トヨタが、新たな革新として新型クラウンを発表しました。発表に際して、皆さんも驚いたかもしれませんね。なぜなら名称はクラウンだけども、ディテールの違うクラウン4シリーズとなって公開されたからです。
ここでは、新型クラウンの特徴や第一弾として秋に販売開始になるクラウン クロスオーバーについて解説してみます。
新生 クラウンの概要など
クラウン=王冠にふさわしくなるように、クラウンには革新と挑戦が求められていました。もちろんトヨタがその使命を果たすべく、いろいろな企画設計も行われていました。
今回の新型クラウンでは、多様化するユーザーニーズに寄り添えるように、バリエーションを多くすることでクラウンを革新したといえます。
とはいえ、一昔前もクラウンセダン、クラウンアスリート、クラウンワゴンなどのバリエーションはあったといえます。今回の新型クラウンは、クラウンの中でもクロスオーバータイプを用意したことにポイントがあるかもしれません。
新型クラウン見た。
220がめっちゃ格好よく見えた。
220が出た時は210が格好よく見えた。
210が出た時は200が格好よく見えた。
この気持ち分かる人いるかな? pic.twitter.com/duGUFZkfYf— チャンピオン シロナ〄 (@AP35UK) July 30, 2022
クラウンという冠を纏った4車種
- クラウンクロスオーバー:セダンとSUVを融合させた新スタイルクロスオーバーモデル
- クラウンスポーツ:クラウンの上品さを損なうことなく、スポーツを楽しめるモデル
- クラウンセダン:クラウンの真骨頂となるべく洗練されたセダン
- クラウンエステート:大人の雰囲気を纏ったSUVと広々した空間が特徴的なモデル
筆者の穿った見方では、トヨタの計画としてクラウンの販売台数を伸ばすという意味合いもあると考えます。昨今セダンモデルの停滞は顕著に表れています。そのためクラウンという存在を再認識してもらうため、クラウンシリーズとしていると考えます。
発売第一弾は、クラウンクロスオーバー(エクステリア等)
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/37540587.html
第一弾となるクラウンクロスオーバーのエクステリアでは、クーペスタイル+スタイリッシュを融合させたディテールが特徴的です。車高を上げることで力強さも加わり、ダイナミックかつ洗練されたクラウンのフラッグシップモデルとしてゼロから開発されたと感じます。
フロントビューの最大特徴は、一直線に左右を貫くヘッドランプ&テールランプです。プレスラインを特徴とするのではなく、一面の立体感で奥行きなどを表現し、シンプルに綺麗をサイドで表現しているようです。
クラウンクロスオーバーは、従来のセダンモデルとは違い大径タイヤを装着しています。ワイド&強烈なインパクトを構成したモデルといえます。
新型クラウンか。
カッコ悪い
内装もダサい上に素材も安っぽい
FFベースの4駆は小回りがきかずハンドリングも×
4気筒
6ATへ退化
変なサイズのタイヤ
大きくなったボディは野鳥撮りで田んぼのあぜ道や山道に行くのに不利←そもそもこの車で行く?
実車を見たら気がかわるのか?かわらないな多分。 pic.twitter.com/R6SS9EfS1d— くりもな @ 鳥とワンコとエトセトラ (@kurimonaka1) August 3, 2022
発売第一弾は、クラウンクロスオーバー(内装等)
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/37540587.html
どの出来からでも簡単に操作できるように、ディスプレイやスイッチ類を水平に配置しています。それだけではなくインストルメントパネルからサイドまでも包み込むような仕様に仕上げています。安心感も盛り込まれています。
運転席からそのほかの席までのすべてが、クラウンらしい完成度という位置づけで開発されているようです。温かみが感じられるようなスチール素材などを採用することで、過度な装飾にならず高級感も醸し出しています。
クラウンという冠に恥じないように、パーツの一点一点にこだわりを持っていることがうかがえます。
発売第一弾は、クラウンクロスオーバー(パワートレイン等)
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/37540587.html
クラウン クロスオーバーのパワーユニットは、2つのパワートレインが用意されています。
一つ目は、2.4L デュアルブーストハイブリッドシステムが搭載されています。2.4Lエンジンは、ターボ搭載とすることで出だしから強力な加速が可能となっています。
これに組み合わされたのは、最新の電動パワートレーン「eAxle」です。新開発バイポーラ型ニッケル水素電池との相性も良く、ドライバビリティ向上に一役買っています。
2つ目は、2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステムです。クラウンらしい上質な走りを実現するユニットです。
これらのパワーユニットは、新開発されたプラットフォームによって綺麗にインストールされています。大径タイヤをも可能にしながら乗降性能をも高めたプラットフォームです。
クラウンクロスオーバーの車両価格
グレード名 | 排気量 | シフト | 価格 |
RS | 2393cc | 6AT | 6,050,000円 |
X | 2487cc | CVT | 4,350,000円 |
G | 2487cc | CVT | 4,750,000円 |
Gレザーパッケージ | 2487cc | CVT | 5,400,000円 |
このほか特別仕様としてアドバンスドパッケージが用意されています。
まとめ
新型クラウンが初公開!第一弾はクロスオーバーをまとめると
- 新型クラウンは、4バリエーションで構成されています。
- 新型クラウンは、ゼロから設計されたことで革新されたと考えます。
新型クラウンは、今までのクラウンを全く別の存在に変えるほど変貌したと考えます。クラウンの受注状況が気になりますね。