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ドイツ車だけじゃない!欧州の自動車メーカーと魅力的なクルマたち

2017.06.25

日本の街角でも多く見かける欧州車。その欧州車の多くがメルセデスやBMW、フォルクスワーゲンをはじめとしたドイツ勢です。確かにドイツ車の品質の高さはとても魅力的ですが、何もドイツ車だけが欧州車というわけではありません。日本には、まだまだ多くのブランドが輸入されています。そこで今回は、ドイツ以外のヨーロッパの自動車ブランドを特集し、代表的な車種とその特徴などをまとめていきたいと思います。「人とはちょっと違うクルマに乗ってみたい」という方には、ぜひおすすめの内容となっていますよ。

イタリアを代表する大衆車メーカー、フィアット

フィアットはイタリア最大の自動車メーカーで、社名は「トリノのイタリア自動車製造所」の略称を意味しています。近年は自動車のみならず農業や金融事業にも進出、幅広くビジネスを展開していることで有名です。創業は1899年と古く、これまで数々の名車が生み出されました。中でも有名なのは、1957年から発売が開始された「NUOVA 500」でしょう。ダンテ・ジアコーサによる革新的な駆動メカニズムは、多くのフォロワーを生み出しました。

アクティブなクルマ好きにおすすめ、フィアット・パンダ

photo by フィアットジャパン

現在のフィアットといえば500が日本ではメジャーな存在ですが、イタリアでのベストセラーカーであるパンダを忘れてはなりません。現行のパンダは3代目で、2011年のフランクフルトモーターショーで初お披露目されました。日本では2013年から販売が開始、0.9リッターの2気筒ツインエアエンジン搭載の「EASY」のみの構成となっています。これに組み合わされるトランスミッションは「デュアロジック」と呼ばれるAMT(シングルクラッチ式セミオートマ)で、マニュアルモードを駆使すれば低出力ながら痛快な走りを愉しむことができます。コンパクトなSUVという側面を持っているクルマなので、普段の買い物からアウトドアまで幅広く活躍してくれることでしょう。

大衆車からスペシャリティまで、守備範囲の広いルノー

1898年に設立されたルノーは、欧州最大の自動車メーカーとして名を馳せています。かつては航空機やボートなども生産していましたが、現在は主に中小の乗用車や商用車を中心にラインナップしています。市販車で初の四輪ディスクブレーキを採用するなど安全性に大変力を入れており、シャシーバランスやハンドリングが高いレベルであることが特徴です。スポーツカーブランド「アルピーヌ」の復活も決定しており、今後が実に楽しみなメーカーとなっています。

おしゃれに乗りこなすなら、やっぱりルノー・トゥインゴ

photo by ルノー・ジャポン

日本でルノーといえば、カングーが有名な存在です。ただ、やはり今も昔もルノーを代表するのはコンパクトなハッチバックでしょう。その中でも特に注目なのが、昨年から日本に導入されたトゥインゴです。2014年のジュネーヴショーで公開されたこのモデルは、初代や2代目と大きく変わった部分があります。それは駆動方式で、FF(前輪駆動)からRR(リアエンジン・後輪駆動)に変更されました。これにより前輪の切れ角が増し、最小回転半径を小さくすることに成功。小回り性が格段に向上しました。乗り心地は古典的なコンパクトハッチバックそのもので、実にしなやかなものに仕上がっています。走りもキビキビとしており、日本の道路事情にもぴったりといえます。

世界最古の自動車メーカー、プジョー

古くから冷間製鉄や歯車などを生産する金属製造業を営んでいたエミール・プジョーとジャン・ペリエの間に生まれたアルマン・プジョーにより設立されたプジョーは、1882年創立と世界でもっとも歴史のある自動車メーカーとして知られています。戦前より積極的にモータースポーツにも参戦、多くの新しい技術を生み出しました。1986年から日本でも発売された「205」は爆発的なヒットを記録し、現在も名車として多くの人に語られることの多いクルマです。

