10月10日に逮捕 容疑は過失運転致死傷罪と暴行
6月6日時点ではトラックの追突事故としか報じられていなかったこの事件。捜査が進むに連れ、ドライブレコーダーの記録や目撃者の証言から事故当時の状況が明らかになっていきます。生存した長女の証言が決め手となり、10月10日に石橋和歩容疑者は逮捕されるにいたりました。容疑は過失運転致死傷罪と暴行。
県警も当初は、より罪が重い危険運転致死傷罪での適用も視野に入れていたが、妨害行為が事故に直結したわけではないという理由から、過失運転致死傷罪が適用されています。有罪となった場合は7年以下の懲役もしくは禁固、または100万円以下の罰金となります。弁護士によると最大1億円の損害賠償も求められるケースとのことですが、これは裁判の成り行きや遺族の意向にも関わってくるところ。実際に裁判でどのような損害賠償請求がなされるかはまだわかっておらず、今後の裁判の行方が注目されます。
利己的かつ悪質な石橋容疑者の行動を考えると、あまりにも軽い警察の対応には疑問の声も上がっています。また、捜査が進むに連れ石橋容疑者が普段から運転が荒く、事故の常習犯であり、当たり屋まがいの行為まで行っていたことが明らかとなってきました。あまりにも悪質な石橋容疑者の行動ですが、どうもその裏にあったのは、「女性にええカッコを見せたい」という、極めて幼稚な考えのようです。