ホンダは、2021年春に販売スタートする二輪モデルを多数発表しました。二輪モデルは、2月25日に販売開始するモデルが3車種あり、3月25日から販売開始されるモデルが1車種あります。
ここでは、今回春にラインアップする二輪モデルをご紹介していきます。
2/25発売 大型スポーツモデル「NC750X」がフルモデルチェンジ
引用:https://www.honda.co.jp/news/2021/2210122-nc750x.html
NC750Xは、扱いやすい745㏄エンジンとハンドリングしやすい低重心設計が魅力のバイクです。大型モデルとして、バランスの良い二輪に仕上げられています。
今回のフルモデルチェンジでは、CROSSOVER URBAN TRANSPORTERを開発コンセプトにして、新設計フレームにアップデートしたパワーユニットを搭載しています。
パワーユニットは、吸排気系を再設計することでより出力が向上するようにされています。またピストンも改良されエンジンの軽量化も図られています。
新設計フレームは、動力性能向上に対応しながら軽量化された設計となっています。ドライビングが楽になるだけでなく、軽量化による運動性能向上も行われたモデルです。
エクステリアでは、フロント足回りパーツをより目立たせるようにし、ホンダのクロスオーバーモデルであるという点を強調しています。
大型スポーツモデル「NC750X」の主要諸元など
引用:https://www.honda.co.jp/news/2021/2210122-nc750x.html
販売計画台数(国内・年間)は、1,100台です。
メーカー希望車両価格(消費税10%込み)は、
- NC750X 924,000円
- NC750X Dual Clutch Transmission 990,000円
主要諸元表
- 車名・型式=ホンダ・8BL-RH09
- 全長×全幅×全高=2,210×845×1,330㎜
- 最低地上高=140㎜
- シート高=800㎜
- 乗車人数=2名
- 車両重量=214㎏・224㎏(NC750X Dual Clutch Transmission)
- エンジン型式・種類=RH09E・水冷 4ストローク OHC 4バルブ 直列2気筒
- 総排気量=745cc
- 最高出力=43[58]/6,750(kW[PS]/rpm)
- 最大トルク=69[7.0]/4,750(N・m[kgf・m]/rpm)
2/25発売 原付二種スクーター「Dio110」がフルモデルチェンジ
引用:https://www.honda.co.jp/news/2021/2210129-dio110.html
取り扱いやすいモデルとして人気の「Dio110」が、新設計エンジンや新設計フレームなどを採用してフルモデルチェンジしました。新設計の空冷・4ストロークOHC 109cc単気筒エンジンは、eSPと名付けられています。
※eSPとは、enhanced(強化された、価値を高める)&Smart(洗練された、精密で高感度な)&Power(動力、エンジン)を略した造語です。低燃費やACGスターターなどの先進技術を起用し、環境性能と動力性能を高めたスクーター用エンジンの総称としています。
またフレームも新設計となっています。こちらは、eSAFと名付けられ高張力鋼板をレーザー溶接などで加工した最新技術が投入されています。
ダイナミックなボディーラインで、Dio110のアクティブ性を表現しています。マフラーカバーやステップフロアには、幾何学模様が採用され上質感を与えています。
原付二種スクーター「Dio110」の主要諸元など
引用:https://www.honda.co.jp/news/2021/2210129-dio110.html
販売計画台数(国内・年間)3,600台
メーカー希望小売価格(消費税10%込み)は、
- Dio110(パールジャスミンホワイト、ディセントシルバーメタリック)242,000円
- Dio110(マットスターリーブルーメタリック、マットギャラクシーブラックメタリック)245,300円
主要諸元
- 車名・型式=ホンダ・2BJ-JK03
- 全長×全幅×全高=1,870×685×1,100㎜
- 軸距=1,255㎜
- 最低地上高=150㎜
- シート高760㎜
- 乗車人数=2名
- 車両重量=96㎏
- エンジン型式・種類=JK03E・空冷 4ストロークOHC 単気筒
- 総排気量=109㏄
