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スバル・インプレッサWRX STIの進化の歴史を振り返る!各世代のスペックや装備の違いなど、初代GC8からインプレッサとして最後のモデルとなるGRB/GVBまで徹底比較!【前編】

スバル・インプレッサWRX STIの進化の歴史を振り返る!各世代のスペックや装備の違いなど、初代GC8からインプレッサとして最後のモデルとなるGRB/GVBまで徹底比較!【前編】
     
   

出典元: https://www.goo-net.com/catalog/SUBARU/IMPREZA/

スバル・インプレッサWRX STi第1世代(GC8/GF8)

出典元: https://www.goo-net.com/catalog/SUBARU/IMPREZA/

1989年、スバルから1台の車が誕生しました。レガシィです。レガシィはその後、大ベストセラーとなり、これにより、それまでのスバルのイメージが一転したのです。

1992年スバル・インプレッサは、その波にのるかのごとく、大衆車であるレオーネの後継車種として誕生しました。

その後、WRC(世界ラリー選手権)への参戦とともにSTI (当時はSTiと「I」のみ小文字の表記だった)のコンプリート車、WRX STiが登場します。STiとはスバルテクニカルインターナショナル(株)を指し、スバル社直下のマシン・チューニングのプロフェッショナルな会社です。

今回はそのスバル・インプレッサWRXシリーズの中でも、STiバージョンのみにスポットを当てて解説していきたいと思います。

初代モデルから第3世代まで、計3回に渡っての解説です。各記事の最後には紹介した全グレードの性能一覧表を作成しましたので合わせて参考にして下さい。

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インプレッサ/インプレッサスポーツワゴンWRX STiバージョン発売

出典元: https://www.goo-net.com/catalog/SUBARU/IMPREZA/

1994年1月、STI(スバルテクニカインターナショナル)社のコンセプトを多大に取り入れたWRX STiが発売されました。

エンジンはハンドメイドによる組み立てということもあり、月50台という生産量だったためかなり希少なモデルとしての発売です。

また、当時は改造車扱いとされたため、新車購入時には陸運局で許可を受ける必要がありました。スバルには今でも新車の時点で改造車というグレード車種が存在しますが、その辺りは、このWRX STiの名残といっても良いかもしれません。

セダンにWRXタイプRA STiバージョン追加

1994年11月WRX タイプRA STiバージョンが発売されます。

RAとは「Record Attempt」という意味で「記録への挑戦」という意味が込められての命名です。既存のWRX STiをさらにサーキット・競技用仕様にカスタマイズして発売されたモデルとなっています。

この頃になると、インプレッサはスバルにおけるスポーツモデルの定番になりはじめていた時期。このRAの発売により、マニアックな固定ユーザーをさらに定着させた形となりました。

カタログモデルとして発売されたWRX STiバージョンII

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1995年8月になると期間限定モデルとしてWRX STiバージョンIIが登場します。

今までの改造車扱いであったWRX STiと違い、正規のカタログモデルとしての発売です。同時に競技用ベースのRA STiが、タイプRA STiバージョンⅡとしてバージョンアップします。

エンジン性能を向上させるためにさまざまな工夫が施されました。たとえばシリンダーヘッドに熱処理を加えてDOHCのバルブ駆動に直動式(ダイレクト式)を採用した他、ノッキング防止による燃費向上が見込める中空バルブなどが採用されています。

限定モデルのWRX STiバージョンII555とVリミテッド発売

スタンダードモデルとなる前述のSTiバージョンⅡと同じタイミングで、WRX STiバージョンⅡ555も限定発売されます。

WRCに参戦している「インプレッサ555」のレプリカで、同じブルーのボディーカラー&外装が再現されました。販売台数はネーミングにちなんで限定555台のみ。STiの技術を各所に投入して再現された車はレース好きにはたまらないモデルとなりました。

この1995年に開催されたWRC (世界ラリー選手権)において、スバルはWRCドライバー・チャンピオンWRCメイクス・チャンピオンの両方の王座を獲得します。

1996年1月、この王座獲得を記念とした限定モデル、WRX RA STiバージョンⅡ V-リミテッドが発売されました。発売台数はやはり同じく555台

マイナーチェンジに伴いWRX STiバージョンIII登場

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1996年9月にマイナーチェンジによりWRX STiバージョンIIIの販売が開始されます。

見た目の部分ではアルミホイールが新デザインとなり一新された形になっています。(色は引き続きゴールドを使用。)その他、全体的にエクステリアの細かい部分の変更が行われました。

クーペボディのWRXタイプR STiバージョン追加、再びVリミテッド発売

1997年1月、クーペスタイルのWRX タイプR STiが登場します。

これは、サーキット競技での走行を大前提としたタイプRAを2ドアにアレンジし、さらにエアコンやオーディオなどの豪華装備を取り付けたモデルとなります。RAとほぼ同性能で、なおかつ車内でも快適にドライブが可能としたモデルです。

