シフトノブの交換なのに、季節はずれの写真を載せてしまっているのですが、コレには理由があります。筆者在住の地域は、豪雪地帯です。この車は、2019年3月に中古車で購入しました。
購入した時は、シフトノブは綺麗なシルバーで剥がれなどはなかったのです。それが1年経ったら、シフトのシルバー部分が剥がれる現象が起きていました。
筆者在住の豪雪地帯では、-20℃という気温が続くこともあります。どうしても手袋(滑り止め付き)などの使用が必要であったりします。寒い冬の半年位で古い車のシフトノブに剥がれが出てしまったということです。
ここでは、シフトノブの選び方や交換方法、満足度などを経験を踏まえてご紹介します。
車両の詳細や気候など
引用:筆者撮影画像
筆者の手元に中古で届いたのは、2019年4月でした。平成19年式なので既に12年が経過していました。走行距離は、当時39,000kmで低走行でした。状態もよく本州の車の錆は少ないなと感心しました。
シフト交換をしたのは、45,000kmなので6,000kmほど走行したときです。もともと年式も古い車なので仕方ないことでもあるのですが綺麗だったシフトが1年で剥がれはじめました。
純正シフトノブのデザインや剥がれ
引用:筆者撮影画像
上記画像は、純正のシフトノブです。センターコンソールのシルバートリムに合わせてシルバーで施されています。ただシフトゲートのリングは、メッキ加工されています。
シフトのシルバー部分右側が、はがれてきていることがわかります。オートマなのでシフトには常時触れていないのですが、ゴム付き手袋などで剥がれが発生したと想像します。
シフトノブ選びに必要なこと
引用:筆者撮影画像
筆者は、車に乗り始めて30年近く経過しています。この間色々な車(マニュアル・オートマ)に乗ってきました。シフトノブも多く変えています。この経験も含めてシフトの選び方をご紹介していきます。
①自分のシフトが、どのような規格なのかを必ず調べること
これは、シフトの形状(特にオートマ)があるということです。オートマでは、一般的にフロア、コラム、インパネなど位置による違いがあります。これにシフト形状の種類、シフトシャフトのネジ形状などがあります。
マニュアルの場合は、シフトシャフトのネジ形状が違うだけの場合が多いです。
②適合するシフトの規格を予め確認していくことが重要です。
昨今では、本や知人などからの情報だけでなく、インターネットでいろいろな人が同じモデルのシフト交換の手引きを載せていることがあります。その中に有益な情報も多くあります。こういった情報をきちんと精査していくことが大事です。
③シフト選び
規格などがわかったら、次はどういったデザインがその車にマッチするかや、好みのシフトをチョイスする段階です。こちらもインターネットなどを駆使して、好きな形状や既につけている方の感想などを参考にして選ぶと良いでしょう。
今回は、エスクードにハイエース用が合うという情報と、思いのほかしっくりと馴染むとのことで、ハイエース用をチョイスしました。
引用:筆者撮影画像
筆者は、今回こんなシフトノブなら似合うのかなという想像をしながらチョイスしてみました。
- 筆者所有車は、ゲート式でプッシュなどの付いていない単純なシフト、シフトシャフトのネジ系は8㎜。
- シフトシャフトのネジ系が、8㎜なのはトヨタ系に多い
- シフトゲートのリングが、メッキなのでそれに合わせるとシックリくる
- シフトノブは、純正の場合結構長いのですが、もう少し短い方が扱いやすい
好みや先に交換している方の情報をもとに、上記の商品を購入しました。価格は、2,500円くらい。
シフト交換開始
引用:筆者撮影画像
いたって簡単なシフトノブ交換でした。
まずは純正のシフトノブを左回りに外してしまいます。ものの30秒で外れます。クルクル!と回すだけの簡単な作業です。
引用:筆者撮影画像
購入した新しいシフトノブをクルクル!っと取り付けて終了です。取替え時間1分少々。
今回筆者は、トヨタ ハイエースに適合しているシフトをチョイスしました。ネジ系が8㎜ですので、特に何も考えることなく取り付けできます。
筆者のワンポイントアドバイス
よく汎用などと書いてあるシフトノブを見かけます。これは、8㎜、10㎜、12㎜といったネジ系に対応した商品になっています。付属のアダプターで調整して取り付けをしていく方法です。また確実に取り付けるために、イモネジなどでシフトシャフトを直接固定します。
こういった商品のチョイスもアリだとは思います。この場合どうしてもシフトノブ下側の直径が大きいので、純正チックにならなかったり、イモネジでシャフト自体が傷つく可能性があります。
純正風に仕上げたい場合は、なるべくシフトシャフト系にあったシフトを選ぶと良いでしょう。
まとめ
すごく簡単!シフトノブの交換手引きをまとめると
- 所有車シフトノブの規格を把握しましょう。
- シフトノブを選ぶ時は、好きなデザインだけでなく取り付けしている人の評価を見ながら選ぶと良いでしょう
- 汎用品は、万能であると同時に純正風に仕上がりづらい傾向がある
- 取替えの時間は、簡単なものは1分からできます。
シフトノブを交換するだけで、車の愛着が増えたりします。また必ず触るところなので綺麗なシフトノブやお気に入りのものに交換することは、気分上々になったりします。皆さんも挑戦してみては如何でしょうか。