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今秋から燃費の測定方法が変わる!?国際基準のWLTPモードと「燃費の良い走り方」を解説!

2018.04.18
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クルマを購入する際に多くの方が注目するであろう項目と言えば燃費です。クルマの見た目や乗り心地など、人によってクルマに求める価値は変わりますが、より燃費性能の良いクルマに乗りたいという思いは多かれ少なかれ共通していることでしょう。

自動車メーカーのカタログを見ると必ず車種の燃費について記載されていますが、実はこのカタログに記載されている燃費の測定基準が2018年の10月から変更されることをご存知でしょうか?

では、どうして従来の基準から変更する必要があるのでしょうか。今回は燃費の新基準「WLTPモード」についての解説と、普段から実践できる燃費の良いクルマの走らせ方について話をしていきます。

実際に街中を走らせてない!?「カタログ燃費」って何?

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テレビのCMなどで「リッター37kmの低燃費!」などとうたっているものがあります。これがいわゆる「カタログ燃費」で、クルマのカタログの巻末にある、主要諸元に記載されていることからこう呼ばれます。また、カタログをよく見ると、燃料消費率の欄には「JC08モード 国土交通省審査値」と記載があります。

このJC08モードとは、日本独自の燃費計測方法のひとつで、「独立行政法人 交通安全環境研究所」にて計測が行われています。計測は、試験場内のシャシダイナモメータ(測定器)にクルマを載せて、その場でタイヤを回転させる方法で、実は燃費の計測で実際に街を走ってはいないのです。

こうして算出されたJC08モード燃費は、1991年より使用されていた「10・15モード燃費」よりも現実的でより実走行に近いと言われています。

しかし、実際のクルマの運転を想像してみてください。渋滞にあったかと思えば、高速道路をスイスイと走ったり、エアコンを付けたり……いろいろなシチュエーションに遭遇しますね。つまり燃費計測においては、それらの事柄は考慮されていません。あくまでも、あらかじめ決められた速度域と変速域での話です。ですからカタログ燃費を完全に鵜呑みにはできないのです。

さらに、2016年に発覚した三菱自動車、およびスズキの燃費改ざん問題で、自動車メーカーによる燃費の不正が次々と発覚しました。こうした問題を解決するため、国は燃費の基準を新しく検討します。その結果採用された新基準がWLTPモードです。

燃費の国際基準、WLTPモードとは?

WLTPモードとは「Worldwide harmonized Light vehicles Text Procedure」の略。先ほど、JC08モードは日本の独自の規格と述べましたが、ワールドワイドとあるように、WTLPモードは国際連合の傘下にある「自動車基準調和世界フォーラム」で定められた国際的な規格です。

実は日本だけでなく、欧州やアメリカなど、これまで国によって燃費の測定規格はバラバラで、海外で販売する場合はその都度ごとにその国の仕様にする必要がありました。今後は国際規格を採用することでコストカットができ、すべての自動車メーカーにとってもメリットとなります。

では、WLTPモードは従来のJC08モードとどのように異なるのでしょうか。

JC08モードとの最大の違いは「低速」「中速」「高速」「超高速」の4つの速度域に分けて計測を行うことです。これまでJC08モードでは総合的な数値しか表示されませんでしたが、総合的な燃費、市街地、郊外、高速道路と4つのシチュエーションでの燃費を合わせて表示するので、より実際の燃費性能に近い数字が現れます。

また、測定時の試験内容も従来と比べてより厳しくなります。例えば、JC08モードではこれまで一律で測定していた車重ですが、WLTPモードでは車両重量とドライバーの重量100kgに加えて、車両に合わせた重量が加算されます。

その他、エアコンやシートヒーターの作動も新たに燃費に考慮されるようになります。従来より厳しくなったことで、現実に即した燃費数値になることが期待できるでしょう。不正の防止にも役に立つのでユーザーとしてもカタログ燃費を信頼できるようになるのではないでしょうか。

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必見!クルマを変えずに燃費を良くする方法

Red Sedan Car Driving Scenic Mountain Highway with Pigtail Bridge

このようにWLTPを導入することで、カタログ燃費が実燃費と近い数値になるかもしれません。しかし、WLTPモードが導入されれば、当然メーカーもそれに合わせて設計しますので、JC08モードの時とあまり変わらないという指摘もあります。結局のところ冒頭でも述べたように、カタログ燃費を完全に鵜呑みにするのは危険だといえるでしょう。

それでは、どのように普段のクルマで燃費を抑えて走れば良いのでしょうか。

燃費を向上する要素のひとつとして、アクセルやブレーキのコントロール方法を変えることが挙げられます。

走り出しはアクセルをそっと踏み、徐々に加速をつけていきます。そして速度がある程度達したところで、アクセルを一定に保ちます。前方に注意しつつ、スピードメーター(あればタコメーターも)に時々目をやりましょう。

ブレーキングは、前方の状況が分かっていれば早めにアクセルを抜き、エンジンブレーキを効かせましょう。そしてゆっくりブレーキを踏みます。ポイントは、ひとつひとつの動作をゆっくり、滑らかに行うことです。

それにはドライビングポジションが重要となります。シートにしっかりと腰をおろし、ステアリングは両手で、足はアクセルやブレーキにきちんと届くように……教習所で習った通りにしていれば問題ありません。

そこにプラスして、足の位置にも気を配りましょう。常にかかとをしっかりとフロアに付け、各ペダルはつま先で繊細なコントロールを心がけるといいでしょう。

次に車内でのエアコンを冷やし過ぎ、暖め過ぎないようにしましょう。クルマは電装品の塊でもあります。エンジンで動くすべての自動車は、ほぼ電源をエンジンから取っています。

その中でもエアコンは、最もエンジンに負荷がかかります。この負荷が、燃費を悪化させる原因になります。こまめに調節をし、時々エアコンフィルターなどの点検をするとさらにグッドです。

Car Air Conditioner

オイルも重要なポイントです。カー用品店などで、店員さんに勧められるがままにオイル交換をしていませんか?そのオイルが適正かどうか、純正オイルの粘度(オイルの硬さ)をクルマの取扱説明書などで確認しておきましょう。

粘度が高い(硬い)オイルはエンジン内で強い油膜を形成してエンジンを保護しますが、それがかえって抵抗となり、燃費を悪化させてしまうケースもあります。慎重に選ぶようにしましょう。

そして忘れてはならないのが、タイヤです。空気圧は、高すぎても低すぎても燃費に影響があります。運転席のドアピラーや取扱説明書を参考に、月に一度は空気圧を調整しましょう。

最近は「低燃費タイヤ」という、転がり抵抗が少ない(よく転がる)タイヤもありますので、そろそろタイヤの換え時という方は検討する価値があるかもしれません。

※タイヤのチェック方法や選び方のコツについては、こちらの記事もチェック!

なぜもっとこだわらないの?「タイヤ」の基礎知識まとめました

ここまで、燃費計測の方法と燃費運転の具体的な方法について述べてきました。燃費を良くするためにすぐに実践できることも多くありますので、まずは試してみてはいかがでしょうか?

いずれも一度は聞いたことがある事柄かもしれませんが、逆に言えば燃費の向上に王道はないということです。

燃費向上グッズなども色々とありますが、まずは自分の運転スキルを磨くことが燃費を良くすることにつながるのですね。


文:イキクル編集部

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