ホンダの軽自動車の歴史を辿る!ホンダ初の乗用車N360から人気モデルとなったNシリーズまで!

ホンダの軽自動車の歴史を辿る!ホンダ初の乗用車N360から人気モデルとなったNシリーズまで!
     
   

Nシリーズを中心とするホンダの軽自動車は今では国内販売台数第一位を毎年獲得しており、人気、売り上げと共にトップクラスの数値を記録しています。

 

そんな圧倒的な人気を誇るホンダの軽自動車にも様々な歴史があり、時代が経過するごとに開発者の試行錯誤が繰り返されてきています。

 

ホンダ初の乗用車N360から今では人気モデルになったホンダのNシリーズまで、時代の流れを振り返ってみました。

 

ホンダの軽自動車の歴史について知りたい方は是非とも参考にしてみましょう。

 

 

ホンダの軽自動車の歴史【1960~1970年代編】

出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/11/1st_generation_Honda_Life.jpg/1280px-1st_generation_Honda_Life.jpg

ホンダ初の乗用車N360(Nコロ)

今から約50年前に登場したホンダ初の軽自動車はN360です。

 

通称Nコロと呼ばれる相性で多くの方に親し続けたN360は、ホンダの乗用車の原点とも呼べる車です。

この車の開発からホンダの車が次々と発売されるようになりました。

 

N360の後継として登場した初代ライフ

N360の後継車として登場した初代ライフは、当時大ヒットとした一台でしたが、1974年には製造が終了してしまいました。

 

販売からわずか4年足らずで販売終了した短命モデル車とも言えます。

 

N360/ライフをベースにしたスペシャリティカーZ

N360/ライフをベースにして開発されたスペシャルティカーZは、ホンダ初の360cc軽自動車です。

 

独特なリアウィンドウ周りのデザインから、水中メガネと呼ばれる名称で多くの方に親しまれていました。

 

軽トールワゴンの元祖ライフステップバン

軽トールワゴンの元祖ライフステップバンは、発売当初から多くの人々に大人気の軽自動車でした。

 

また、ライフのパワートレインとプラットフォームをモデルにして、トールワゴンスタイルにモデルチェンジさせたことで高い人気を誇っていたと言われています。

 

軽トラックTN360をベースにしたバモスホンダ

仕事やプライベートに関係なく、自由自在に使いこなせる軽自動車として登場したバモス・ホンダは、軽トラックTN360をベースにして開発されました。

 

また、車中泊やアクティブ性能にも充実しており、発売当初ではとても魅力的な軽自動車だったとも言われています。

 

ホンダの軽自動車の歴史【1980~1990年代編】

出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/b4/Honda_Today_001.JPG

トゥデイで乗用モデルに再び参入

1970年ほどから乗用車モデルの販売を撤退していたホンダですが、約10年振りに開発されたトゥディーは原付ではなく、乗用車モデルの車です。

 

車両重量が500kg〜600kgまでという軽量化を強く意識した車になっています。

 

商用バンベースのストリート登場

商用バンベースに開発されたストリートは、仕事やプライベートなどの範囲に関係なく、様々な条件下に対応できる車です。

 

後々の大人気商品ホンダバモスの人気に繋がるきっかけになった車とも言えますね。

 

当時のバンブームには欠かせない一台となっていました。

 

1998年の軽自動車規格変更前にライフの名称復活

ホンダ自動車は軽自動車の新規格変更前にフルモデルチェンジ商品としてライフを復活させました。

 

車としての魅力をさらに高めたライフは、安全性能、環境、走行性能の大幅な向上が実現した一台です。

 

まさに、ライフの名称復活にぴったりな軽自動車になっています。

 

ミッドシップ4WDのSUVとしてホンダ・Z復活

ミッドシップの4WDとして復活したホンダ・Zは、トールワゴンと軽SUVとしてのボディスタイルを同時に合わせ持つ車として発売されました。

 

しかし、軽SUVとしては金額面が高額であり、販売台数の伸びに頭を抱えた一台として有名な車です。

 

最終的な販売台数は約4万台と販売台数に伸び悩んだ車として、販売終了させています。

 

