【車のトラブル対処方法】バッテリーが上がってしまった!バッテリー上がりした際のジャンピングなどの対処方法や防止方法は?

【車のトラブル対処方法】バッテリーが上がってしまった!バッテリー上がりした際のジャンピングなどの対処方法や防止方法は?
     
   

出典元:http://brownmotorworks.com/

車を運転するのであれば誰もが知っておかなければいけないのが、バッテリー上がりについてとその対処ではないでしょうか

教習所に通ってもあまり教えてもらえないことがいくつかあります。

ガソリンの入れ方や今回のバッテリー上がりも教えてもらえないことだと一つだと思います。

運転技術だけでなく、車のメカニック的な知識もある程度付けておかないと危険ですし、他人に迷惑をかける恐れがあります。

教習所によっては細かく教えてもらえるところもあるようですが、例外無く教えるべきだと筆者は思っています。

頻繁に起こることではないですが、この機会にバッテリーについての知識を身に付けておきましょう。

バッテリー上がりの原因は?

出典元:https://www.amon.co.jp/diy/index.php?mode=contents&diy_id=19

バッテリー上がりの主な原因は、ライト、室内灯の消し忘れ、エアコンの使いすぎなどです。

車が走行している間はバッテリーの充電が行われますが、エンジンを切っているのにライトを付けっ放しにしておくと、その間ずっとバッテリーを消費することになります。非常に勿体無いです。

簡単なことではありますが、小さな積み重ねがバッテリー上がりを起こす大きな割合を占めています。免許を取り立ての方は忘れがちなので特に気を付けておきましょう。

上がりやすい運転

バッテリー上がりを起こし易い運転があります。それは、車を使った短距離の移動です。

バッテリーを最も消費するのがエンジンをかけるという動作です。運転している間はバッテリーを充電していますが、少しの距離しか乗らないのであればとても勿体無いです。

短距離の移動であれば車の使用を控えたり、たまには遠出するのが良いでしょう。短距離の移動を避けることで車も使用者も健康でいられますよ。

バッテリー自体の劣化

バッテリー上がりの原因は、バッテリー自体の劣化も考えられます

短距離の移動ではなくても、車の使用頻度が多く、電気を沢山使用しているとバッテリーが劣化するのは早くなります。

携帯電話の充電も段々減りが早くなっていくと思います。それと同じ原理です。

バッテリーが劣化すると充電が十分に行われなくなり、バッテリー上がりが起こりやすくなるので、早めの交換を心がけましょう。

オルタネーターなどの電気系統のトラブル

オルタネーターは発電機のことです。オルタネーターが故障すると発電が出来なくなります。

つまりエンジンをかけることが出来なくなります。

バッテリー上がりと勘違いする人も多いですが別物なので、バッテリーを新品に交換してもそのバッテリー容量を使い果たすとエンジンがかからなくなってしまいます。

オルタネーターの調子が悪いと、オーディオやナビの接続も悪くなります。

おかしいと思ったら整備工場で見てもらうことをオススメします

バッテリー上がりの起こりやすい季節とは?

一般的に冬にバッテリー上がりが起きやすいといわれています。その原因は気温にあります。

冬になると気温が落ちるので、バッテリー内の液温も低下します。それによってバッテリーの性能が落ち、上手くエンジンがかからずバッテリー上がりが起き易くなるのです。

また、エアコンによるバッテリーの消費が非常に多くなる夏場も注意する必要があります

バッテリー上がりを起こしてしまった時の対象方法は?

出典元:https://etsu-miso.com/2018/04/05/post-685/

ジャンピング

バッテリー上がりを回復させる方法として、ブースターケーブルを使ったジャンピングが一般的です。

  1. 救援される車に赤ケーブルを繋ぐ
  2. 救援する車に赤ケーブルを繋ぐ
  3. 救援する車に黒ケーブルを繋ぐ
  4. 救援される車に赤ケーブルを繋ぐ
  5. 救援する車のエンジンをかけ、少し回転数を上げる

