東京モーターフェス2018、過去最大規模で10月6日(土)〜10月8日(月祝)開催!入場無料、公道試乗やオフロード同乗試乗会や各種企画が盛りだくさん!

     
   

出典元https://clicccar.com/2018/09/09/626648/

東京モーターフェス2018とは?

過ぎゆく「平成」がテーマ

出典元:https://www.tandem-style.com/news/35348/

東京モーターフェスは、東京・お台場の特設会場などで2年に1度開かれているクルマ・バイクのイベント。東京モーターショーが開催されない年に合わせ、日本自動車工業会が2012年から開催しています。

国内外の四輪・二輪メーカーが参加し、今回は前回(2016年)の15社を大きく上回る26社に。出典車両台数も160台から267台以上、プログラム数も18から39へと増え、会場面積も含めて過去最大規模に発展しました。

子供から大人まで楽しめるフェス。平成最後となった今回の開催テーマは、「胸に、ぎゅんとくる。」。ノスタルジーを感じさせるメッセージです。

クルマ・バイクの未来像を見通せるだけでなく、バブルに始まった平成という時代を振り返ることもできる充実したイベント内容に。3日間で延べ約21万8000人が来場しました。

東京モーターフェス2018の開催場所とプログラム内容は?

センタープロムナード

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遊歩道のセンタープロムナードでは、最新の安全性能や環境性能を備えたクルマ・バイクを間近で見られる「セーフティ&エコ展示」を企画海外メーカーの車・バイクを並べた「ハイパフォーマンス車両展示」にもお目にかかれました。見て、触って、シートに座ることもできるのが魅力でした。

見るだけでなく、参加できるのもモーターフェスの特色。広大な展示会場を移動できる「立ち乗り型パーソナルモビリティ試乗体験」、日産の2人乗りコンセプトカーを使った「超小型モビリティ試乗体験」、2歳以上が対象の「お子様向けランバイク体験」も人気を集めました。

お台場第一特設会場

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メインステージが設置された、お台場第一特設会場。トークセッションのほか、ステージをプロデュースしたピストン西沢氏が推薦するクルマを紹介する「動くクルマ図鑑ステージ」などのイベントが目白押し。

サプライズゲストとして登場したのは、レーシングドライバーとしても知られる「モリゾウ」こと日本自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)。何と、自らヤリスWRCのステアリングを握り、ドリフトやバックスピンターン、定常円旋回の全開デモ走行を披露したのです。

豊田会長はラリー仕様の86インプレッサWRXでもタイヤスモークを上げ、見事なドライビングテクニックを発揮。クルマの迫力や楽しさを伝えてくれました。

さらに、大阪府立登美丘高校ダンス部の卒業生によるバブリーダンスが会場を興奮のるつぼに。白煙を上げてドリフトするクルマとのコラボレーションも大迫力でした。

ステージ以外でも「最新乗用車・商用車公道試乗体験」や、原付を含めた「最新バイクの試乗体験」が行われました。

お台場第二特設会場

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第二特設会場は、体験試乗のプログラムが充実。衝突回避技術や誤発進制御機能など最新のテクノロジーを味わえる「先進ドライビング・アシスト体験」に加え、「ドライビング・テクニック体験」も企画。

「ドライビング・テクニック体験」は、日本自動車ジャーナリスト協会の会員が運転する国産最新モデルの試乗体験会。車種の解説まで聞けるおまけ付きでした。

日本を代表するラリードライバーの新井敏弘菅原照仁両選手が運転するラリーカーの助手席に座ってのデモランも企画。プロライダーによる「トライアルバイクショー」も圧巻そのもの。

さらに、メーカー各社が用意したコースで最新オフロードの走行性能を実感できる「オフロード同乗試乗体験」も。エキサイティングなクルマの走りを存分に楽しめるエリアでした。

メガウェブ(MEGA WEB)

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メガウェブで目を引いたのは「超小型モビリティ公道試乗体験」。TOYOTA i-ROADに乗り込み、手軽で気軽なドライブを楽しむ光景は、未来感たっぷり。

