トヨタは、2014年にセダンタイプの新型燃料電池自動車(FCV)であるMIRAIを投入することで、FCVを推進してきています。このMIRAIがついにフルモデルチェンジしそうです。
トヨタ ヨーロッパは、2020年1月14日(現地時間)にMIRAIの2代目モデルを2020年中に販売することを発表しています。販売地区は、日本、北米、ヨーロッパと掲載されてますので日本登場は間違いないと予想します。
ここでは、新型MIRAIのエクステリアや内装、パワートレインなどをご紹介していきます。
トヨタ 新型MIRAIの日本販売時期は?
引用:https://newsroom.toyota.eu/toyota-advances-towards-a-hydrogen-mobility-future-with-second-generation-mirai/
新型MIRAIは、トヨタヨーロッパで正式に2020年中に販売開始すると2020年1月14日時点では発表されました。その後新型コロナウィルスの影響などから、少し遅れている状況になっているのではないでしょうか?筆者の大胆予想では、2020年末付近から2021年初め頃に日本に導入されると予想します。
トヨタ 新型MIRAIのエクステリア等
東京モーターショー2019時のコンセプト画像
引用:https://global.toyota/jp/mobility/toyota-brand/features/tms/2019/?_ga=2.266355341.2006048507.1593140400-400329534.1582962983
日本ではコンセプトモデルとして、東京モーターショー2019にてMIRAIコンセプトが展示されました。このとき既にほぼ完成形に近い状態に仕上がっていましたので、トヨタ ヨーロッパで公開された画像とほぼディテールなどは同じ状況であるといえます。
引用:https://newsroom.toyota.eu/toyota-advances-towards-a-hydrogen-mobility-future-with-second-generation-mirai/
ディテールは、ローラインでエレガントなプロポーション、なめらかでピンと張ったボディワークを特徴としています。大径20インチホイールを備えたエクステリアデザインは、FCVであっても綺麗なセダンフォルムを構えるといって印象です。
- 新型MIRAIの大きさは、全長4,975×全幅1,885×全高1,470㎜ ホイールベースは、2,920㎜です
- 現行型MIRAIの大きさは、全長4,890×全幅1,815×全高1,535㎜ ホイールベースは、2,780です。
一回り大きくなった印象ですね。
トヨタ 新型MIRAIの内装等
引用:https://newsroom.toyota.eu/toyota-advances-towards-a-hydrogen-mobility-future-with-second-generation-mirai/
内装は、シンプルながらもモダンに仕上げることで乗員が心地よく移動できる空間をモリーフに設計されています。12.3インチセンターモニターやコックピット周りをスッキリすることで、広い空間を演出しています。
4人乗りである現行型MIRAIでしたが、新型MIRAIでは5人乗りとなっています。
トヨタ 新型MIRAIのパワートレイン等
トヨタは、燃料電池システムの改善を行い、さらに大型車載水素タンクの採用をすることで、新型MIRAIの走行距離を30%増加させるように設計しています。3つのタンク(1つは長い、2つは短い)を設置することで、現行モデルと比較して燃料容量が約1キログラム増加します。
航続距離をより延ばすことによって、ユーザーの燃料補充回数を減らすことが出来るという利点があります。これは、水素ステーションがまだ少ない日本では朗報でもありますね。
トヨタ 現行型MIRAIって?
引用:https://toyota.jp/mirai/gallery/?padid=from_mirai_top_navi-menu_gallery
現行型MIRAIは、どことなくプリウスのディテールに似ています。水素を燃料にしてモーターを駆動するFCVとして約10,000台が販売されました。また水素を重鎮するためのステーション建設もトヨタは行っていて、世界中でFCVが走行できるように現在も日々ステーションを追加しています。
新型では、全く新しいデザインのMIRAIにアップデートされていますね。
まとめ
トヨタ MIRAIのフルモデルチェンジはいつ?をまとめると
- トヨタ ヨーロッパでは正式に2020年中に販売開始と発表しましたが、新型コロナウィルスの影響が発生するかもしれません。よって2020年末か2021年初めには日本導入になると予想します。
- エクステリアデザインや車両サイズを変更し、4人乗りから5人乗りに進化しました。
- パワートレインは、現行型よりも30%航続距離が伸びるように設計されています。
トヨタは、FCVの牽引メーカーの1つとしてMIRAIを進化させ2代目へとつないでいきます。これは、ゼロエミッションへの飽くなき挑戦でもあります。各社が、ゼロエミッションに向けて色々な取り組みをしていますね。新型MIRAIの日本導入が楽しみです。