この車種は、売れ行きがイマイチだったリトナを廃止し、その座を引き継ぐ役割も荷う格好となりました。

また、同じタイミングでSTiバージョンⅢ Vリミテッドも発売されます。

リアブレーキ強化、トルクアップしたWRX STi バージョンIV

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1997年9月、一部改良が施され、WRX STiバージョンIVが登場。

このあたりの時代、自動車業界では安全性能にも意識が高まり始めた頃で、STiにおいても例外では無く、このモデルでは運転席のエアバッグが標準搭載となっています。助手席のエアバッグもオプションにより装着が可能となり、それに伴い内装デザインも変更され、インパネやダッシュボードはフォレスターと同じものが共用されることになりました。

同時にレーシング走行を対象としたWRX タイプRA STiバージョンと、2ドアクーペのWRX タイプR STiバージョンの両グレードも追加されます。

WRC3連覇を記念してセダン/クーペにバージョンIV Vリミテッド追加

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1997年のWRC においてスバルはマニュファクチャラーズ・チャンピオンシップ優勝を収めます。これは1995年からの3連覇です。

1998年1月、これを記念する形で同年に追加された前述のタイプRA STi バージョンIVタイプR STi バージョンIVにそれぞれ、Vリミテッドが追加されました。

WRC で優勝を飾った実際のマシンと同じカラーになるソニックブルーマイカが採用されています。また、インテリア・エアコンなどに快適装備が充実されたため、サーキット以外の街走りでも快適に走行が可能となりました。

その他、エンブレムやナンバープレートが優勝記念バージョンとしてアレンジされています。

「奇跡のレプリカ」と言われたWRX 22B STiも発売

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1998年3月、同じく優勝を記念し、WRX 22B STiバージョンも発売されます。

これは、当時のSTiの社長(故 久世隆一郎氏)が、ファンへの感謝の気持ちを込めてWRC参戦マシンのレプリカとして製品化されたモデルです。WRカーをそのまま一般公道用にアレンジしており、限定400台のみのところ、あっという間に売り切れました。

販売価格はちょっきり500万円。しかし、原価もほぼ同額とされており、メーカーの利益は全く無かったという、まさにファンのために生産された幻のモデルとなりました。

なお、22Bというネーミングの由来はWRCに参戦時のスポンサーロゴである「555」を16進数に変換した値といわれています。

大型リアウイングと新デザインバンパーのWRX STiバージョンV

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1998年9月、一部改良が施され、WRX STiバージョンVとなりました。

パワーユニットの全般が改良されて各種走行性能が向上されています。前モデルのバージョンⅣに比べ、リアウイングが大型になり、バンパーも新デザインが装着され、見た目にも目立つデザインとして生まれ変わりました。

同時に、WRX タイプRA STiバージョンVWRX タイプR STiバージョンVも追加されています。

ルーフベンチレーター装備のWRX STiバージョンV リミテッド

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1998年11月WRX STiバージョンVにおいて4ドアセダンのタイプRAと2ドアクーペのタイプRの2種類それぞれにリミテッドを追加。

ボディーカラーは今までのVリミテッドと同じく、WRC参戦マシンと同じソニックブルーマイカを採用しています。

同じく参戦用の本物と同じく、ルーフベンチレーターも装備しWRカーのイメージがより強くなった作りとなっています。

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カタログモデル最終となるWRX STiバージョンVI発売

1999年9月、一部改良によりWRX STiバージョンVIを発表。

ベースとなるSTiバージョンと、レーシング仕様のタイプRA、クーペであるタイプRの3種類が発売。カラーは、ピュアホワイト、クールグレー・メタリック、カシミヤイエロー、アークティックシルバー・メタリックの計4色。

RAYSホイールなどを装備したWRX STiバージョンVIリミテッド追加

1999年11月、同バージョンⅥにて、リミテッドを発売。

いままでのバージョンと同様、タイプRAタイプRの2種類が発売されました。ボディーカラーも同じくソニックブルーマイカ1色のみとなっております。

STi コンプリートカーS201 STi バージョンを発売

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2000年4月WRX S201 STi バージョンが発売されます。

STiが全てのノウハウを注ぎ込んだ力作のコンプリートカーで、限定300台を発売。
これを最後に第1世代の生産は終了し、「2代目」であるWRX第2世代に引き継がれて行くこととなります。

