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5代目ホンダ オデッセイ!8年連続北米ミニバン販売台数トップ!

5代目ホンダ オデッセイ!8年連続北米ミニバン販売台数トップ!
     
   

実は2010年以降、ホンダオデッセイはアメリカで8年連続ミニバンの販売台数トップを獲得しています。

ただし厳密にはオデッセイそのものではなく、2005年頃日本でラグレイトという車名で発売されていた車がベースです。

サイズもパワーも日本のオデッセイよりも大きく、完全にアメリカ人好みの車として良好な売れ行きです。

ところで日本の5代目オデッセイもサイズアップしましたが、一体どんな車なのでしょうか。

今回は5代目ホンダオデッセイ2013年モデルについて詳しくご紹介します。

5代目ホンダ オデッセイのエクステリアの特徴

5代目ホンダ オデッセイのエクステリアの大きな特徴は「エリシオンとの統合」「両側スライドドアの採用」「車高1,695mm超え」の3つです。

①エリシオンとの統合

現在アメリカのミニバン市場で首位を独走しているオデッセイの中身はラグレイト(2005年日本で販売終了)です。

そのラグレイトの後継モデルが、エリシオン(2004年日本で販売開始)です。

ところがエリシオンは2013年に日本で販売を終了します。そのエルシオンのボディサイズがそのまま5代目オデッセイに採用されます。

簡単にいうとエリシオンがフルモデルチェンジして、5代目オデッセイという車名になったということです。

②両側スライドドアの採用

ボディサイズがエリシオンサイズになったことで、それまでリアドアは両側ヒンジドアだったものが、歴代初の両側スライドドアが採用されました。

③車高1,695mm超え

また全高も前モデルから比較すると150mm近く高くなり、1,695mmを実現しました。この高さは初代オデッセイの1675mmを超えた高さになりました。

ホンダ オデッセイの歴史 初代オデッセイはホンダを倒産の危機から救った車だった!

初代オデッセイが登場する前のホンダは、セダン(4ドア車)、クーペ(2ドア車)などの古いタイプの車しかなく、RVタイプを持っていませんでした。

また当時は、ホンダのほとんどの車の売り上げがジリ貧状態で、会社の業績も悪く、このままでは倒産もやむなしといわれていた状態でした。

初代オデッセイの開発がスタートしたのは、このほとんど開発費が無い状態からでした。

「アコードのプラットフォーム」に「シビックの部品」を搭載することで、事実上の多人数乗員型ミニバン初代オデッセイが誕生します。

ただし初代オデッセイは「ミニバン」「RV」などの売れ筋カテゴリー名は採用されませんでした。

その代わり「クリエティブ・ムーバー」というファジー(あいまい)なカテゴリー名を付けられます。

その理由は「ミニバン」や「RV」には強豪が多く、新技術では圧倒的に劣る初代オデッセイでは勝ち目がなかったからです。

また当時のホンダの首脳陣や販売店も目ぼしいセールスポイントが一切なかった初代オデッセイには否定的な意見が大半を占めていました。

ところが初代オデッセイにはこの時最大の追い風が吹きます。

それは当時ヒットしていたアメリカ映画「アダムスファミリー」を使ったユーモラスなコマーシャルがお茶の間でウケ、大人気になったからです。

初代オデッセイが販売されると、注文が殺到します。

そしてそれまで3ナンバー車の首位を独占していたクラウンから首位を奪うという快挙を成し遂げます。

また発売翌年の1995年には、12万5000台を超える大ヒットを記録して自動車業界に激震を走らせます。

ホンダ オデッセイの年表

①1994年10月初代オデッセイ発売開始。

3ナンバークラスで首位になる大ヒットを記録する。

アメリカやヨーロッパで発売するが売れ行きは不振。

ただしその後、アメリカでは2代目オデッセイとして「ラグレイト」を投入。2010年から8年連続首位を獲得する。

②1999年12月2代目オデッセイ発売開始。

スポーティなデザインに改変される。

③2003年10月3代目オデッセイ発売開始。

全高を1,550mmにしたことで、機械式立体駐車場へ入庫可能になる。

④2008年10月4代目オデッセイ発売開始。

2009年2月国内累計販売台数100万台を達成する。

⑤2013年11月5代目オデッセイ発売開始。

5代目オデッセイのパワートレインの特徴 アース・ドリーム・テクノロジーの採用!

