レクサスGSが販売終了へ、これに伴い特別仕様車“Eternal Touring”が設定

レクサスGSが販売終了へ、これに伴い特別仕様車“Eternal Touring”が設定
     
   

レクサスは、グランドツーリングセダンであるGSの生産を2020年8月をもって終了することを発表しました。製造終了に伴いGS特別仕様車“Eternal Touring”を新設定し、全国のレクサス店を通じて6月1日に販売開始しています。

GSは、1993年の初代モデル発売以降(海外)、4世代に渡って走りの楽しさと上質な乗り心地を両立させたグランドツーリングセダンとして販売されているモデルです。日本国内では、2005年のLEXUS開業に併せて、3代目から販売を開始しています。

2012年にフルモデルチェンジした現行モデルでは、レクサスのデザインアイコンであるスピンドルグリルを初採用し、ドライバーが意のままにクルマを操る楽しさを追求したモデルとなっています。

約30年近く販売されているGSが姿を消すということですね。ここでは、特別仕様車である“Eternal Touring”をご紹介するとともに、GSの歴史にも触れてみたいと思います。

レクサス GS特別仕様車“Eternal Touring”の特徴など

引用:https://lexus.jp/models/gs/features/eternal/?_ga=2.159332602.1174427841.1594074068-2076804046.1594074068

特別仕様車の“Eternal Touring”の特徴は、GS450h/350/300h/300“F SPORT”をベースモデルにして、レクサス象徴である“F”から継承した数々の走行アイテムを搭載している点です。

エクステリアは、スピンドルグリルやアルミホイール、ドアミラーやリヤスポイラーなどに走行を表現するブラックの配色を施しています。GS450hとGS350 2WDの“Eternal Touring”には、足元が映えるオレンジブレーキキャリパーを搭載するなど、力強い走りを想起させる精悍なスタイリングに仕上げています。

エクステリアでの特別装備

  • “F SPORT”専用スピンドルグリル(特別仕様車専用グロスブラック)/フレーム(特別仕様車専用漆黒メッキ)
  • フロントバンパーサイドベゼル(特別仕様車専用グロスブラック)
  • ラゲージドアガーニッシュ(特別仕様車専用漆黒メッキ)
  • “F SPORT”専用リヤスポイラー(特別仕様車専用ブラック塗装)
  • オート電動格納式ドアミラー(広角・自動防眩・鏡面リバース連動ラストメモリー付チルトダウン・メモリー・ヒーター付/特別仕様車専用ブラック塗装)
  • フロント235/40R19+リヤ265/35R19タイヤ&“F SPORT”専用アルミホイール(特別仕様車専用ブラック塗装+ブラックナット)
  • “F SPORT”専用オレンジブレーキキャリパー(フロント・リヤ/フロントLEXUSロゴ)
  • 三眼フルLEDヘッドランプ(ロー・ハイビーム)&LEDフロントターンシグナルランプ
  • ヘッドランプクリーナー

数々のエクステリアパーツが、特別仕様として採用されていることがわかりますね。また「走り」を連想させるパーツが豊富に搭載されています。

レクサス GS特別仕様車“Eternal Touring”の特徴など

引用:https://lexus.jp/models/gs/features/eternal/?_ga=2.159332602.1174427841.1594074068-2076804046.1594074068

内装では、GS Fで好評のアルカンターラ®表皮やカーボンオーナメントパネルを装備しただけでなく、ドアトリムやメーターフードなどにはブラックの内装色に映えるレッドステッチを施しています。ドアトリムとステアリングの一部にもフレアレッドの表皮をインストールしたことで、上質さとスポーティさをさらに高めた仕様です。

内装での特別装備

  • F SPORT”専用ディンプル本革ステアリング(パドルシフト付/特別仕様車専用ブラック×フレアレッド・レッドステッチ)&“F SPORT”専用ディンプル本革シフトノブ(特別仕様車専用ブラック・レッドステッチ)
  • メーターフード/インストルメントパネル上部/センターコンソール/パームレスト/ドアトリム(特別仕様車専用アルカンターラ®表皮・レッドステッチ)
  • 特別仕様車専用カーボンオーナメントパネル(ブラック)
  • “F SPORT”専用本革シート(運転席・助手席ベンチレーション機能・ヒーター付/特別仕様車専用ブラック・レッドステッチ)
  • クリアランスソナー&バックソナー
  • アダプティブハイビームシステム[AHS]
  • ブラインドスポットモニター[BSM]

全体的にレッドの配色をあしらうことで、走りのマインドがアップするように仕上げられています。それに併せて安全装備の拡充も図られています。

レクサス GS特別仕様車“Eternal Touring”のラインアップ

引用:https://lexus.jp/models/gs/features/eternal/?_ga=2.159332602.1174427841.1594074068-2076804046.1594074068

  1. GS300 特別仕様車“Eternal Touring” DBA-ARL10 1998cc 8AT FR 5名 7,100,000円
  2. GS300h 特別仕様車“Eternal Touring” DAA-AWL10 2493cc CVT FR 5名 7,500,000円
  3. GS350 特別仕様車“Eternal Touring” DBA-GRL12 3456cc 8AT FR 5名 8,000,000円
  4. GS350 特別仕様車“Eternal Touring” DBA-GRL16 3456cc 6AT フルタイム4WD 5名 8,000,000円
  5. GS450h 特別仕様車“Eternal Touring” DAA-GWL10 3456cc CVT FR 5名 9,000,000円

豊富なグレード体系になっているGSは、特別仕様モデルである“Eternal Touring”でも幅広いパワートレインで設定されていることがわかります。ユーザーがお好みでチョイスしやすいことにつながるでしょう。

レクサスGSの歴史紹介

引用:https://global.toyota/jp/detail/1838529?_ga=2.111841732.1953707824.1595121502-937968274.1595121502

レクサスブランドは、海外でトヨタの高級ブランドとして立ち上げられています。GSは、初代・2代目までは米国等を中心に販売されています。日本では、アリストとして販売されていました。

レクサスブランドが2005年に国内開業したことから、GSのラインアップが行われています。3代目のGSから日本国内の導入が行われ、4代目となる現行型で8月販売終了となる予定です。

日本では、アリスト時代も含め約30年の販売実績あるモデルが終売となることになります。これは非常に残念ではあるのですが、この最終を機会に購入するのもよいのではないでしょうか!

まとめ

レクサスGSが販売終了へ、これに伴い特別仕様車“Eternal Touring”が設定をまとめると

  • GSの2020年8月ごろの販売終了に合わせて、特別仕様が設定されています。
  • ベースモデルにFパーツがふんだんに盛り込まれた特別モデルです。

レクサスブランド初期から販売されているモデルが販売終了を迎えます。これは時代の流れによるものなのかもしれませんが惜しいと感じてしまうのではないでしょうか。最終のGSを欲しいと思う方は、店頭に見に行くのが良いでしょう!

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