都内などに住んでいると車を持っているだけでかなりの費用がかかってしまいます。そんな悩みが多い中、最近急激に増えてきたのがカーシェアリングのサービスです。
カーシェアリングは初期費用がかからず、税金や駐車場料金の心配もしなくていいため、毎日は車を利用しないけれど、たまに利用したいという人には最適なサービスです。
便利なカーシェアリングですが、特にペーパードライバーの人や運転があまり得意でない人には予約の段階から注意した方がいいことがあります。注意点を4つ紹介します。
注意点その1：予約時には近さだけではなく駐車場の広さも確認！
カーシェアリングの魅力の一つが、ステーション（車の置いてある場所・出発地点）の豊富さです。大手カーシェアリングのステーションは毎月続々と増えていっています。
会員登録をしなくても、インターネットやスマートフォンから出発したい地点のキーワードを入力するだけで調べられるので一度自分の家の周りのステーション検索だけでも試してみてはいかがでしょう？ きっと歩いていける範囲に複数のステーションが見つかるはずです。
ただし、ここで注意したいのが、駐車スペースの広さや場所です。
予約したい日時に、出発予定地点近くで空いている車が見つかったとしても、予約をする前に駐車スペースの広さや場所を、一旦地図などで見てみるほうがいいでしょう。
場所によっては駐車スペースがすごく狭かったり、幹線道路から直にバックで駐車する必要があったりするので、運転にそれほど慣れていないなら、広い駐車スペースがあり、余裕を持って発進や駐車をできるところを選ぶのがおススメです。
注意点その2：予約時にはガソリン量もチェックしよう！
カーシェアリングの予約時にもう一つチェックしておきたい点は、ガソリンの残量です。タイムズカープラスでは予約時に車のガソリンの残量が「○」や「△」などで表示されています。
基本的にはカーシェアリングではガソリンが1/2になったら給油をすることになっているので、旅行先でガソリンスタンドの数が少ないような場所に行く際にはガソリンの残量に気を付けましょう。
また給油や洗車は専用のカードを使うと無料で行えますし、給油をした場合は15分分の割引などが適用される場合もあるので、しっかりとその仕組みも調べておくとお得に利用できます。
注意点その3：車を借りるときには傷がないかの点検を忘れずに！
車利用を開始するときには、しっかりと車の周りなどに傷などがないかを確認する必要もあります。エンジンをかけたらすぐに出発したくなる気持ちはわかりますが、もし傷などが後で発見されてしまうと、傷をつけた利用者が誰なのかを特定することができず、最悪の場合は会員資格取り消しや車両の修理実費請求をされてしまう可能性もあるので、十分な注意が必要です。
傷などや車内で禁止されている事項（喫煙など）の痕跡を見つけたら、面倒でもすぐにサービスセンターなどに電話で伝えましょう。後から質問の電話がかかってきたりする方が面倒なので、急いでいてもしっかりと！
また、万が一交通事故を起こしてしまった場合もその場で相手側との交渉などはせず、すぐにサービスセンターなどに連絡し、事故処理をする必要があります。
注意点その4：車種によって違うアクセルとブレーキ
車がすごく好きだったり、たくさんの車を運転したことがない場合は、始めに安全な場所でアクセルとブレーキのふみ心地などを確認しておくことも重要です。
カーシェアリングを利用する人の場合、たいていはそんなに多くの車種を乗り比べたことはないでしょう。同じメーカーの車でも車種によってかなり感触が違うこともあるので、確認は必須。
カーシェアリングでは、毎回違う種類の車を選べたりすることも魅力の一つですが、車に慣れていないなら、一度運転しやすいと思った車があれば、その車種を次も利用したほうが事故などにつながりにくいかもしれません。
まとめ
カーシェアリングは都内近郊に住んでいて、普段はあまり車に乗らずたまに車を使いたい人にとっては本当に便利なサービスです。
スマートフォンなどからすぐに予約ができるので、休みの日にフラッと遊びに行きたくなったりしたときにも使えます。
ただし、今回紹介した以外にも、会員以外は運転できないという点や、会員以外が運転する可能性がある場合の注意点などもあります。
また、お得に使うためにポイントサービスなどもしっかりと理解しておいた方がいいでしょう。
カーシェアリングの各社の比較は「東京の市役所も導入！都会に住むならカーシェアリングが最強な理由と5つのサービスを徹底比較」の記事でも紹介しているので、ぜひ自分に合ったサービスを見つけて利用してみてはいかがでしょうか？