5代目オデッセイのパワートレインの特徴は「アース・ドリーム・テクノロジーの採用」と「K24W型 2.4L 直4 DOHC i-VTECエンジンの搭載」の2つです。

①アース・ドリーム・テクノロジー採用

5代目オデッセイのパワートレインに採用されたのは「アース・ドリーム・テクノロジー」という環境技術です。

「アース・ドリーム・テクノロジー」は以下「EDT」と略称させていただきます

「EDT」のキモは「CO2排出量削減」と「燃費の向上」です。

「EDT」のポイントは、エンジンのダウンサイジング(高性能、小型化)による高燃費化、トランスミッションの効率化、エンジンからモーターへの転換などです。

②K24W型 2.4L 直4 DOHC i-VTECエンジン搭載

5代目オデッセイのエンジンは次の2タイプです。

・ノーマルガソリンエンジンは「K24W型 2.4L 直4 DOHC i-VTEC ポート噴射」

ポート噴射とは、吸気バルブにめがけて噴射する方法で、従来型の方法です。

・アブソルートガソリンエンジンは「K24W型 2.4L 直4 DOHC i-VTEC 直噴」

現在ヨーロッパ車の主流となりつつあるのが、シリンダー内に直接燃料を噴射する直噴方式です。

直噴にすることで、175PSから190PSに出力が向上します。これにより強い加速が得られます。

ポート噴射と直噴の差は、全開加速時に出力差がはっきりとわかります。ただし通常走行ではそれほど大差はありません。

また「i-VTEC」とは、エンジンの回転数に応じて、バルブの開きを変える仕組みのことです。

・低回転 → バルブの開きを小さくする → 低燃費になる

・高回転 → バルブの開きを大きくする → パワーアップする

よって「K24W型 2.4L 直4 DOHC i-VTEC ポート噴射」エンジンとは、K24W型番の排気量2400㏄、直列4気筒 i-VTEC搭載のポート噴射方式のエンジンということです。

5代目オデッセイのインテリアの特徴 

5代目オデッセイのインテリアの主な特徴は「モダンスイートルーム」「M・M思想」「ステップ高300mm」の3つです。

①モダンスイートルーム

モダンスイートルームとは、高級ホテルのスイートルームをイメージした室内ということです。

新鮮で、清潔で、退屈しない室内空間を目指しています。

②M・M思想

M・M思想とは広い室内という考え方です。

人のためのスペースは最大限に、メカニズムは最小限にということです。

できるだけメカは小型化、薄型化にすることで、人がストレスなく過ごせて、移動しやすい広い室内空間を実現しています。

③ステップ高300mm

開口部のステップ高が300mmという圧倒的な低床を実現しています。

これにより小さなお子さま、高齢者、身体の不自由な方でもつまずきにくく、安全に乗り込むことができます。

5代目オデッセイのサイズ・スペック

こちらでは5代目オデッセイ「Gタイプ(2013年11月モデル)」のサイズ・スペックをご紹介します。

全長×全幅×全高
4830×1800×1715mm
車両重量(kg)
1780kg
室内長×室内幅×室内高
2935×1625×1305mm
最高出力
129kW(175ps)/6200rpm
最大トルク
226N・m(23.0kg・m)/4000rpm
最小回転半径
5.4m

5代目オデッセイのセールスポイント

5代目オデッセイのセールスポイントは、重量級ミニバン離れしたキレのある走りです。

走りの良さは、歴代オデッセイから引き継いできたものです。

5代目オデッセイには、ベンツやBMWに採用されているザックス社のダンパーが採用されています。

ダンパーとは振動や揺れなどを吸収、低減させるパーツで「サスペンション」を構成パーツです。一般にはショックアブソーバーとも呼ばれます。

このダンパーの採用により、振動や揺れなどが小さく、安定した走りができます。

走りは全速域でマイルドでジェントルな走りが期待できます。ステアリングレスポンスも直感的に伝わりやすく心地良いハンドリングができます。

非常にキレが良く、重量級ミニバン離れしたスポーティな走行ができます。

5代目オデッセイのマイナーチェンジポイント

2017年11月に5代目オデッセイがマイナーモデルを発売しました。

この時のマイナーモデルチェンジでは「エクステリア」と「インテリア」が変更されました。

①エクステリアの変更点

・フロントマスクをシャープな印象に変更

・フォグランプが「ラウンドタイプ」から「ストレートタイプ」に変更

・テールランプ横の「ODYSSEY」のロゴマークが廃止

・アルミホイールが放射状のデザインに変更

・ボディーカラーが全7色に増加

②インテリアの変更点

・2列目シートに大型ヘッドレスト、小物入れの追加

・コンビシートの追加

5代目オデッセイのライバル車

5代目オデッセイの直接のライバル車は3代目トヨタエスティマでした。

ところが3代目エスティマは2019年10月に販売を終了します。通算29年5ヶ月の販売期間に幕を閉じました。

トヨタがエスティマの代替え車種として候補に挙げているのが、アルファードとヴェルファイアです。

5代目オデッセイと3代目エスティマはこれまで互角の戦いができました。

ところがアルファードとヴェルファイアは5代目オデッセイよりも格上です。今後は厳しい戦いが予想されます。

オデッセイがアルファードとヴェルファイアに対抗するには、次のフルモデルチェンジが期待されます。f

 

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