「ホンダ・アヴァンシアの名前が中国市場で大型高級SUVとして復活していた!兄弟車のUR-Vなど国内未導入モデルが熱い!」

「ホンダ・アヴァンシアの名前が中国市場で大型高級SUVとして復活していた!兄弟車のUR-Vなど国内未導入モデルが熱い!」
     
   

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中国市場に導入されているホンダ・アヴァンシアとは?

中国専売アヴァンシアのイメージ

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ここ数年、車の市場ではSUVが人気を高めています。SUVと聞くとまず頭に浮かぶのが北米かもしれませんが、最近では日本でもSUV人気が再熱しております。今回紹介するアヴァンシアが販売されている中国も同様です。

ホンダ限定でSUVをみてみると、どうしても取り込みたいのが中国市場です。なぜ日本市場ではないのかというと、2016年にCR-Xが生産終了しており再販するには競合との差別化を図られなければならないからです。

人気と需要を兼ね揃えた中国は、ホンダが日本でSUVを再販するためにも絶好のターゲットでした。中国でホンダのSUVが5モデル発売されていることからも、SUVの人気が高いことがわかります。

そこで今回は日本では買うことのできない、中国専売車のホンダ・アヴァンシアからピックアップしてみましょう。

広汽ホンダから販売されるフラッグシップSUV

広汽ホンダは、ホンダと広汽集団が共同経営を中国で展開するために設立された会社で、中国で製造と販売を担います。そんな広汽ホンダからアヴァンシアが初披露されたのは、上海モーターショー15の「Concept D」でした。

その後の広州モーターショー16で「Concept D」の市販版として「アヴァンシア(中国名称:冠道)」が発売されはじめ、フラッグシップSUVとして大々的に拡販されています。

アヴァンシアの中国での販売価格は、日本円にして約450万円(26万9800元)とフラッグシップSUVとしては手を出しやすい設定で、ターゲット年齢層を意識していることがよくわかります。

日本でもトヨタ・ヴェルファイアの販売台数が好調なことからわかるように、最近の車市場ではアヴァンシアのような重厚なフェイスフォルムが人気です。アヴァンシアの広々とした車内には、革張りのシートで覆われ高級感があり上品な空間を演出しています。

広汽ホンダのフラッグシップSUVである高級感のある内装と、手に入れやすい価格設定でアヴァンシアの人気が更に高まることが予測されます。

1.5リッターターボにCVTを組合せた240T、2リッターターボに9速ATを組合せた370T

アヴァンシアは1.5リッターターボエンジン+CVTの240Tと、2リッターターボエンジン+9速ATwoの370Tの2種類のエンジンラインナップから選択できます。

1.5リッターターボエンジン+CVTの240Tは、街乗りでの快適性を高めることができる組み合わせです。ホンダの1.5リッターターボエンジンの特徴はハイパワーであるのに低燃費であり、坂道でのパワー不足を感じさせない走りを実現します。

また、ホンダのCVTは使用される金属ベルトもホンダの理想にあわせるために自社で製作してしまうほどで、職人の魂がこもった1品です。車の機種にあわせて、快適だけれども軽すぎずに乗り応えのある走りを提供します。

2.0リッターターボエンジン+9速ATwoの370Tは、本格的な走りを求めるユーザーに応える組み合わせになり、そのパワーは272ps(馬力)で6500rpmの回転数です。このハイパワーにホンダ独自の9速ATwoが組み合わさることで、燃費の向上がうかがえます。

上級グレードにはホンダセンシング搭載

アヴァンシアの上級グレードにはホンダセンシングが搭載されます。ホンダセンシングとは、「ミリ波レーダー」「単眼カメラ」を駆使して急発進やブレーキアシストなどの安全運転支援システムです。

高い走行性能と安全運転支援システムは、アヴァンシアの購入動機として十分な内容になります。今後のSUV市場でのアヴァンシアの存在感は、ますます大きなものとなることでしょう。

かつて国内で販売されたホンダ・アヴァンシアとは?

出典元:https://twitter.com/honda_history/status/973159621920567298?lang=bg 

以前、日本国内でも販売されていたホンダ・アヴァンシアを振り返ってみましょう。パッと見てステーションワゴンだと思うかもしれませんが、アヴァンシアはシューティングブレイクと呼ばれるボディ形状になります。

シューティングブレイクは、ワゴンタイプでありながらスポーティなロースタンスを取る車の呼称であり、現在だとホンダ・シビックやフェラーリ・FF、ポルシェ・パナメーラなどが挙げられます。

1999年から国内で販売を開始しましたが、2003年で生産中止となったため車業界の中ではかなり短命な部類になります。フルモデルチェンジを期待していた方も多かったのではないでしょうか。

4年間しか販売されなかった理由はやはり売れ行きが良くなかったためですが、その背景にはミニバンブームがあったようです。

ミニバンとサイズがほとんど変わらないにも関わらず、5人乗りだったため利便性を比較した時にどうしても劣ってしまいます。海外タレントをCMに起用したものの飛躍することはなく、惜しくも姿を消すこととなりました。

北米アコードをベースに開発されたワゴンモデル“4ドアクラブデッキ”

アヴァンシアは当時北米で販売されていたアコードがベースとなり誕生しました。ですが、その姿は日本で販売されていたアコードエアロデッキにとても似ています。アコードエアロデッキも同じく、シューティングブレイクのボディ形状でした。