- 最高出力=6.4[8.7]/7,500(kW[PS]/rpm)
- 最大トルク=9.0[0.92]/5,750(N・m[kgf・m]/rpm)
2/25発売 「Gold Wing」がアップデートし登場
引用:https://www.honda.co.jp/news/2021/2210129-goldwing.html
ホンダモデルの中で、唯一水平対向エンジンを搭載したモデルが、Gold Wingシリーズです。同モデルが快適性能と使い勝手をアップさせて登場しました。カラーバリエーションも変更され、Dual Clutch Transmission(DCT)車のみの設定になりました。
エクステリアカラーには、キャンディーアーダントレッド(ツートーン)とガンメタルブラックメタリック(ツートーン)が、新設定されています。
従来は、50Lであったトランク容量を61L(フルフェイスヘルメット×2)と拡大し、後ろの席の背もたれも改良されています。アクセサリー装備であったLEDフォグライトは、標準装備化され、イコライザー設定可能な55Wスピーカーも新搭載です。
「Gold Wing」の主要諸元など
引用:https://www.honda.co.jp/news/2021/2210129-goldwing.html
販売計画台数(国内・年間)は、シリーズ合計で500台を目標
メーカー希望小売価格(消費税10%込み)は、
- Gold Wing Tour 3,465,000円
- Gold Wing 2,948,000円
主要諸元
- 車名・型式=ホンダ・2BL-SC79
- 全長=2,615(Gold Wing Tour)・2,475(Gold Wing)
- 全幅=905
- 全高=1,430(Gold Wing Tour)・1,340(Gold Wing)
- 最低地上高=130㎜
- シート高=745㎜
- 乗車人数=2名
- 車両重量=389㎏(Gold Wing Tour)・ 366㎏(Gold Wing)
- エンジン型式・種類=SC79E・水冷 4ストロークOHC(ユニカム)水平対向6気筒
- 総排気量=1,833㏄
最高出力=93[126]/5,500 (kW[PS]/rpm)
- 最大トルク=170[17.3]/4,500 (N・m[kgf・m]/rpm)
3/25発売 「CB1000R」が各部を変更して登場
引用:https://www.honda.co.jp/news/2021/2210205-cb1000r.html
CB1000Rは、ホンダを代表する大型ロードスポーツモデルです。今回のモデルチェンジでは、ヘッドライトの意匠変更に、ラジエターシュラウドやエアクリーナカバーなどのデザインも刷新されています。またシートデザインやリアフェンダーもデザイン変更が行われ、シュッとした印象に変貌しています。
Honda Smartphone Voice Control system(HSVCS)が、採用されたことで車両とスマホをブルートゥース連携できるようになっています。
マットバリスティックブラックメタリックとマットベータシルバーメタリックの2色が新設定され、キャンディークロモスフィアレッドとで全3色です。
「CB1000R」の主要諸元など
引用:https://www.honda.co.jp/news/2021/2210205-cb1000r.html
販売計画台数(国内・年間) 700台
メーカー希望小売価格(消費税10%込み)は、
- 1,670,900円
主要諸元
- 車名・型式=ホンダ・8BL-SC80
- 全長×全幅×全高=2,120×790×1,090㎜
- 軸距=1,455㎜
- 最低地上高=135㎜
- シート高=830㎜
- 車両重量=213㎜
- 乗車定員=2名
- エンジン型式・種類=JK03E・空冷 4ストロークOHC 単気筒
- 総排気量=109㏄
- 最高出力=6.4[8.7]/7,500(kW[PS]/rpm)
- 最大トルク=9.0[0.92]/5,750(N・m[kgf・m]/rpm)
まとめ
ホンダが、原付や大型バイクを続々モデルチェンジ!をまとめると
- 2月25日・3月25日販売開始の4台の新モデルをご紹介しました。
- 大型から原付までラインアップしています。
- ホンダの新技術が、モデル毎に起用されているのがうかがえます。
春が近づいてきて、バイクのシーズンが近づいてきましたね。せっかくバイクに乗るのであれば、今年の春から新しいバイクの購入を検討してみるのも良いでしょう!