先週に引き続き、西日本出張レポートをお届けしまーす。
今回の目的地である大分県へはフェリーを使って移動する事にしました。
兵庫県の神戸港を19時に出港してから大分港へは翌朝の7時に到着する、およそ12時間の船の旅。
緊張気味なイキクルマンと共に、いざフェリーへ!
ペットにも優しいプラン付きの船旅
今回の航路、神戸〜大分はペットに優しいプランがあります。
ペットと飼い主が同じ部屋に泊まる事ができるプランの他に、関西〜九州を往復1万円で旅する事が出来る超格安プランも。
他にはバイカー向けのツーリストプラン、豪華個室貸切りプラン等、目的や予算に合わせたプランがあります。
Photo By フェリーさんふらわ公式サイト
船内の様子
ペットと泊まれる部屋は清掃が行き届いており、ペットの匂い等全くしない綺麗なお部屋でした。
客室内には、テレビ、エアコン、簡単に食事等も済ませられそうなダイニングテーブルセット、洗面台も完備。
なので、普通のホテルと全く変わらない印象です。客室内から景色も眺める事も出来るので、閉塞感も全く無いのが嬉しいかったな。
お風呂は部屋についていないけど、展望大浴場が備わっていて温かいお湯に使っていると船の上である事を忘れてしまう気持ちよさ。
ビュッフェスタイルのレストランやゲームセンターも完備されているので暇をもてあそぶ事もないと思います。
今回、さんふらわあ号から船長帽をお借りしたまるの様子をさんふらわあ号の公式フェイスブックページで紹介してもらえました!
Posted by 株式会社フェリーさんふらわあ on 2015年6月25日
今回は夜間航路だから、景色が楽しめないかな?
って思っていたけど、出港から1時間くらいたった頃に今から明石海峡大橋をくぐるという船内アナウンスが!
早速デッキに上がってみました。
綺麗な夜景をバックに通過する明石海峡大橋。
こんな風に橋を通過するのは新鮮だったので大興奮、だったってパパが言ってたよ。
※ペットは客室以外に連れて行くことはできません
ペットの飼い主目線での今回の移動手段
ここからはいち愛犬家として、船という移動手段について考えてみたことを紹介します。
船の揺れはどうか
一番心配していたのは船酔いです。
今回の旅では、船の揺れは乗り物に酔いやすい私(まるちゃんのパパ)も大丈夫でした。揺れはさほど感じる事はありませんが、大きい周波で揺れているとった感覚でした。
ただ、天候次第で揺れも大きくなる事もあるらしいので、酔いやすい人は酔い止めを飲んでいくと良いと思います。
まるも地震等の揺れには敏感ですが、このフェリーの揺れにはすぐに慣れてしまい、大分までの大半は寝て過ごしていました。
船に泊まるという考え方
今回の神戸から大分の航路を、陸路で行った場合を考えてみます。
自動車の場合、移動距離は628km、所要時間は7時間30分、高速とガソリン代含めて23000円程度かかる計算。
一方、フェリーの場合は、12時間かかり、乗船代は大人2名とペット1頭、クルマ1台で43000円と時間もお金多くかかります。
自動車 | 時間 | 7時間30分 | 移動距離 | 628km | 金額 | 23000円程度(高速道路+ガソリン代) |
フェリー | 時間 | 12時間 | 金額 | 43000円 |
しかしながら、既に東京から神戸まで移動した事による疲労をそのままに大分まで600kmを運転するのはとても危険です。
仮に強行して到着したとしても、翌朝は疲労困憊で何もする事ができないであろう。対するフェリーは、先にレポートした通り、お風呂、マッサージ、レストラン、快適なベッド等が備わっており、体力の回復をしつつ目的地に到着する事ができる「移動するホテル」なのです。
この価値に対して
2万円の上乗せは充分に払う価値がある
と思いました。
こんな風にペットと一緒に遠くへ移動する時には
フェリー×車
という移動手段の選択がよいのではないでしょうか。
来週は、大分でのイベントの様子をお知らせいたしますので楽しみにしててください!
(パパしゃべりすぎー)
(執筆・撮影:小野 慎二郎・編集:サムライト)