アクティバンとボディを共用するバモス発売

軽商用ワンボックスのアクティバンとボディコンセプトを共有して発売されたバモスは、ホンダの売り上げを支える乗用車モデルの一台です。

 

積荷機能に優れた点が多くの方に好評を呼びましたが、販売不振によりわずか3年という短い期間で販売を終了してしまいました。

 

 

ホンダの軽自動車の歴史【2000~2010年代編】

出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/82/Honda_N-BOX_SLASH_X_%28JF1%29_front.JPG/1280px-Honda_N-BOX_SLASH_X_%28JF1%29_front.JPG

3代目ライフをベースにしたザッツ(That’s)

人々の生活に親しみを持てる車として人気があったザッツは、3代目ライフをベースモデルにして開発されました。

 

20代から30代の若い世代を購入層に設定していたことで、当時の若者の中では流行りの軽自動車だったと言われています。

 

4代目ライフをベースにしたゼスト

4代目ライフをベースモデルにして登場したゼストは、ザッツの後継車とも呼ばれる車です。

 

スポーティ性を強く意識した派生モデルとしても高い人気がありますが、乗り降りのしやすいスイッチムーバーを基本的なコンセプトとして開発されています。

 

Nシリーズ第一弾としてNボックス(N-BOX)誕生

ホンダの大ヒット商品であるNシリーズの第一弾モデルといして誕生したNボックスは、「日本に新たな創造を持つ軽自動車」をコンセプトに開発された車です。

 

快適性、経済性、特に軽自動車の範囲を超えた室内空間の広さは、ミニバンの魅力を最大限に引き出しポイントとして魅力があります。

小さいサイズのミニバンをコンセプト目標に開発された軽自動車です。

 

Nシリーズ第二弾はN360をモチーフにしたNワン(N-ONE)

かつてのN360をモチーフにした登場したNワン(N-ONE)は、ホンダの原点とも呼ばれるメカニック思想を100%受け継いだ軽自動車として多くの方から好評を呼びました。

 

コンパクトな外観にも関わらず、体の大きな大人でも足を伸ばしてくつろげる室内空間と加速性能、軽量化の性能に特化した一台になっています。

 

燃費性能27.0km/Lの低燃費や静粛性が多くの方から高い人気を得ており、エマージェンシーストップシグナルを全車標準装備にすることで、安全への配慮も欠かせない軽自動車になっています。

 

軽ハイトワゴンとして登場したNワゴン(N-WGN)

室内空間の広さはもちろんのこと、デザインや走行性能の優位性を図って開発されたNワゴン(N-WGN)は、軽ハイトワゴンとして登場しました。

 

ダイハツ・ムーブや日産のデェイズなど、各自動車メーカーの軽自動車をライバル車に持つことから、他自動車メーカーとの優位性も併せ持つ一台です。

 

安全装備として搭載された衝突被害軽減ブレーキは、事故の多い日本にぴったりな安全性能として強力な進化を遂げています。

 

N-BOXをチョップドトップにしたN-BOX/(スラッシュ)

2014年12月以来の発売以来、改良を重ねてきたN-BOX(スラッシュ)は、斬新で独特なデザイン性能に加え、N-BOXのカンフル剤として多くのユーザーの関心をくすぶる一台となりました。

 

販売台数を落とすことなく、安定した売り上げを記録することも特徴的なポイントの一つです。

 

ホンダのNシリーズを代表する一台と言っても過言ではありません。

 

Nシリーズの第二世代が続々登場

出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/24/MUGEN_N-BOX_Custom_%28DBA-JF3%29_front.jpg/1280px-MUGEN_N-BOX_Custom_%28DBA-JF3%29_front.jpg

今ではホンダの売り上げの過半数を占めるNシリーズですが、現在早くも2代目Nシリーズが続々と登場しており、Nシリーズの進化が止まらない状況です。

 

N-BOXやN-WGNがフルモデルチェンジされる中、ホンダはNシリーズの新型車投入計画を着実に進めています。

 

来年の2020年には、新型Nシリーズが次々と登場することが予測されており、さらにホンダの軽自動車ラインナップが強化されることになるでしょう。

 

今後、ホンダのNシリーズの技術がどこまで進化していくのか、また時代の変化に合わせてNシリーズのコンセプトがどう変わっていくのか、目が離せませんね。

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