CATLとHondaが、新エネルギー車専用バッテリーで包括合意!

CATLとHondaが、新エネルギー車専用バッテリーで包括合意!
     
   

ホンダは、電気自動車用バッテリーメーカーとして世界再王手となるCATLとパートナシップ契約を2020年07月10日に締結しました。

これは、さらなる電動自動車の普及加速に向けた戦略的な強化を行っていくということでしょう。今回の包括的な契約によって、バッテリーの共同開発、安定供給、リサイクルとリユースの幅広い領域で協業することとなりそうです。ここでは、ホンダとCATLの締結の具体的な方向性などをご紹介します。

包括的戦略アライアンス契約のポイント

  1. 新エネルギーを利用した⾞⽤バッテリーの共同開発と将来に向けての基礎技術の共同研究
  2. CATLからホンダへの新エネルギーの⾞⽤バッテリーを安定供給する
  3. 将来を⾒据えたリユーススキームの構築とバッテリーリサイクルをするべく協議開始
  4. ホンダがCATLの第三者割当増資の引き受けを⾏い株式を取得する

 CATLとホンダは 、新エネルギー⾞⽤バッテリーに関する包括的なアライアンス契約を締結することで、両社が世界的に電動自動車を普及させたい思いがありそうです。さらに電動バッテリーが、包括的なサイクルとして利用できるようにするビジョンを協業する方向となっています。

CATLってどんな会社?

引用:https://www.catlbattery.com/index.php/about/information

寧徳時代新能源科技股(以下CATL)は、中国に本拠地を置く世界再王手の自動車用バッテリーメーカーです。2011年に設立された比較的新しい企業となっています。

電気自動車用のリチウムイオンバッテリーだけでなく、バッテリーマネージメントシステム(BMS)の製造もおこなっている企業です。2017年にはパナソニックを抜いて電気自動車用電池メーカーとして世界1位になっています。

CATLは、自動車⽤バッテリーシステム及びエネルギー貯蓄システムの研究開発・生産及び販売をし、グローバルに展開している企業ということですね。

今回のアライアンス契約によって、新エネルギー自動車の運⽤に向けた最適なソリューションを安定的に提供することが可能になりそうです。

ホンダの電気自動車について

引用:https://www.honda.co.jp/tech/auto/powertrains/shawd.html

現在ホンダでは、自動車事業では新型フィットやステップワゴン、そしてNSXなどスポーツモデルにもハイブリッドシステムをご導入しています。先日HONDA eという電気自動車も公開されました。今後も自動車分野において電化を促進していくことになると予想します。

またホンダは4輪自動車だけでなく、⼆輪・ライフクリエーション・航空機事業をグローバルに展開するモビリティ企業です。今後の電動開発によって、多くの分野で電動化に向けた取り組みが加速することが予想できますね。

今回のアライアンス契約では、ホンダとしても今後の電動自動車やその他の事業を大きく躍進させることができると考えているでしょう。

両社の電動⾞戦略実現に向けた取り組みによって  2022年を目途に中国生産モデルへの供給開始が行われそうです。将来的にはグローバル展開も視野に研究開発も進められそうです。

実は、少し前にはトヨタもCATLとパートナシップ契約を締結

トヨタは、今回のホンダとCATLの提携よりも1年ほど前の2019年7月17日に新エネルギー車用のバッテリーに関する包括的パートナーシップが締結されています。

  • NEV(新エネルギー車)用電池の開発・供給
  • 電池システムの新技術開発、セルの品質向上
  • 電池のリユースとリサイクル

締結の内容を確認すると、電池の供給のみならず、新技術の開発、品質の向上、さらにはリユースやリサイクルなど幅広い分野における開発・検討となっていますので、トヨタも今後の電動自動車におけるバッテリーの重要性や安定供給の必要性などを重要視していると考えます。

CATLはトヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車、PSA、現代自動車、BMW、フォルクスワーゲン、ダイムラーなどと協力しながらバッテリー安定供給や開発を行っている企業でもあります。電動化の波が着々と近づいてきている現代と未来に向け、各自動車メーカーもより良いバッテリー開発に日々邁進していますね。

まとめ

CATLとHondaが、新エネルギー車専用バッテリーで包括合意!をまとめると

  • 世界再王手のCATLと包括的な契約をすることで、今後の開発と安定供給が行える
  • 電動化の波に対して、ホンダもCATLも対応できるように今から準備していく
  • ホンダとしては、4輪だけでなく他の事業にも電動展開できる強みを生かすための包括的な締結

現在、ガソリンや軽油などの化石燃料のみを使用したパワートレインから、ハイブリッドやEV(電気自動車)、さらにはFCVなど蓄電システムを搭載した車が多くなってきています。

この電化の波は今後もどんどん大きくなっていくでしょう。こういった電化の波にきちんと対応できるように今回ホンダとCATLは強力に手を結んだと考えます。

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