新型Honda eが、2つの賞を受賞。日本導入の可能性は?

新型Honda eが、2つの賞を受賞。日本導入の可能性は?
     
   

Honda eは、プロダクトデザイン賞の自動車部門にて、「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を獲得したことを3月30日に発表しました。

さらにスマート・プロダクト部門でも「レッド・ドット賞」を受賞しました。

2つの賞を受賞した同モデルは、現在欧州で販売予約が開始されています。受賞したこのモデルを紹介しながら、日本導入の可能性を探っていきます。

 

引用:https://www.honda.co.jp/news/2020/c200330b.html

Honda eってどんな車?

エクステリアビュー

引用:https://www.honda.co.jp/news/2019/4190227.html

エクステリアデザインは、過去を見つめ直して将来のクルマをデザインすることで完成しています。初代ホンダシビックを連想させるHonda eは、レトロな外観を持つクリーンでシンプルな設計で完成しています。

完璧でシンプルなディテールを目指すために、ヘッドライトやテールライトのデザインを統一し、さらにヘッドライト・カメラ・レーダーなどがオールインワンとなることでスッキリしたデザインとなっていますね。

17インチ合金アルミホイールには、ブレーキダストの汚れを防止するためにカバーが付いています。クリーンなモデルというイメージにあった味付けがされていますね。

欧州導入モデルのエクステリアカラーは、

  1. クリスタルブラックパール
  2. クリスタルブルーメタリックプラチナホワイトパール
  3. エレクトリックイエロー
  4. クリスタルブルーメタリック
  5. アシエモダンメタリック

が用意されています。

内装ビュー

引用:https://www.honda.co.jp/news/2019/4190227.html

コンセプトは、宇宙旅行!

街は、いつでも騒がしく動いています。Honda eは、その逆を行くように雄大で静かになるように企画されています。

乗車すると、街の騒音から隔離され、リビングのような落ち着きのある内装に包まれる仕上げです。センターコンソールがないことで、広々とした空間も演出しています。

快適な座席に座って、目の前のダッシュボードに広がる大画面の数々が、まるで宇宙を旅しているような雰囲気ですね。

内装トリムは、リビングを目指して作られ、シートもリビングソファーのような仕上げになっています。リアシートも足元スペースが広々となるように設計され、快適な空間を確保しています。

パワートレインは?

引用:https://auto.honda.fr/cars/new/honda-e/performance.html

Honda eのパワートレイン等は、どのように仕上げているのでしょうか?

  • シャーシは、卓越したハンドリング、俊敏性、快適な運転を提供するように新設計。
  • パワートレインは、強力な電気モーターで後輪駆動し、激しい加速時の運転感覚も向上。
  • 理想的な50対50の理想的な前後重量配分を達成。
  • 床下に敷き詰められたリチウムイオンバッテリーは、一定温度に管理できるシステム。
  • 大容量35.5 kWhリチウムイオンバッテリーは、タイプ2 ACコネクタまたはCCS2 DC急速充電が可能。
  • 航続走行距離は、200km。

日産 リーフが、40kwhバッテリー搭載モデルで航続距離が400kmとなっています。Honda eの航続距離は、少し不安が出るかもしれませんね。

街乗りを基本とした設計となっているため、普段の買い物やお子さんの送迎などであれば充分な距離であるとのではないでしょうか。

Honda eの販売価格と日本導入の可能性は?

現在欧州では、€35,060~の販売になっています。日本円で約420万円ほどです。電気自動車の先駆けである日産リーフが、約333万円~ですので結構高価な設定であるといえます。

2019年の東京モーターショーにて、日本プレミアでHonda eは公開されています。日本のモーターショーで公開されているモデルですので、日本導入は行われるでしょう。

現在欧州で予約開始のアナウンスが始まった状態です。日本導入は、早くても年内ではないでしょうか。

また販売開始前に、先行予約が行われる可能性が高いと予想します。

レッド・ドット・デザイン賞って?

レッド・ドット・デザイン賞は、ドイツ エッセンにあるノルトラインで主催の国際的なプロダクトデザイン賞です。

1955年に創立され、デザイナーと製造業者が応募できる歴史ある賞となっています。

レッド・ドットは、3つの異なるジャンルに大別して賞を授与しています。

  1. プロダクトデザイン/デザインチーム
  2. コミュニケーションデザイン
  3. デザインコンセプト

Honda eは、「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」&「レッド・ドット賞」の両方を各部門で受賞しました。特に前者のほうは、非常に敷居の高い受賞になりますので、ホンダとしても誇らしいことになるでしょう。

まとめ

新型Honda eが、2つの賞を受賞。日本導入の可能性をまとめると

  • 「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」&「レッド・ドット賞」の両方を各部門で受賞。
  • レッド・ドット・デザイン賞は、1955年創設の歴史ある賞です。
  • Honda eは、シンプルなエクステリアデザインに宇宙空間を連想する内装が特徴
  • 日本導入は、早くても年内と予想します。

ホンダが、パワートレインに100%電気を使用したゼロエミッションモデルを開発しました。既に欧州では、予約が開始されています。日本への導入の期待が高まりますね。

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