小型特殊自動車よりも大きな大型特殊自動車を運転する際に必要な免許です。

この免許で、小型特殊自動車と原動機付自転車も運転することができます。

フォークリフトやクレーン車など、大きな作業車が大型特殊自動車に当てはまります。

免許は18歳以上が取得できます。

けん引免許の運転できる車の種類と条件・取得方法

「けん引免許」とは、けん引自動車を使って車両総重量が750kgを超える車をけん引するときに必要となってくる免許です。

トレーラーなどを運転するときに必要というわけです。

免許は18歳以上で取得ができます。

AT限定免許とは?

出典元:http://stst5821.wp.xdomain.jp/mycar_q/l_2/

最近免許の主流ともいわれているのが「AT限定免許」です。

私もAT限定免許なのですが、特に女性はほとんどがこちらのようです。

そもそもAT限定免許の”AT”というのは”オートマチックトランスミッション”を指します。

車には”ミッション車”と”オートマ車”とがありますが、そのオートマ車限定で運転できる免許というわけです。

ATでもフェラーリは運転できる?

車が大好きな人であれば、きっと一度は憧れたことがあるであろうスポーツカーの定番ブランド、フェラーリ!

でも、スポーツカーというとミッション車であるというイメージがありませんか?

自分はAT限定免許だからフェラーリには乗れないんだろうなぁ…なんて思っている人も多いはず。

実は、フェラーリだけでなくランボルギーニやマクラーレンなど、スポーツカーでもオートマ車が増えているんです。

というのも、今はいろんな安全性能システムが装備されている車が増えていますよね。

それらの安全性能システムは、オートマ車であるからこそ力を発揮するものだからだということだそうです!

フルビット免許証とは?

出典元:http://car-me.jp/articles/4477

「フルビット免許証」という免許を聞いたことがありますか?

実は私は知らなかったのですが、フルビット免許証というのは一言でいうと”すべての車を運転できる免許”ということになります。

現時点で15種類ある免許を、下位免許から順番に取得していくことでフルビット免許証を持つことができます。

国際運転免許証の取得方法は?

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「国際運転免許証」とは、今持っている免許を海外でも使えるように手続きしたものになります。

日本の場合は、免許を持っていれば申請するだけで取得することができます。

申請先は管轄の免許センターか警察署。

申請書や手数料が必要となりますが、一番重要なのが「渡航証明書類」です。

誰でもいつでも申請できるというわけではなく、実際に海外に行くことが証明できる人のみが申請できるというわけですね。

旅券や航空券が必要となりますのでご注意ください!

日本の免許が有効な国、有効でない国

国際運転免許証が使用できる範囲は、「ジュネーヴ交通条約加盟国」と「ウィーン交通条約加盟国」で判断します。

日本はジュネーヴ交通条約のみに加盟しているため、「ジュネーヴ交通条約加盟国」であれば日本の国際運転免許が有効となります。

ジュネーヴ交通条約加盟国には、アメリカ・イタリア・フランス・インドなどがあります。

数が多いですので、自分が行こうと思っている国が含まれているかどうかは、警視庁の公式ホームページにて確認してみてください。

国外運転免許証が有効な国(ジュネーブ条約加盟国)

なお、警視庁の公式ホームページによると、ジュネーブ条約加盟国でない国に旅行する場合、特例として運転を認めてもらえる制度もあるそうです。

国や旅行期間などで、認められるかどうかが決まってくるそうですので、まずは問い合わせてみるといいかもしれません。

まとめ

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いかがでしたか?

これから免許を取得しようと考えている方も、すでに免許を持っているという方も、意外と知らないこともあったのではないでしょうか。

今後の車生活に役立ててもらえればうれしいです!

 

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