クルマは本当に必要とされていないのか
先ほどのアンケートでは、自動車の所有・利用状況を聞くものでした。その結果、自動車を保有している若者は圧倒的に少ないことがわかりました。
それはつまり、若者にとって自動車は必要ないということなのでしょうか?
続いては「自動車を必要としているかどうか」のアンケート結果を見てみましょう。
先ほどの所有率ののアンケートでは半数以上が「持っていない」と答えましたが、「全く必要ない」と考えているのは全体の3割ほどでした。
一方、毎日必要と考えている人は全体の中でも1割ほどいます。東京都内と言われると電車やバスでの移動がメインのイメージですが、一定数の人は必要と感じているようです。
次に、最も多かった「毎日ではないが必要と感じる」層を詳しく見てみましょう。
n=114
自動車が、毎日ではないが必要と感じている人は今回のアンケートの半数以上いるものの、その実態は週に1〜2回必要という人と、年に数回必要という人が同じくらいに割合になり、合計すると6割以上にのぼることがわかります。
ただ、この結果に大きな偏りがないことから、必要だと思う頻度はまんべんなく広がっているようです。