スバル・インプレッサ WRX STi バージョン「第1世代」のスペック一覧

以上、スバル・インプレッサWRX STiバージョン第1世代について解説しました。今回紹介したグレードのスペックを一覧表にしてまとめましたので参考にして下さい。

発売年月 グレード 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動 燃費 価格
1994年1月 WRX STiバージョン E-GC8 1994cc 4 5MT フルタイム4WD  10.0km/l  10・15モード燃費 2,778,000円
1994年11月 WRXタイプRA STiバージョン E-GC8 1994cc 4 5MT フルタイム4WD  9.7km/l  10・15モード燃費 2,728,000円
1995年8月 WRXタイプRA STiバージョンII E-GC8 1994cc 4 5MT フルタイム4WD 9.7km/l 10・15モード燃費 2,728,000円
1995年8月 WRX STiバージョンII E-GC8 1994cc 4 5MT フルタイム4WD 10.0km/l 10・15モード燃費 2,748,000円
1995年8月 WRX STiバージョンII 555 E-GC8 1994cc 4 5MT フルタイム4WD 10.0km/l 10・15モード燃費 2,878,000円
1996年1月 WRXタイプRA STiバージョンII Vリミテッド E-GC8 1994cc 4 5MT フルタイム4WD 9.7km/l 10・15モード燃費 2,823,000円
1996年9月 WRXタイプRA STiバージョンIII E-GC8 1994cc 4 5MT フルタイム4WD 9.9km/l 10・15モード燃費 2,785,000円
1996年9月 WRX STiバージョンIII E-GC8 1994cc 4 5MT フルタイム4WD 10.4km/l 10・15モード燃費 2,885,000円
1997年1月 WRXタイプR STiバージョン E-GC8 1994cc 2 5MT フルタイム4WD 10.0km/l 10・15モード燃費 2,985,000円
1997年1月 WRX STiバージョンIII Vリミテッド E-GC8 1994cc 4 5MT フルタイム4WD 10.4km/l 10・15モード燃費 2,935,000円
1997年9月 WRX STiバージョンIV E-GC8 1994cc 4 5MT フルタイム4WD 10.4km/l 10・15モード燃費 2,899,000円
1997年9月 WRXタイプRA STiバージョンIV E-GC8 1994cc 4 5MT フルタイム4WD 9.9km/l 10・15モード燃費 2,799,000円
1997年9月 WRXタイプR STiバージョンIV E-GC8 1994cc 2 5MT フルタイム4WD 9.9km/l 10・15モード燃費 2,999,000円
1998年1月 WRXタイプRA STiバージョンIV Vリミテッド E-GC8 1994cc 4 5MT フルタイム4WD 9.9km/l 10・15モード燃費 2,950,000円
1998年1月 WRXタイプR STiバージョンIV Vリミテッド E-GC8 1994cc 2 5MT フルタイム4WD 9.9km/l 10・15モード燃費 2,999,000円
1998年3月 22B-STiバージョン E-GC8改 2212cc 2 5MT フルタイム4WD  – 5,000,000円
1998年3月 WRX STiバージョンV GF-GC8 1994cc 4 5MT フルタイム4WD 10.2km/l 10・15モード燃費 2,919,000円
1998年3月 WRXタイプRA STiバージョンV GF-GC8 1994cc 4 5MT フルタイム4WD 10.0km/l 10・15モード燃費 2,859,000円
1998年3月 WRXタイプR STiバージョンV GF-GC8 1994cc 2 5MT フルタイム4WD 10.0km/l 10・15モード燃費 3,009,000円
1998年11月 WRXタイプRA STiバージョンV リミテッド GF-GC8 1994cc 4 5MT フルタイム4WD 10.0km/l 10・15モード燃費 2,999,000円
1998年11月 WRXタイプR STiバージョンV リミテッド GF-GC8 1994cc 2 5MT フルタイム4WD 10.0km/l 10・15モード燃費 3,009,000円
1999年9月 WRX STiバージョンVI GF-GC8 1994cc 4 5MT フルタイム4WD 10.2km/l 10・15モード燃費 2,919,000円
1999年9月 WRXタイプRA STiバージョンVI GF-GC8 1994cc 4 5MT フルタイム4WD 10.0km/l 10・15モード燃費 2,859,000円
1999年9月 WRXタイプR STiバージョンVI GF-GC8 1994cc 2 5MT フルタイム4WD 10.0km/l 10・15モード燃費 3,009,000円
1999年11月 WRXタイプRA STiバージョンVI リミテッド GF-GC8 1994cc 4 5MT フルタイム4WD 10.0km/l 10・15モード燃費 2,999,000円
1999年11月 WRXタイプR STiバージョンVI リミテッド GF-GC8 1994cc 2 5MT フルタイム4WD 10.0km/l 10・15モード燃費 3,039,000円
2000年4月 S201 STiバージョン GF-GC8 1994cc 4 5MT フルタイム4WD  –  – 3,900,000円

次回は第2世代について解説します。

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