特設コースでは、女性インストラクターによる「女性向けビギナードライバー運転講習」も。1BOXカーやSUVなど「ファミリー向け車両試乗体験」も人気を集めました。

東京モーターフェス2018の4つの「胸ぎゅん」企画

バブル時代を象徴するクルマを多数展示するバック to the バブル

出典元:https://221616.com/car-topics/20181008-96535/

平成初期のバブル時代、世の中には豪華装備と高性能を売りにしたスペシャリティーカーがあふれていました。まさに、日本車にとっての黄金時代。

そんな時代にタイムスリップできたのが、中古車買取販売業のガリバーが企画した「来て・見て・触って!平成の名車体験」。見て、触るだけでなく、自らの手でエンジンをかけることもできました。

カーゲーのリアルイベント、eサーキット(e-Circuit)

出典元:https://twitter.com/TOYOTA_PR/status/1048392583133581312

 ゲームとはいえ、もはや本物と肩を並べるリアルさ。アジア・オセアニア最速を決める「ネイションズカップ」、自動車メーカーが対抗する「グランツーリスモ真剣勝負」など白熱の企画を展開しました。

クルマ好きで知られるお笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニアさん、「FUJIWARA」の原西孝幸さんがゲストで登場。レーシングドライバー脇阪寿一さんとのトークを繰り広げたほか、最新のグランツーリスモSPORTSに挑戦しました。

痛車天国編集部が厳選した名車を日替り展示、痛車天国 in TMF

出典元https://twitter.com/hashtag/東京モーターフェス2018

平成期に誕生し、発展を遂げた日本独自のクルマ文化の1つが「痛車」。グラフィックの美しさは、年々進化しています。毎年春に1000台もの痛車が大集結する一大イベント「痛車天国」が、東京モーターフェス2018で再現される形になりました

東京モーターフェス期間中は厳選された10台を日替わりで会場に展示し、「痛車天国」の冠にふさわしく200台が一堂に会したミーティングも開催。カラフルで奇抜なイラストが描かれたラッピング車両が集結した光景は圧巻でした。

豊田章男会長とマツコ・デラックスのトークショー

出典元https://www.as-web.jp/car/411805

ダイバーシティ東京プラザ フェスティバル広場の特設ステージで開かれたのが、豊田会長とマツコ・デラックススペシャルトークショー。自らの人生観やエピソードも交え、クルマ、バイクへの愛を語り尽くしました。

トヨタとの共同出資会社設立を決めたソフトバンクグループの孫正義会長もスペシャルゲストとして登場し、会場を沸かせました。

マツコ・デラックスはトヨタのCMにも出演。レクサスの購入先で、豊田会長と出会ったといいます。自工会の広報誌「JAMAGAGINE」でも、スペシャル対談に臨んだことがあります。

東京モーターフェス2018と共催イベントも多数

最先端の自動運転技術を体感

実用化まで、あと一歩のレベルまで進歩している自動運転技術。東京モータフェスに合わせ、東京都が併催したのが「夢の大橋自動運転試乗会」

一般向けとしては国内初となる完全自動運転の電気自動車「Milee(マイリー)」や、全国各地で実証実験を重ねているミニバンにも試乗できる貴重な機会を提供しました。

このほか、警察や消防など身近な暮らしを支える車両を展示した「働くくるま大集合!」もチビっ子たちに大人気。読売新聞社、内閣府による、モビリティの未来を考えるシンポジウムも開催されました。

次回は東京五輪の開催年

出典元:https://s.webry.info/sp/masu23.at.webry.info/201309/article_1.html

世界に発信するフェスに

次回の東京モーターフェスは2年後の2020年。まさに東京五輪・パラリンピックが開催される年。スポーツの祭典を通し、世界の注目が日本に集まることになります。

日本自動車工業会はこの年の7月6〜12日、東京都内で自動運転実証を公開する計画を立てています。安全で効率てきな自動運転の技術を知らしめることで、日本が先進的なモビリティ社会であることをアピールする狙いです。

2年後の東京モーターフェスも、過去から現在、未来へとつながる日本のクルマ・バイク文化を世界に発信する絶好のチャンスといえます。次回はどんな趣向を凝らした企画を見せて、体感させてくれるのでしょうか、期待は膨らむばかりです。

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