アヴァンシアは4ドアクラブデッキと呼ばれていました。居住空間が広く、リクライニング付きのゆったりとした後部座席を構えていたのもあり、そのように呼称されるようになったのでしょう。

足回りを専用チューニングしたヌーベルバーグも設定

苦戦を強いられていたアヴァンシアの巻き返しを図るために2001年に登場したのが、足回りを専用チューニングしてスポーティさを強調した「アヴァンシア・ヌーベルバーグ」です。専用サスで15mm車高を下げ、16インチのアルミをはかせています。

ウォークスルーやインパネシフトなどの豪華な内装や前方センサー付きクルーズコントロールが標準装備され、ハイクラスなステーションワゴンとして勝負をかけました。

しかし、画期的であったアヴァンシア・ヌーベルバーグですがミニバンブームとバッティングしており、ウォークスルーやインパネシフトを要望するユーザーは低床低重心のオデッセイへと流れてしまいます。

アヴァンシア・ヌーベルバーグの仕様とコンセプトは決して悪いものではありませんでしたが、当時の流れには逆らえず日本から姿を消すことになりました。

ホンダ・アヴァンシアのボディサイズはどれぐらい?他のSUVと比較すると?

ホンダ・アヴァンシアのイメージ

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ホンダ・アヴァンシアが広いといっても、他社の機種と比較するとどの程度違うものなのか気になるところです。ちなみにアヴァンシアのボディサイズは、全長4810mm × 全幅1942mm × 全高1669mmです。他社機種との比較をしてみたいと思います。

レクサス・RX300

レクサス・RX300は、直列4気筒2Lインタークーラー付ターボエンジンとエンジンの出力サイズはアヴァンシアと同等になります。そしてRX300のボディサイズは、全長4800mm × 全幅1895mm × 全高1710mmです。

メルセデスベンツ・GLC200クーペ

メルセデスベンツ・GCLクーペも、DOHC 直列4気筒2Lターボチャージャー付エンジンと出力サイズはアヴァンシアに近いです。そしてGCL300のボディサイズは、全長4735mm × 全幅1890mm × 全高1605mmになります。

BMW・X4 xドライブ30i(新型)

BMW・X4×ドライブ30i(新型)は、DOHC 直列4気筒2L16バルブターボエンジンで、ボディサイズは全長4752mm × 全幅1918mm × 全高1621mmになります。

これら3社の機種を出力サイズとボディサイズで比較しても、アヴァンシアがホンダのフラッグシップモデルとして上位メーカーを競合としていることがわかります。それだけアヴァンシアはホンダの自信を持った力作といえるのでしょう。

ボディサイズ比較

車種 全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm)
ホンダ・アヴァンシア 4,810 1,942 1,669
レクサス・RX300 4,800 1,895 1,710
メルセデスベンツ・GLC200クーペ 4,735 1,890 1,605
BMW・X4 xドライブ30i(新型) 4,752 1,918 1,621

ホンダ・アヴァンシアの兄弟車UR-Vとは?

出典元:http://www.dongfeng-honda-ur-v.com/

ホンダ・アヴァンシアの兄弟車として、東風ホンダのフラッグシップSUVに「UR-V」があります。アヴァンシアとUR-Vの違いは細かなデザインのみで、外見だけでは一瞬どちらかわからないほどです。

東風ホンダから販売される兄弟モデル

東風ホンダも広汽ホンダと同じように、ホンダと中国で共同経営をする企業です。東風ホンダから広汽ホンダの兄弟車が次々と販売されていて、UR-Vの他にもXR-Vやグレイズ、エリシオンなどが該当します。

ホンダ・アヴァンシア以外の中国専売車は?

ホンダ・エリシオンのイメージ

出典元:https://twitter.com/kkenichi0909/status/819144013668237312 

最後に、日本でも販売して欲しいくらいですが、中国専売のホンダの3機種を紹介します。魅力的な機種がそろいますが、関税や右ハンドルへの改造などの問題があるため、日本での販売はほぼ無いといっても良いでしょう。

ホンダ・スピリア

ホンダ・スピリアは東風ホンダが販売するスポーツハイブリッドモデルで、初代はアコードのフォルムをベースにしていました。

その後マイナーチェンジを重ね、現行ではスピリア専用のフォルムでアコードのハイブリッドパワートレーンを継承しています。

ホンダ・エリシオン

2013年に日本での販売が終了したエリシオンが、今や中国専売車として活躍しています。本大見出し下の画像が中国専売のエリシオンで、オデッセイがベーストなりボディサイズを上げていてハイスペックミニバンとして販売されています。

アキュラ・CDX

ベースとなる機種は「ヴェゼル」であるアキュラ・CDXですが、公表されている燃費は20km/Lと2Lエンジンの中で最高ランクになります。MDXやRDXの下のバリエーションとなり、レギュラーSUVとして販売される中国専売車です。

まとめ

出典元:https://www.youtube.com/watch?v=aIU6Wg-j5QU

日本を支えるホンダの車が海外で活躍しているなんて…なんだか嬉しくなりますね。かつて日本で販売されていたアヴァンシアのユーザーだった方は尚更、その気持ちが増すことでしょう

日本でもその名前が使われていたからこそ人事には思えないアヴァンシア。いつか日本で復活を遂げる日が来るといいですね。

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