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あらあら!?車の動きがギクシャク、DIYで燃料ポンプの交換

あらあら!?車の動きがギクシャク、DIYで燃料ポンプの交換
     
   

知人から、車がカーブや加速時に「ギクシャク」・「エンジンストール」が起きてしまい、スムーズに走行できないと相談がありました。

その車は、少しエンジンを止めて再始動するとエンジンはかかるとの事です。今回は、DIYで原因究明から燃料ポンプ交換までを解説!

修理する車の情報等

筆者撮影画像

平成16年 ワゴンR 走行距離14,3000㎞

ユーザーの好みでエクステリアを5年前に白から赤に全塗装した車両です。

原因究明作業

さて、エンジンがスムーズに回らず、ギクシャクする状況を自ら体験してみることから始めます。

  • エンジンをかけて、アクセルを吹かすと確かに、エンジン回転がスムーズに上がらず、最終的にアイドリングが下がり、エンストしそうになります。
  • いったんエンジンを止め、10分くらいしてからエンジンをかけると、エンジンは普通に始動します。
  • カーブを描くように走行したり、直線で走行したりする試験をしていくうちに、エンジンが、「ギクシャク」した動きになってしまいます。

メーターインジケーター内にチェックランプ等がついていない状況からすると、コンピューターなど制御するものの問題ではない可能性が高いと判断しました。

ここで、エンジンが始動する条件として

  • 適切な空気
  • 適切な火花
  • 適切な燃料

という3要件に立ち返り検査していきます。

  • エアクリーナーは、汚れもなくきれいな状態。
  • プラグの火花は、一本づつ検査をしたら特に問題ない状態

ギクシャクした動き、エンジンを止めてしばらくするとかかる、コンピューター等の異常でないなどの症状から、推理としては燃料ポンプの不調かフィルターの不調という結論を導き出しました。

修理部品の注文など

引用:筆者撮影画像

まずは、不調症状の出ている部分のパーツの注文をしないとならないので、部品屋さんに発注をしたところ届いた商品が上の画像です。

1A-31-13-350という部品番号は、マツダの部品番号なのですが、マツダがOEMを受けているAZワゴンとワゴンRは、部品が共用なので、すぐに手配できたマツダのほうから納品されたようです(笑)。価格は、17,500円。

色々調べていくと、燃料ポンプASSYだと50,000円近くするので、中身を交換するパーツのみにしました。

燃料ポンプ交換作業

引用:筆者撮影画像

まずは、後ろを上げるためにジャッキアップして、安全のため確実にウマをかけます。またジャッキアップしたままだと、危険なだけでなくタンクを下ろすのに邪魔になり作業ができません。

できればリフトがあれば一番良いかもしれません。

燃料タンクを外す作業

引用:筆者撮影画像

そしてワゴンRのタンクは、14㎜のボルト(赤〇)で止まっている部分が4か所あります。これがさびていて回らなかったり、ボルトが折れてしまう可能性が多いので、慎重に緩めておきます(完全には外さない)。

ここでこの車がもともとは、白であった痕跡がいくつも判明しました。シャーシブラックは塗られていたのですが、ところどころに白い塗装が見え隠れしています(笑)。

引用:筆者撮影画像

燃料ホース(黄&赤〇)の3本のホースのうち、2本はコネクター止めなので、壊さないように慎重に外します。このときタンクがボディに付いている状態でないと、ホース類を外しづらいために先程の4か所は緩めるだけにしておきます。

引用:筆者撮影画像

燃料給油口のホースと戻りホースを外してしまいます。

引用:筆者撮影画像

燃料ポンプ交換作業

ホース類が外し終わったら、タンクを下ろして、燃料ポンプについている配線コネクターを抜けばタンクは外すことができます。

引用:筆者撮影画像

燃料ポンプを取り出したら、パーツを購入した時に一緒に頂いた分解図をもとに、ポンプを取り出していきます。

プチ情報:壊さないためにも、パーツ図面などを一緒にもらうことが大切です。

引用:筆者撮影画像

車についていたポンプとフィルターです。フィルター部分が異常に茶色くなっているのがわかります。外すときは、3か所の爪で引っかかっているだけなので、マイナスドライバーで簡単に分解できました。

走行143,000㎞とのことで、距離や経年劣化などで汚れてしまったのかもしれないと判断しました。ランク内は錆などなく綺麗な状態でした。

引用:筆者撮影画像

交換後の試験走行

新品の燃料ポンプとフィルターを取り付けました。画像を比較してもらうと違いが一目瞭然ですね。

新品のパーツを組み込んで、外した手順と逆の手順で組付けたら完了です。

走行試験を行います。

  • エンジンをかけ、アクセルを踏み込んでみて、「ギクシャク」しない!
  • 周囲を走ってみて、スムーズにエンジンが回るようになりました!
  • しばらくして再度上記の走行試験をしても問題なくスムーズであったので、修理は成功したと判断しました。

まとめ

エンジンがギクシャクする不具合修理をまとめると

・エンジンが正常に稼働する空気、火花、燃料の3点の異常を確認。

・パーツを注文する際には、パーツ図面をもらうと便利

・タンクを外す前に配管ホースなどを先に外しましょう。

今回は、エンジンのギクシャクするという不具合の修理をしました。結果燃料タンクの中にある燃料ポンプ&フィルターの不具合によるものでした。ワゴンRの場合は、1時間半くらいの作業時間です。

皆さんの整備のご参考にしていただければと思います。

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