世界には信じられないような大富豪たちがいます。例えば、アメリカでは全体の約20%の富を0.1%の大富豪が所有しているとも言われています。
そんな大富豪たちはいったいどんな車に乗っているのでしょうか。
自分のほしい車のために大統領を動かした有名企業の創業者や、
1億円以上もする車を誕生日にプレゼントしたハリウッドセレブ、
かたや世界一の企業の創業者なのに中古価格15万円の車に乗っているセレブまで、
信じられないようなエピソードを紹介します。
- 1. 欲しい車のためなら法律すら変えてしまった:ビル・ゲイツ
- 2. 拳で稼ぐ男の大人買いは桁違い:ボクシングチャンプ メイウェザー
- 3. お騒がせアイドルの車も話題性抜群:ジャスティン・ビーバー
- 4. 個性派俳優の愛車も個性派ビンテージ:ジョニー・デップ
- 5. 英国王室御用達の高級自動車が似合う男:ベッカム
- 6. 誕生日プレゼントは車!しかも1億円超え:ビヨンセ
- 7. 環境保護に熱心なセレブの車はやっぱり最新燃料電池車だった:アンジェリーナ・ジョリー
- 8. 愛車はピックアップトラック?な風変わりなセレブ:アリス・ウォルトン
- 9. 最高時速300㎞超えの通勤用自動車:カルロス・スリム・エル
- 10. 中古価格15万円の超庶民的自動車に乗る大富豪
- 11. ハワイに島を持っている大富豪の車もやっぱり高級だった:オラクル創業者ラリー・エリソン
- 12. 最後に
欲しい車のためなら法律すら変えてしまった:ビル・ゲイツ
マイクロソフト社の共同創業者であり、今は顧問のビル・ゲイツ。
1994年からフォーブス誌の世界長者番付で13年連続世界一となり、現在の推定資産は810億ドルと言われ文句なしの大富豪です。
そんなビル・ゲイツの愛車は世界でたった230台だけ生産されたポルシェ959クーペ。
Photo By M 93: „Dein Nordrhein-Westfalen“
※画像はイメージです
当初、この車には衝突テストの格付けがありませんでした。そのためゲイツをはじめ車マニアの大富豪達は、当時の大統領ビル・クリントンから、ポルシェ959クーペが車の排気と衝突試験が免除される法律にサインするよう働きかけた、という噂があります。
まさに、自分のほしい車のために法律すら変えてしまう、いや買えてしまう大富豪らしいエピソードです。
拳で稼ぐ男の大人買いは桁違い:ボクシングチャンプ メイウェザー
世界で最も稼いでいるボクシング選手メイウェザー。先日、バッキャオと世紀の一戦を繰り広げ、大きな話題になりました。
ところで、自動車を買うと言えばみなさんは何台購入しますか?
たったの1台?
世界一の拳を持つ男、メイウェザーはそんな小さな買い物はしません。先日はなんと一度に100台の自動車を購入しました。
しかも行きつけのカーディーラーは24時間体制でいつでもメイウェザーが車を買いに来ても対応できるようにしています。それもそのはず、これまでになんと約4億ドルもこの店舗の売上に貢献しているから。
破格の金額で買い物をするセレブは、店先でも特別待遇のようです。
お騒がせアイドルの車も話題性抜群:ジャスティン・ビーバー
奇抜な車とファッションだけでなく、パパラッチとの間でも一悶着などと話題が尽きないアイドル、ジャスティン・ビーバー。
その車選びも派手です。最も有名なのは、スーパーカー並みの外観でありながら、最先端のプラグインハイブリッド技術が採用されているフィスカー・カルマ(しかもボディは全て銀色の鏡式、夜、対向車線を走られると眩しそうです。)
Photo By Youtube
を始め、フェラーリF430、フェラーリ458、ランボルギーニ・ガヤルドLP550ー2スパイダーなど。
常に注目を浴びるスーパースターらしい選択です。もっとも、2014年の年収が94億円を超えるというアイドルだからこそできることですが。
個性派俳優の愛車も個性派ビンテージ:ジョニー・デップ
一度見たら忘れられない、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のブラックパール号の船長、ジャック・スパロウ。彼を演じたジョニー・デップはこの映画で国際的な映画スターの地位を不動なものにしたと言っても過言ではないでしょう。
そんなジョニー・デップが日常的に使っている愛車はポルシェ911カレラ4。
Photo By Dylanlspangler
※画像はイメージです
他にも1954年式シボレー、1951年式リンカーンマーキュリー、1959年式コルベットも所有しています。映画の中でも相当のお洒落ですが、実生活でも愛車を選ぶセンスには味わい深さがあります。
英国王室御用達の高級自動車が似合う男:ベッカム
サッカー元イングランド代表、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード時代の華やかなプレーが今でも印象に残るデビッド・ベッカム。引退後はモデルとしても活躍し、2014年の年収は91億円(フォーブス誌より)とも言われています。
