今日から12月だね!
ついに今年最後の月になっちゃったけど、みんなも忙しくしてるのかな?
まるはお散歩の時間も歩数もめっきり増えて、快適な季節を過ごしてるよ~。
紅葉もちょうど真っ盛りだし、ほんと目にもいいよね~!
さてさて、11月に3回にわけてお届けした九州旅行のレポート、楽しんでくれたかな?
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阿蘇観光にファンとの集い! 柴犬まるが紹介する九州ぶらり旅(中編)
バルーンに感動、旧友に再会…柴犬まるが紹介する九州ぶらり旅(後編)
まだ読んでない人は、ぜひぜひチェックしてね。
それで今回はね、その旅の途中で立ち寄った、ある大事な2人を紹介するよ!
熊本県熊本市にある竜之介動物病院に行ってきたよ
まず紹介するのは、ここ!熊本県の竜之介動物病院だよ。
ここの病院はニュースや新聞でも取り上げられているから、みんなももう知ってるかもしれないね。
東日本大震災では避難所にペットを受け入れてもらえなくて、泣く泣くペットを置いて避難所へ入った人たちが多かったって聞くよね。
そんな3.11の悲惨な教訓から立ち上がったのが、この病院の徳田竜之介院長なんだ。
来るべき巨大地震に備えて、病院の床面積を3倍に拡大したり、1週間分のペットフードと水を備蓄したりして、地震への準備をしていたんだって!
準備というと語弊があるかもしれないけど、なかなかできることじゃないよね。
普通の一般家庭ですら、地震の備えをしているところがまだまだ多くないって何かの番組で言ってたし……。
竜之介先生も、東京なんて大地震があったらどうするんだろうって、本当に心配していたよ。
まるだってそのときが来たら、パパやママと一緒にいれるのかなってすごく怖いよ。
うちには避難用のリュックがあるみたいだけど、それでも雨水をしのげるところに避難できるかわからないよね。
そこでこの病院は、震災でけがをしたり、避難所に連れていけないペットを預かったり、ペット同伴OKの避難所としても開放していたんだって!
その数も200人は軽く超えていたというから、ほんとすごいよね。
photo by 【君(ペット)がいるから】徳田竜之介<1>避難は動物と一緒でこそ – 西日本新聞
実際にここにいた人は、わんこもそろって一緒に手足をのばして眠れたと聞くから、雨風もしのげたし、本当に安心しただろうね。
まるはこう思うの。
もしこういう避難所としての場所を提供してくれるんだったら、それがたとえ数時間だったとしても、たとえ有料だったとしても、ありがたやありがたやって心から感謝するよ。
だから、せっかく同行避難させてもらえる環境があるとしたら、いつでも共同生活ができるようにしておかなくっちゃね!
具体的には、
・わんこを他人や他のわんこに慣れさせること
・狂犬病やワクチン接種はもちろん、健康管理に気をつけること
・災害時のための迷子対策
・避難所へのルートの確認なども忘れずにしておくこと
などだよ~。
迷子対策では、迷子札ももちろんだけど、実はまる、マイクロチップを入れてるんだよ!
生後半年ぐらいでもう入れてもらったんだっけなあ。
なかなか普及はしていないみたいだけど、もしも対策の一つとして、是非検討してみてね~!
ところで竜之介先生に、まるも軽く診察してもらったんだ~。
「肋骨がなかなか触れないね」ってつっこまれちゃった! てへっ!
でも先生、まるはね、けっこう毛太りなんだよ~! うふふ~。
あと、歯石取りはしたほうがいいって言われたんだよね。
歯石に関しては、ママもよく気にしてて迷ってたから、いい後押しになったのかも。実はまる、こないだ病院で歯石取りしてきたんだ!
わんこの歯石取りは、全身麻酔でやるんだよ~。
あ、病院やそのわんこによっては、無麻酔とか軽い鎮静剤でやるところもあるから、それは先生とよ~く話し合ってね!
わんこの実に8割以上が歯肉炎、歯周炎、歯石を持っているとか……。
まるにももれなく歯石はけっこうあって、ママが歯磨きもしてくれてるんだけど、なかなかそれだけではケアできないんだよね。
ほっておくと歯周病が進行しちゃって、そうなると口臭がひどくなったり、まともにご飯が食べれなくなったり、顔が腫れたり、潜在的に全身性疾患に関わってきちゃう怖い病気なんだよ。
だって、人間だってそうでしょう?
人間もわんこや動物もみんな食べて生きていくんだし、おいしく食べるためにも、いろんな病気にならないためにも、ちゃんとケアしておかなきゃいけないんだって!
で、まるもがんばってやってきたの!
麻酔あけはけだるい感じがあったけど、一晩ぐっすりこんこん寝たら、もとのように元気になったよ!
体力的なこともあるから、まるが7歳ぐらいまでにやっておけばよかったかもなあってママが言ってたよ。
人間のみんなも、早め早めに歯医者に行くんだよ~!
福岡県のJ-Taz’s アニマルシェルターに行ってきたよ
次に紹介するのはここだよ! 福岡県朝倉市にある、J-Taz’s アニマルシェルターというところなんだ。
photo by 11月2日のシェルター|J-Taz’s アニマルシェルターブログ
もともと神奈川県の寒川町にあったシェルターで、3.11で飼い主さんと離れなきゃいけないわんこや、放浪してたわんこを保護してくれてたんだ。
まるたち一家が辻堂に住んでいたころは、家から近かったこともあって、ママとパパはときどきお散歩ボランティアに行ってたとこなんだよ。
でも今はもっと広くてドッグランもある、福岡県朝倉市にお引っ越ししたの!
ずっと気になってて、差入れをときどき送ってたんだけど、せっかく九州に行くんだからってことで、初めて直接訪問することができたんだって。
寒川町のころは、500頭ぐらいいたんだけど、無事に親元に帰れたり、新しい飼い主さんが迎えに来てくれたり、残念ながら虹の橋を渡っちゃったりして、今はなんと50頭ぐらいまでになったんだって!
これってすごいよね。
代表の強い信念と、ボランティアさんのたゆまぬ愛情のおかげだと思う!
行動できる人って、それだけですごいね。
歴史を見ても、偉人と呼ばれる人はいつだってエキセントリックだからね。
教科書に載らなくても、本当に偉大でやさしい人間っているんだよね!
まるやパパは、今日紹介したお二人に比べると足元にも及ばないぐらい何もできないけど、
こうやって、一人でも多くの人にお知らせするのが今できることだと思って、今週は紹介させてもらったの。
あとね、まる、ここでもこう思うの。
殺処分ゼロは本当に実現したいし、するべき道徳観のある日本でいたいんだけど、
本当に望むのは、みんな一頭一頭が家庭犬になることなんだ。
だって、わんこは人間が大好きだし、みんなで群れていたいんだもん。
50年も100年も一緒にいてって言ってるんじゃない、ほんの10数年一緒に時を過ごしてほしいんだ。
まるたち動物も人間を信頼してるから、みんなも動物の癒やしの力を信じてくれていいんだからね。
じゃあ、今回で九州旅行のレポートはお・わ・り!
最後に、阿蘇の雄大な景色をお送りするね。
頑張れ熊本!
負けるな九州!
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