日本には、多くの種類の車が走っていますね。スポーツカー・ファミリーカー・SUVなどディテールも様々です。ボディカラーはどうでしょうか?諸外国と違い、白系・黒系とシックな色合いが日本には多いかもしれません。
そんな中、日本の自動車メーカーでも「これはキバツ!」・「芸術的な色合い」などと思えるようなボディカラーで販売されているモデルも存在します。
ここでは、街中で見たら目立つなというようなカラーや、さすが芸術的な仕事と思えるようなカラーなどを考察してみます。
トヨタ クラウン ReBORN PINK・空色 edition・若草色 edition
引用:https://global.toyota/jp/
2013年8月に期間限定でクラウン ReBORN PINKの受注が行われました。アスリートG“ReBORN PINK”(ハイブリッド車・2WD)ならびにアスリートG i-Four“ReBORN PINK”(2.5Lガソリン車・4WD)の2グレード展開です。
さらに2015年3月に特別仕様車「空色 edition」・「若草色 edition」の設定も行われています。アスリートS(ハイブリッド車・2WD)、アスリートS Four(ハイブリッド車・4WD)をベースにしたモデルでした。
3車種どれも受注期間は、一ヶ月でした。
ReBORN PINKでは、エクステリアのピンクだけでなくパワースィッチやステアリングのクラウンオーナメントなど随所にピンクがあしらわれています。
空色 editionと若草色 editionは、特別設定色であるホワイトを本革シート表皮などに使用し、インストルメントパネルサイドとドアトリムに空色、若草色の専用ステッチも行われています。
- クラウン特別仕様車アスリートG“ReBORN PINK” 2WD(FR) 6,000,000円
- クラウン特別仕様車アスリートG i-Four“ReBORN PINK” 4WD 5,700,000円
- クラウン特別仕様車アスリートS空色 edition 2WD(FR)5,550,000円
- クラウン特別仕様車アスリートS Four空色 edition 4WD 5,766,000円
- クラウン特別仕様車アスリートS若草色 edition 2WD(FR)5,550,000円
- クラウン特別仕様車アスリートS Four若草色 edition 4WD 5,766,000円
どの色も公道を走行していたら、かなり目立つ色であると言えるでしょう。
日産スカイラインGTR ミッドナイトパープル系
日産のスポーツ・サーキット走行モデルと言えばスカイラインGTRです。ここでミッドナイトパープル系と(系)を付けたのは、このカラーは年々少しずつ変化し、ミッドナイトパープルⅡ・Ⅲとなっていったからです。
初めてこのボディカラーが採用されたのが、1995年7月に販売開始になったGTRです。俗にいうR33モデルになります。これが、1999年のR34GTRにてミッドナイトパープルⅡとして販売されました。
さらに2000年には、ミッドナイトパープルⅢとなり販売が行われました。このボディカラーは、アップデートしながらモデル世代を跨いだ色です。
- GTR E-BCNR33 5MT フルタイム4WD 4,785,000円
- GTR Vスペック E-BCNR33 5MT フルタイム4WD 5,290,000円
- GTR VスペックミッドナイトパープルII GF-BNR34 6MTフルタイム4WD 5,748,000円
- GTR ミッドナイトパープルIII GF-BNR34 6MT フルタイム4WD 5,148,000円
- GTR VスペックミッドナイトパープルIII GF-BNR34 6ⅯT フルタイム4WD 5,748,000円
純正でミッドナイトパープルカラーという事は、GTRである称号です。パーキングなどにいても目立つカラーであるといえます。
トヨタセンチュリー エターナルブラック神威(カムイ)
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/22884194.html
センチュリーは、2018年に21年ぶりとなるフルモデルチェンジを果たしました。この時新開発カラーも設定され、その名がエターナルブラック神威(カムイ)です。
同カラーは、漆黒感を高めるために黒染料入りのカラークリアなどを7層塗装し、職人の技に研ぎと磨きを丹念に施し、深みのある輝きを醸しだしています。
漆塗りの艶を参考に、微細な凹凸を修正する「流水水研ぎ」を3回行うことで、一点のくもりも残さないよう鏡面仕上げにしています。
公用車などとして使用されることの多いセンチュリーは、ユーザー管理も手入れが整っている場合が多いでしょうし、車両価格も2000万円ほどすることを考えると、お届けするときのエクステリアにも気を配っていると考えます。
車両価格
- ベースグレード 4968cc FR 19,962,963円
センチュリーは、エクステリアだけでなく、内装も非常に手の込んだつくりとしています。後席に乗車することを前提に11.6インチリヤシートエンターテインメントシステムがリアに装備されたり、無段階オットマンシートが採用されています。
マツダモデル ソウルレッドクリスタルメタリック
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/grade/
マツダモデルには、匠塗装という塗装方法を施したカラーがあります。ソウルレッドクリスタルメタリックとマシーングレープレミアムメタリックです。
マツダのこれらのカラーは、一般量販車に適用させている点が画期的であると言ってよいでしょう。それゆれに街中などを走行していると、マツダのこのレッドはよく見かけると思います。
マツダの造形美である魂動デザインをより美しく見せるために熟練の職人が匠の技を注入してカラーリングを施しています。
匠塗装している車のラインアップ
- MAZDA2
- MAZDA3
- MAZDA6
- CX-3
- CX-30
- CX-5
- CX-8
- MX-30(EV)
- ROADSTAR(RF)
まとめ
奇抜な色や芸術的な塗装のクルマたち!ボディカラーで話題のモデル!をまとめると
- 日本での人気色は、白系・黒系・シルバー系などが多いと感じます。しかしながら目を見張るエクステリアカラーのモデルも販売されています。
- 昨今では、塗装技術も年々上がっているのに加え、日本人のきめ細やかな技術がインスパイアされています。
ここでは、「これはキバツ」・「芸術的な色合い」というようなモデル達を抜粋してご紹介しました。せっかく車に乗るのであれば、乗ってみたいというカラーに乗るのもよいのではないでしょうか!