「車が汚れたので洗車をしょう」と思った時に、洗車場を探した経験はありませんか?探していない時は意外と目に入るけど、探そうとすると見つからない洗車場。
今回はそんな洗車場の探し方から、洗車場で必要な洗車用品といった基本的なことや、使い方からマナーまでご紹介していきます。
コイン洗車場とは?ガソリンスタンドの洗車機との違いは?
コイン洗車場とは基本的に無人であることが多く、スチーム洗浄機を使用して手洗いで洗車ができます。洗車機も1台くらいは設置してあるとこが多いです。
洗車メニューが用意されているガソリンスタンドでは、手洗い洗車専門のスタッフがいる店舗もあります。また洗車メニューがないガソリンスタンドでも、洗車機は設置してあるところがほとんどです。
基本的にコイン洗車場のようなスチーム機を使用してセルフで手洗いする設備はありません。
手洗いの洗車専用施設、24時間営業もあり
郊外にある洗車場の中なには24時間営業している場所も存在します。しかし、昨今の若者の車離れの影響から利用客が減り24時間営業の洗車場の数は少なくなっているのが実情です。
コイン洗車場の料金相場は?
コイン洗車場の利用料金は洗車コースによっても様々。
水洗い・泡シャンプー・泡シャンプー+ワックスなどが存在します。
一番安価な水洗い洗車で5分間、500円〜600円の洗車場が多いようです。
場所によっては撥水洗車や光沢の出る液剤を使った洗車も用意されており、2,000円以上のコースも存在します。
コイン洗車場はどこにある?
コイン洗車場がどのような場所にあるのか気にしたことはありますか?
多く場合、車通りが多く周りに住宅が少ない場所にあることが多いです。手洗い洗車でもスチームを使用すると結構な音が出ます。近くに住宅がある場合、騒音問題になる可能性があるからです。
ソフト99が運営する洗車ナビ
洗車用品などを販売しているソフト99が運営するサイト「洗車ナビ」のサービスには、全国の洗車場を検索できるものがあります。
洗車ナビ:http://www.soft99.co.jp/sensya-navi/
Googleマップやマピオン電話帳で検索
Googleマップやマピオン電話帳で検索するのもおすすめです。先ほどのソフト99が運営している洗車ナビもGoogleマップを利用したサービスになります。
また地図に載っていても実際は閉店しているところもあるので、確認してから向かいましょう。
コイン洗車場の利用手順、必要な洗車用品は?
あなたは洗車場を正しく利用できていますか?洗車場によっても使い方は様々。
必要な洗車用品も異なる場合があります。ここではコイン洗車場の利用手順と必要な洗車用品についてご紹介していきます。
料金の支払いと洗浄機の使い方
コイン洗車機の料金の支払い方法は現金もしくは、洗車場専用のプリペイドカードを購入して利用する2種の方法があります。
洗浄機の使い方は、現金(プリペイドカード)を入れた後、お好みの洗車コースを選択します。洗車コースが決まればあとはスタートボタンを押すだけです。
洗車に必要な時間の目安は?(ボディサイズ別)
洗車に必要な時間は慣れている人が洗うのか、慣れていない人が洗うのかでは大きく異なります。ここでは、おおよその目安をボディサイズ別にご紹介していきます。
【軽自動車・コンパクトカー】
足回り(ホイール・タイヤ):8〜10分
ボディを水で流す:2〜3分
シャンプー洗車:15分
洗剤を流す4分
拭き上げ15分
【ミニバン】
足回り(ホイール・タイヤ):8〜10分
ボディを水で流す:5分
シャンプー洗車:25分
洗剤を流す7分
拭き上げ30分
ボディの形状によっても洗車に必要な時間は大きく異なります。上記の時間はあくまでも目安になります。
コイン洗車場で必要になる洗車用品は?
洗車場によっては、シャップーの時にボディをこするスポンジやタイヤを洗うブラシなどが無料で利用できる場所も存在します。スチーム洗浄機のコースの中には泡シャンプーもあるので、洗剤すら用意する必要がありません。
利用するコイン洗車場にどこまで洗車用品が用意されているのか、確認することが必要です。
初めて利用する洗車場であれば、バケツ・スポンジ・洗剤・脚立・拭き取り用クロス、これらの洗車用品は用意しておきましょう。
コイン洗車場で効率よく洗車するコツは?
コイン洗車場の洗浄機の利用時間は意外と短いです。洗う手順を考えて効率よく洗車しないとすぐ時間切れとなります。
延長することもできますが、なるべくお金をかけたくないですよね?ここでは効率よく洗うためのコツをご紹介していきます。
洗浄機でボディ全体の泥・ホコリを落とす
洗車で一番気をつけたいポイントは、ボディに乗った砂埃です。高圧のスチーム洗浄機を使い、ルーフから順に汚れを落としていきます。
シャンプーで上部から下部に向かって洗車する
スチーム洗浄機でも車の上部ルーフから汚れを落としましたが、シャンプーする時も同じです。車体の上部から洗い始め、最後に下部を洗います。
汚れは下に落ちていくので、下部から上部に洗い進めてしまうと汚れが残ってしまい、効率的によくないです。
洗浄機でシャンプーを洗い流す
最後シャンプーを洗い流す時も、車両の上部から順に洗浄機で流していきます。ここでシャンプーをしっかり流しておかないとボディーのシミの原因になるので、入念に流しましょう。
ボディの拭き上げ、ワックス掛け
ボディの拭き上げもシャンプー同様、上部から順に進めます。
水滴の拭き残しがあると、ウォータースポットの原因になります。最後の工程だと思って油断は禁物、実は洗車の中で一番重要な工程です。
ワックスがけに関しては、液体・固形かによって掛け方が異なりますが、一気にやろうとするとムラになりやすいので、少しずつか掛けていきましょう。
コイン洗車場のマナーは?
コイン洗車場の利用で問題になるのがマナーです。近隣に住宅がある場合、大きな声で騒くと迷惑なので洗車以外の目的で利用することのないようにしましょう。
また洗浄機の利用に関しては制限時間が終了したら速やかに車を移動させましょう。洗車時間が終わっているにも関わらず、その場で拭き上げ作業を行なっている人をたまに見かけますが、他の利用者の迷惑になります。拭き上げやワックスがけは洗浄機ブースから移動させて行うのがマナーです。
洗浄ガンの向きも注意が必要です。洗車に夢中になっていると、車以外の方向に洗浄ガンが向いていることがあります。高圧なスチームは隣の洗車ブースに届いてしまい、隣で洗車をしている人がびしょ濡れなんてこともあります。
このようにコイン洗車場をご利用の際は、周りの人のことを考えトラブルが起きないように洗車を楽しみましょう。