そんな彼が乗っていた最も印象的な車といえば、英国王室御用達のロールスロイス。日本では中古車ですら4000万円ほどする1台になります。
しかしこの車、ベッカムはたったの3年間しか所有していませんでした(走行距離は1万キロ程度だったそうです)。他には、マクラーレン12Cスパイダーやポルシェ911(しかもマットカラー)などを所有しているそうですが、
「全てに乗る時間がない」
という理由で次々と売却しているそうです。なんというセレブな車の乗り方でしょうか。
誕生日プレゼントは車!しかも1億円超え:ビヨンセ
ハリウッドで最も稼いでいるカップルと噂のビヨンセとジェイ・Z。
稼ぎに応じてそのプレゼントの金額も破格です。
ジェイZはビヨンセに、約20億円のプライベートアイランドをプレゼントしたり、ビヨンセはジェイZに約32億円ドルのプライベートジェットをプレゼントしたり。
そんなセレブカップルであるビヨンセが夫の誕生日にプレゼントしたのがこちらブガッティ・ヴェイロン・グランスポーツ
Photo By Autoviva
お値段約1億1千万円と、他のプレゼントと比べると安く見えますが決して安くはありません。一度でいいからプレゼントされてみたいものです。
環境保護に熱心なセレブの車はやっぱり最新燃料電池車だった:アンジェリーナ・ジョリー
ハリウッドのトップクラスの女優、アンジェリーナ・ジョリーの愛車は、世界初の水素燃料電池車であるBMWハイドロゲン7。ほぼ、CO2を排出しない環境にやさしい車になります。
Photo By 公式サイトより
環境問題や、絶滅の危機に直面している動物の保護のためにマドックス・ジョリー・ピット基金を設立するなど、セレブたちの中でも慈善活動に熱心な彼女らしい自動車です。
愛車はピックアップトラック?な風変わりなセレブ:アリス・ウォルトン
Photo By 公式サイト
愛車が2006年型フォードF-150トラック(日本円にして約400万円)の大富豪とは?
富豪の名前はアリス・ウォルトン。アメリカにある世界最大のスーパーマーケットチェーン、ウォルマートの相続人です。
Photo By Wikipedia
フォーブスの発表した資産金額は3兆5千億円。日本の長者番付1位の孫正義が約1兆8千億円であることと比べるとその規模の大きさに驚きます。
最高時速300㎞超えの通勤用自動車:カルロス・スリム・エル
南米の通信事業に大きな影響力を持つ、カルロス・スリム・エル。
そんな彼が通勤に使っているのが、ベントレー・コンチネンタル・フライングスパーです。W12気筒6Lエンジンは最高速320kmとスーパーカー並みの性能を持ちながら、室内は静寂なまでの快適性を併せ持ちます。
Photo By Wikipedia
まさにラグジュアリーそのものといった車。ちなみに彼のドライブは慎重そのもののようです。
中古価格15万円の超庶民的自動車に乗る大富豪
Photo By kaktuslampan
世界最大の家具販売店イケアの創業者がイングヴァール・カンプラードです。独自のデザイナーに企画、製造、販売まですべて自社でまかない、年々売り上げを増やし世界に進出しました。
従業員は世界で10万人以上、売上高は2兆1000億円と言われています。
そんな巨大企業の創業者の愛車は1993年型のボルボ240のワゴン。もし現在、同タイプの車が中古車売り場に並んだら、価格は15万円程度と言われています。
Photo By order_242
※画像は1987年製
本人は世界長者番付ベスト10に入る富豪なのに車に関しては質素ですね。
ハワイに島を持っている大富豪の車もやっぱり高級だった:オラクル創業者ラリー・エリソン
ハワイに別荘ならぬ島を持っているのがオラクルの創立者ラリー・エリソン。アウディR8、レクサスLFA、マクラーレンF1など、多くの車を持っていることでも有名です。
その中でも最も際立って目立つのはブガッティ・ヴェイロンではないでしょうか。
最高時速407km/h。ただし、最高時速に到達するまでに11kmの距離が必要(停止にはさらに500m)。トップスピードの燃費は0.8km/Lと、実に100Lの燃料タンクが12分で空になります。
さらに、最高時速を出すためには専用のタイヤに交換し、専用のキーを差し込む必要があります。こうすることでリアウィングが下がり、車高も低くなるという夢の変形カーです。
漢のロマンである島の所有と変身する車。これぞ富豪にふさわしい自動車なのではないでしょうか。
最後に
世界トップクラスのセレブともなると買い物の規模もとんでもないことになっています。
ですが、一方でこうした破天荒な人生を送っているからこそ、我々の様な小市民が楽しめるという一面もあります。これからも、編集部では破天荒で面白いセレブたちの動向を追いかけて行こうと思います。