万が一事故にあったら(起こしたら)どうするべき?

万が一事故にあったら(起こしたら)どうするべき?
     
   

自動車を運転しているの皆さん全員が、事故に遭遇したくないと思っているのではないでしょうか。また事故を起こしたいと思っている方はいないと思います。しかし、どんなに気を付けていてもハンドルを握って運転している以上は、事故にあってしまう(起こしてしまう)可能性があると思います。

実際に事故にあったり、起こしたりしてしまうと気が動転したりして、どのように行動を取って良いのか解らなく、その場で呆然としてしまう人も少なくありません。ここでは、万が一、「事故にあったり、起こしてしまった場合」どのように行動したらよいのかを解説します。

そもそもどうして事故が発生するのでしょうか?

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本来であれば、道路交通法を全員が順守して運転していたのであれば、事故の発生自体はかなり少ないといえます。事故の発生メカニズムの多くは、この道路交通法をきちんと守らなく、さらに運転者の慣れ・油断・勘違いなどが重なり、そして時間・タイミングが複合的に合致したときに事故が発生していると言われています。

皆さんは、運転中「ヒヤリとしたり、ハッとしたり」したことはございませんでしょうか。交通事故にならなかったものの、自身がボーっと運転していて事故にあいそうになったりしたことです。ただ、たまたまタイミングなどが重ならなかったことで事故にならなかったといえるケースです。

防ごうとしても防げない事故もあるやもしれません。ただ事故の多くは、「よそ見をしていた」・「エアコンをつけようとした」などほかのことに気を取られていた時などに発生しているのが多いといえます。

運転者は、「認知・判断・操作」を繰り返しながら車を運転しています。このどれもが欠けても事故にあう、または起こす原因になるといわれています。

認知ミス➡よそ見などで認知できていない

判断ミス➡ブレーキをかけるところなのに、ハンドル操作で回避すると判断

操作ミス➡上記2つの要因から適正な操作にならない(高齢者は、場合によっては操作自体が「遅れる・間違う」などもあります)

事故にあったら(起こしたら)どうするべき?

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①ケガ人の有無の確認と救護が第一

事故が発生した際に、一番最初にやらなければならないことは、ケガ人の確認です。当事者やほかの交通者などケガ人がいないか確認してください。

ケガ人がいる場合は、「救護」を最初に行ってください。これは被害者だから、加害者だからということに関係なく救護してください。

また大きなケガがの場合は、直ちに救急車を手配することが望ましいでしょう。ケガ人が呼びかけに答えないときや苦しんでいるときなどは、ケガ人を動かさずに救急車を呼ぶことが重要です。

②二次被害の防止行動

特に双方などにケガのない場合などは、交通の妨げにならない場所に車を移動することや、移動できない場合は三角表示板や赤色灯などを使用して、二次被害の起きないように対応しましょう。救急車を呼んだ後も同じように二次被害を防ぐ行動をしましょう。

 

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③警察への連絡

事故が発生したことを警察に連絡しましょう。警察には、住所を焦らず知らせて迅速に到着できるようにしてもらうのが良いです。警察が到着したら、場合によっては交通整理などのために増員を要請したり、鑑識などの臨場要請などを行ってくれます。警察が一定の作業をしているときに、自身はまず「心」を落ち着かせましょう。

双方にケガのない場合は、それぞれ別々の警察官が、事故の発生理由など聞いたり事故の発生状況などを聴取してくれます。これには、正直に嘘をつかず答えることが重要です。また聞かれても解らないことは、想像で話をしないで「わかりません」と答えるのが良いでしょう。また一方が救急車などで運ばれてしまっている場合などは、警察の方に後から相手の連絡先や住所を教えてもらえるようにお願いしておきましょう。

筆者ワンポイントアドバイス

※警察の方は、運転者それぞれを別々の場所で事故内容を聴取することが多いのですが、これはまとめてやることによって双方の言い分の違いから、「言い争い」や「喧嘩」などに発展し、適正な事故処理が行えないことを防ぐためでもあります。

④双方の連絡先などの確認

お互いに大きなケガもなく、会話ができるようであれば、お互いの名前・住所・連絡先・保険会社などの情報を交換してください。これは、非常に重要な作業ですので、必ず行いましょう。またその際にお互いの損害箇所(車のナンバー付き)や事故の全体像の写真もスマホや携帯などで撮影しておくことも後々有効になる場合があります。

やはり有効なのは、ドライブレコーダーの映像

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ドライブレコーダーの映像は、今や警察の方も頼りにしている装備であります。ご自身の主張や言い分が正しいことを証明するのにもドライブレコーダーの映像が役に立つことが多いです。もし装備しているのであれば、そういった映像をきちんと警察に提出するのが望ましいでしょう。

車が動かせないほど破損したときや保安基準に適合しない場合

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⑤レッカーの手配

もしあなたの車が、大きな破損状態で動かせない場合やテールランプ破損などによって公道を走行してはならない状況の場合は、レッカーを手配しましょう。これは、加入保険会社などに手配するのが良いでしょう。もしレッカー手配が難しい場合は、警察の方に聞いて手配してもらうこともできます。

⑥ご自身の保険会社に事故報告

事故の対応を一通り終えて、一旦心を落ち着かせることも重要です。保険会社に電話するときは、なるべく冷静に当時の状況をきちんと報告できるようにしましょう。

事故報告には

  • 事故日時
  • 事故場所
  • 事故の状況
  • 契約の車のナンバー
  • 相手の情報(ケガの有無など)
  • 相手の連絡先などの情報
  • ドライブレコーダーの有無

などが必要になります。

※事故にあった際や事故を起こした時は、まず落ち着いて適切に行動していくことが重要であると考えます。

自動車事故は、重大事故になる場合もある

引用:https://pixabay.com/photos/car-accident-clash-rome-highway-2165210/#content(無料画像)

一瞬の気のゆるみで発生した事故が、非常に重大な事故になることがあります。特に高速道路などでは、走行している車の速度も速いため「人の死」に係わる事故に発展する可能性も高いです。こういった事故にあったり、起こしたりしないためには車の運転に集中することが一番大事なことと考えます。また長時間の運転は、知らず知らずに運転者を疲労させます。事故にならないために、適度に休憩をとることも重要でしょう。

まとめ

万が一事故にあったら(起こしたら)どうするべき?をまとめると

  • ケガ人の救護➡二次被害の防止警察への連絡➡当事者同士の情報交換➡レッカー手配(必要な際)➡保険会社へ連絡
  • 自動車事故が発生したときは、落ち着いて対応することが一番大事です。

ここでは、万が一事故にあったときなどに取るべき行動の手順などを解説しました。皆さんも実際に事故にあったら焦ってしまうのは仕方のないことかもしれません。ですが車を運転して事故になった際は、心を落ち着かせて適切に対応していくことが大事であると考えます。

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