スバルは、初のグローバルBEVとなるソルテラを発表してました。そしてその全貌が明らかにされ、価格ラインアップも公表されました。
BEVという事は、完全電気モデルとなっています。このシステム開発は、トヨタとの協業で行われ、スバル&トヨタがほぼ同時にアーキテクチャーを同じくしたモデルを販売開始します。
今回は、スバル ソルテラのエクステリアや内装、パワートレインなどを解説していきます。
スバル ソルテラの概略など
引用:https://www.media.subaru-global.com/ja/news/3238
スバルの特長は、強力な4WDシステムにあります。このシステムを最大限に生かすように、ソルテラには前後別々のモーター駆動を施して制御しているのが特長です。
元来スバルと言えば、水平対向エンジン採用によるサスペンションのジオメトリーにありました。そして4WDシステムをX-MODEによって電子制御することで、悪路走行を可能にしています。BEVであるソルテラでは、さらにグリップコントロール機能を追加したことで、悪路での一定速度走行を可能にしています。
スバル ソルテラのエクステリアなど
スバルのデザインイディオムである「Dynamic×Solid」が、ソルテラにも適用されています。同モデルでは、それを大胆に表現することで、SUVとして最大限ダイナミックになるように仕上げています。デザインと空力性能を両立させることで、伸びのあるデザインとSUV性能を両立させたディテールに仕上げています。
フロントビューでは、スバルの特長であるヘキサゴングリルを中心に据え、洗練されたフロントビューを映し出しています。サイドビューでは、大径ホイールアーチを強調するデザインです。リアビューでは、幅広く強調されたタイヤ造形が低重心を与えています。
エクステリアカラーは、モノトーン6色、2トーン5色をラインアップし、ユーザーの高揚感を高めるカラーリングになっているようです。
スバル ソルテラの内装など
引用:https://www.media.subaru-global.com/ja/news/3238
スバルの特長であるトップマウントメーターが、ソルテラでも採用されています。トップマウントメーターでは、フードレスとすることで、少しスバル感を更新したデザインです。
BEVの有益な配置のお陰で、ロングホイールベース化され車内空間も広く構成できています。これによりゆとりのある運転席・助手席感に仕上げられています。開放感のあるパノラマティックルーフもオプション採用することで、車内の開放感に寄与する存在ですね。
シートは、くつろげる空間になることを大前提に仕上げています。これにヒーター機能、ベンチレーション機能、運転席オートスライドアウェイ機能などを標準装備することで、快適性をさらに高めています。
本革シートは、タンレザーが採用されています。
スバル ソルテラの安全装備など
引用:https://www.media.subaru-global.com/ja/news/3238
スバルと言えば、アイサイトという安全装備があります。ソルテラでは、BEVモデルとの相性からSUBARU Safety Senseが装備されました。
- 衝突安全:BEVならではの衝突時のバッテリー電源カットなども盛り込まれています。
- Advanced Park:超音波とセンサーを利用し、6種類の駐車支援機能がついています
- リモート機能:スマホの専用アプリを使用することで、遠隔操作で駐車、出庫が可能となっています。
スバル ソルテラのパワートレインなど
引用:https://www.media.subaru-global.com/ja/news/3238
水冷式冷却システムを導入したリチウムイオンバッテリーのお陰で、487〜567km(WLTCモード)という航続距離が可能になっています。
- 前後独立モーター駆動式AWD
- X-MODE(2モード、ヒルディセントコントロール付)
- グリップコントロール
- e-スバル Global Platform
BEVとして、多くのものが新開発されています。新開発に当たっては、トヨタの強力が大きく関係しています。トヨタのハイブリッド技術とスバルの4WD技術が見事に融合していると考えます。このモデル以降もさらに、協業モデルが登場していくのではないでしょうか?
スバル ソルテラの車両価格など
グレード | パワーユニット | 駆動 |
車両価格(税込)
|
ET-SS | 1モーター | FF | 5,940,000 |
ET-SS | 2モーター | 4WD | 6,380,000 |
ET-HS | 2モーター | 4WD | 6,820,000 |
まとめ
スバル「ソルテラ」日本仕様車の全貌が公開に!をまとめると
- スバル初のBEVモデルとなっています。
- スバルらしい4WDに仕上げている点が、最大の特長でしょう
日本にも電化の波が押し寄せてきました。各メーカーは、良いモノつくりとして航続距離の伸長が第一になりそうです。