これらの工程でバッテリーは回復します。

救援車が必要になるので友人に頼んだり、遠出している際は近隣の方に助けてもらいましょう。

救援してもらい車のエンジンがかかっても、バッテリーを充電する必要があるので数十分はエンジンを切らず、そのままにしておきましょう

また、ジャンピングの工程ですが、ケーブルを必ずしもこの順番で繋がなければいけないわけでなありません。指定の位置に繋がっていれば大丈夫です。

ですが、繋ぐ瞬間に電流が飛び散るバチっという音が聞こえます。危険なので正しい順序で行いましょう。

ジャンピングスターター

ジャンピングスターターは自力でバッテリー上がりを解決することができる携帯用バッテリーのことです。

最近だとコンパクトなものも多く、スマホの充電に使用することも出来る便利なジャンピングスターターが販売されています。

いざという時に役立ちますし、ロードサービスに頼るのも時間、お金がかかります。

ジャンピングスターターだとすぐに回復出来るし、安価で抑えられるので非常にオススメです。

JAFや保険のロードサービス

出典元:https://www.sankei.com/life/news/170901/lif1709010001-n1.html

ロードサービスを利用することで、バッテリー上がりをはじめとするトラブル全般を対処してくれます。

ガス欠になったり、キーを閉じ込めてしまった際などでも対応してくれるので非常に便利です。

JAFの場合だと、会員登録をしていれば無料で対応してくれます。

古い車が好きで、山道など頻繁にドライブに行く方は前もって会員になっておけば安心してドライブを楽しむことができますね。

ハイブリッドカーがバッテリー上がりした時は?救急車としてハイブリッドカーは利用可能?

ハイブリッドカーには、補機バッテリーと駆動用バッテリーに2種類のバッテリーが積まれています。

補機バッテリーはガソリン車のバッテリーと同じなので、バッテリー上がりを起こしてしまってもジャンピングなどで回復させることが出来ます。

ですが、逆にハイブリッドカーを救援車として使用することは出来ません

助けを求められても救援できないので注意しておきましょう。

また、補機バッテリーの交換は個人で行うことが出来ても、駆動用バッテリーの交換は出来ません

高電圧で非常に危険なので、ディーラーに頼むのがベストでしょう。

バッテリー上がりの予防方法やバッテリーの交換目安は?

出典元:https://news.infoseek.co.jp/article/sirabee_53602/

バッテリー液量のチェックと補充

バッテリー液は、電気分解や蒸発によって少しずつ減っていきます

バッテリーの側面にアッパーレベルとロワーレベルのラインが引かれているので、その範囲内であれば問題ありません

バッテリー 液は6箇所に分かれているので、均等に補充するようにしましょう。

補充するのは精製水になりますが、バッテリーの中の液体は希硫酸です。補充する際に飛び散る可能性もあるので十分注意しておきましょう。

バッテリーの電圧チェック

エンジンが止まった状態で12.5V〜13.0V、走行中だと13.5V〜14.0Vが正常値といわれています。

バッテリーの確認を行なわなかったために渋滞を起こし、後続車に迷惑をかけてしまう可能性もあります。

劣化したのが分かれば早めに交換し、バッテリー上がりを未然に防ぎましょう。

バッテリーの交換目安

バッテリー交換の目安は2〜3年といわれています。

しかし、今回の記事で述べたように、運転や環境の違いでバッテリーの劣化に差が出ます。

エンジンがかかりにくくなったり、ライトが暗くなったり、オーディオ、ナビの不調などの前兆が起こり始めると、交換のサインだと思っておきましょう。

まとめ

出典元:https://www.jalan.net/news/article/178633/

今回は車のバッテリーについて詳しく紹介させて頂きました。

教習所でもバッテリーに関してはあまり教えてくれません。

ですが、バッテリーに関する知識は車を運転するにあたって必要不可欠です。

バッテリー上がりは頻繁に起こることではないですが、いざという時のために、バッテリー上がりを起こしている人を助けられるように知識を付けておきましょう。

知識を付けることで、今後の運転に対する意識も変わってくることでしょう。

バッテリー上がりに対して気を付けながらドライブをするということは、車の維持コストを抑えることにも繋がっています。

この機会に車、ドライブに関する考えも見直してみましょう。

 

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