スバルは、新型モデルとなるクロストレックを発売開始しました。同モデルは、小型クロスカントリーモデルの位置付けで開発されています。
また今までは販売地域(世界的)によって、車名を「クロストレック」・「XV」と分けて販売されていました。今後は、クロストレックに車名を統一して販売していくようです。
ここでは、新たに企画設計されたクロストレックのエクステリアや内装、パワートレインなどについて解説していきます。
スバル クロストレックの概要など
クロストレックは、スバルの中では小型タイプとなるクロスオーバーモデルとして登場しました。スバルが推し進めているラギットかつスポーティなデザインを継承、進化させながら開発されています。また安全性能を高めるために、新世代アイサイトに単眼広角カメラを初めて採用しています。
スバル クロストレックのエクステリアなど
引用:https://www.subaru.jp/crosstrek/crosstrek/design/exterior
ボンネットに厚みを持たせることで、フロントビューに肉厚感を与えています。これにシャープヘッドライトデザインやグリル形状を与えることで、すっきりさせた印象を持たせています。
絞り込むラインとシャープなラインを融合させることで、ダイナミックな雰囲気を醸し出しています。また上級グレードには、18インチアルミを装着することで、押し出し感も与えられています。
キャビン全体を後方に行くほど絞り込むことで、フェンダーラインを強調するデザインです。
エクステリアカラーは、
- クリスタルホワイトパール
- アイスシルバーメタリック
- マグネタイトグレーメタリック
- クリスタルブラックシリカ
- オアシスブルー
- オフショアブルーメタリック
- サファイアブルーパール
- ピュアレッド
- ホライゾンブルーパール
全9カラーが用意されています。
スバル クロストレックの内装など
引用:https://www.subaru.jp/crosstrek/crosstrek/design/interior
インストルメントパネルは、マルチマテリアル多層構造としそれぞれの素材特徴を活かしたシンプルなデザインとしています。
センターコンソールを高い位置に配置することで、ドライバー席と助手席をちょうどよく分離し、ドライバーからの操作性もアップさせています。
インナープルハンドルを人間工学に基づいて設計することで、開閉を自然に行えるようにしました。シート素材は、上級グレードにファブリックとし、標準グレードにはトリコットを採用しています。
色々な体格の人が、しっかりドライビングできるような車内空間に仕上げているようです。また長距離運転でも疲れない様設計されています。シートの作りは大学と共同開発し、仙骨から骨盤を支える構造としています。
リアシートを6:4分割にすることで、小型タイプの車でもラゲッジスペースを色々アレンジすることが可能です。レヴォーグやWRX S4にも採用している11.6インチセンターインフォメーションディスプレイを、小型の同モデルにも装備しています。スマートフォンのとの連携も強化しているようです。
スバル クロストレックの構造など
引用:https://www.subaru.jp/crosstrek/crosstrek/driving/platform
スバルグローバルプラットフォームをさらに進化させ、フルインナーフレーム構造としました。これにより、構造用接着剤の使用範囲を広げ、サスペンション取付部の強化も図られています。
フレームの進化あわせて、ステアリング操作性も上がっています。2ピニオン電動パワステにすることで、反応遅れのないリニアな応答性を実現しています。電動ブレーキブースターの昇圧性能を上げることで、自転車の飛び出しなどでも対応しやすくなるようにしています。
2.0L e-BOXERエンジンは、モーターアシストを備えることで、軽快且つパワフルな走行を可能にしています。
引用:https://www.subaru.jp/crosstrek/crosstrek/driving/performance
X-MODEを2モード切替にすることで、悪路状況によって適切な選択がしやすいようになりました。また下り坂でも一定速度で走行できるように、ヒルディセントコントロールも装備しています。
スバル クロストレックの車両価格
グレード名 | 駆動方式 | 燃費 | 価格 |
ツーリング | FF | 16.4km/l | 2,662,000円 |
ツーリング | フルタイム4WD | 15.8km/l | 2,882,000円 |
リミテッド | FF | 16.4km/l | 3,069,000円 |
リミテッド | フルタイム4WD | 15.8km/l | 3,289,000円 |
基本的には、2グレード体系にFFモデルと4WDモデルを用意しています。スバルのクロスオーバータイプでFFを用意したのは珍しいかもしれません。
まとめ
スバルが日本仕様クロストレックを発売開始!XVの後継モデル!?をまとめると
- クロストレックは、日本のXVの後継車種として登場しています。
- スバルらしい、骨格構造をしっかりとした作りはクロストレックにもしっかり継承されているようです。
ここでは、スバル新型クロストレックを紹介しました。第三世代モデルとして登場しています。タフな走りができるクロストレックのこれからが気になりますね。