MTも選べるコンパクトフレンチハッチ、プジョー・208

photo by プジョー・シトロエン・ジャポン

そんな205を祖先に持つプジョーのコンパクトハッチバックが、208です。「RE-GENERATION(再生)」をテーマに、欧州Bセグメントにおける新世代のプジョーを大きくアピールするクルマとなっています。ハイテン材やアルミの活用により従来比で100kgものダイエットに成功、燃費や走りに貢献することになりました。デザインは近年のプジョーの流儀に沿ったもので、塊感を強調しているのが特徴です。おすすめグレードは「Style 5MT」。1.2リッターエンジンは特段スポーティというわけではありませんが、かっちりと決まるシフトにより走りを思う存分愉しむことができます。

先進技術が持ち味のメーカー、シトロエン

クルマ好きからも、ちょっと変わった印象を持たれるのがシトロエンです。1919年にヨーロッパにおける自動車の大衆化を目指して設立されたシトロエンは、オール鋼製ボディやFF車、トーションバースプリングなど多くの先進的なメカニズムを世に送り出していきます。しかしシトロエンを代表する技術といえば、やはりハイドロニューマティックをおいてほかにないでしょう。高圧オイルと気体バネを用いたこの独創的な構造のサスペンションは、優れた乗り心地を実現しました。

モデルチェンジ目前、買うならまさに今!シトロエン・C3

photo by プジョー・シトロエン・ジャポン

日本でのシトロエンのボトムレンジを担うクルマとなっているのが、C3です。間もなく3代目が日本でも導入されますが、ここでは現在販売されている2代目をご紹介しましょう。丸みを帯びた可愛らしいフォルムは、かつて大ヒット作となった2CVを想像させます。乗り込んでみてまず驚くのが、フロントウィンドウがとても大きいこと。これはシトロエン独自の設計コンセプトである「VISIODRIVE(ビジオドライブ)」と呼ばれるもので、広い視界でこれまでにないドライビングプレジャーを創造しようという思想から来ています。このためとてもルーミーな室内となっており、普段使いの中にも愉しさや彩りをプラスしてくれます。

北欧唯一の自動車メーカー、ボルボ

サーブ亡きあと、北欧唯一の自動車ブランドとなったのがボルボです。厳密には今では中国の企業の傘下にありますが、イメージとしてはやはりスウェーデンのクルマというのが根強くあります。そんなボルボは1927年に設立され、自動車生産が開始されました。ボルボと聞いてまず思い浮かぶのは、高い安全性でしょう。世界で初めて3点式シートベルトを採用するなど、一歩進んだ安全思想を常にかたちにしてきました。この流れは「2020年までに、新しいボルボ車での死亡者や重傷者をゼロにする」という「Vision 2020」にも通じています。

アンチドイツ車派の定番ハッチバック、ボルボ・V40

photo by ボルボ・カー・ジャパン

ボルボのベーシックレンジであり、もっとも日本で売れているモデルがV40です。車格的には、フォルクスワーゲン・ゴルフがもっとも近いでしょう。2代目となる現行モデルは、2012年のジュネーヴショーでデビュー。日本では、翌年から発売が開始されます。サイモン・ラマーによってデザインされたエクステリアは、力強くどっしりとしたもの。インテリアも洗練されており、ドイツ車とはまた違う雰囲気を醸し出しています。走りや乗り味もドイツ車とは異なり、軽やかでありながらも味わい深い魅力のあるものといえます。特にディーゼルの出来は素晴らしく、静粛性が段違いであるのと同時にトルクの湧き出方が自然で扱いやすいのが美点です。

選択肢は多いとはいえないが、必ず好みのタイプがあるはず

ここでは例として5台のクルマを見てきましたが、もちろんそれ以外にも魅力的なドイツ車以外の欧州車はまだまだあります。それらは確かにドイツ車ほど精巧ではなく、粗が目立つ部分もあるかもしれません。メカトラブルも多い可能性があります。しかし、それもまたクルマが持つ「味」なのです。そこを愉しむことができたなら、貴方も立派な「クルマ通」の仲間入りといえるでしょう。ぜひご自分の知見を広げるためにも、生活に刺激を与えるためにも、ドイツ車以外のクルマ選びを始めてみませんか?人生観が変わるかもしれません。

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