ロードサービスって、各社によっていろいろ違いがある!?

ロードサービスって、各社によっていろいろ違いがある!?
     
   

多くの自動車保険には、ロードサービス(ロードアシスタント・アシスタントサービス)やレッカーサービスなどといった、故障や事故の際に利用できる無料サービスが自動付帯している商品が多いです(以下ロードサービスに統一)。各社が独自に開発していることや、提携しているレッカー会社などの関係などから、以外とサービス内容に違いがあるといえます。ここでは、ロードサービスの基本的な内容や各社によってどのような違いがるのかなどを解説していきます。

自動車保険のレッカーサービスの一般的な概要

引用:https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC&qt=&qid=&creator=&ngcreator=&nq=&srt=dlrank&orientation=all&sizesec=all&color=all&mdlrlrsec=all&sl=ja(無料画像)

自動車保険会社のロードサービスは、基本補償に付帯しているものが多いです。車を運転していると、パンク、バッテリー上がり、ガス欠など不慮のトラブルなどに見舞われることも在るかと思います。そんな時に利用できるのがこのロードサービスといえます。

このロードサービスの内容は、各社によってかなりの違いがあります。ご自身が加入のロードサービス内容をきちんと把握しておくことで、無料サービスをより効果的に使用できると考えます。

また、ロードサービスを利用するとノンフリート等級が下がるのではないかという心配をする方が多いと思います。一般的に自動付帯されているロードサービスのみ使用した場合は、等級に影響しない保険会社がほとんどです。

例えば、バッテリー上がりでジャンプしてもらった場合などは、故障でロードサービスを使用したのみになります。事故で、車が動かなくなってロードサービスを使用し、さらに相手の車の賠償も発生したという場合は、等級に影響が出てきます。

筆者の加入している自動車保険会社のロードサービス内容

引用:https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=483593&word=%E8%BB%8A%E3%80%80%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%AF(無料画像)

筆者の自動車保険会社(インターネット系S会社)

  1. レッカーサービス:事故や故障で車が自力走行不能の状態の場合、距離の制限なく最寄りの修理工場まで無料レッカー、ユーザー指定の修理工場などは50kmまでが無料となります。
  2. 緊急対応費用:バッテリー上がり、パンクによるスペア交換、キーとじ込み(車にキーがある場合)、その他30分程度の普及作業
  3. 落輪引き上げ・引き降ろし:道路脇の側溝に落輪したり、縁石等に乗り上げたりして動けなくなった場合だけでなく、雪道などでスタックスしたとき3輪まで無料で作業
  4. ガソリン補給:一般道でも高速道路でもガソリンまたは軽油10リットルを補給するサービス、電気自動車は最寄りの充電施設に搬送。
  5. 帰宅費用サービス:公共交通機関を無制限で、レンタカーの場合は、24時間。
  6. 宿泊サービス:帰宅できない場合に最大1名あたり一泊15,000円まで。
  7. 搬送・引き取りサービス:提携修理工場で修理した場合に、修理完了後の車両搬送費用や引き取り費用を無制限にサービス
  8. 駆けつけナビ:スマホで、どーどサービス業者と利用者の位置などを確認し、時間短縮できるサービス

筆者の加入している自動車保険では、上記のような無料サービスがついています。筆者が良いなと思っているサービスは、雪などでスタックしたときに無料で作業してくれる部分がついていることです(筆者在住豪雪地帯なので)。いろいろ調べましたがこのサービスは対象外になっている保険会社が多いです。

他の保険会社のロードサービスを比較

引用:https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=483593&word=%E8%BB%8A%E3%80%80%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%AF(無料画像)

①インターネット系、Z社のロードサービス内容

  1. レッカーサービス:事故や故障でお車が自力で走れなくなった際は、距離の制限なく最寄りの修理工場まで無料レッカー、ユーザー指定の修理工場などは100kmまでが無料となります。
  2. 緊急対応費用:バッテリー上がり、パンクによるスペア交換、キーとじ込み、キー紛失の際は、現場でのキー作成など
  3. ガソリン補給:もガソリン10リットルを補給するサービス。
  4. 帰宅費用サービス:公共交通機関を無制限で、レンタカーの場合は、24時間。
  5. 宿泊サービス:帰宅できない場合に最大1名あたり一泊限度額なしでサービス。ペットの宿泊や預けた延長料金も補助
  6. 搬送・引き取りサービス:提携修理工場で修理した場合に、修理完了後の車両搬送費用や引き取り費用を無制限にサービス

 

引用:https://www.ac-illust.com/main/search_result.php?search_word=%E9%9B%BB%E8%BB%8A%E3%81%AB%E4%B9%97%E3%82%8B&sl=ja&qt=&qid=&creator=&ngcreator=&nq=&srt=dlrank&orientation=all&format=all&color=all(無料画像)

②一般損保系M社、ロードサービス内容 

  1. レッカーサービス:30万円まで(レッカーまたは、クレーンの引き上げ含む)
  2. 緊急対応費用:バッテリー上がり、パンクによるスペア交換、キーとじ込み(車にキーがある場合)、その他30分程度の普及作業
  3. 帰宅費用サービス:公共交通機関を20,000円(免責1,000円)で、レンタカー使用の場合は、7,000円/日で、故障は15日、事故は30日。
  4. 宿泊サービス:帰宅できない場合に最大1名あたり一泊15,000円までサービス。ペットの宿泊や預けた延長料金も補助
  5. 搬送・引き取りサービス:修理完了後の車両搬送費用や引き取り費用は、合計で15万円までサービス

まとめ

ロードサービスって、各社によっていろいろ違いがある!?をまとめると

  • ロードサービスのみを使用しても、保険の等級には影響はなく有効に利用することで自己負担を低減できる。
  • ロードサービスは、保険会社ごと独自に行っているサービスなので、サービス内容に違いがある。
  • どの部分が、自身にとって有効なサービスになりえるかを検討してみるのもよいでしょう

今回は、自動車保険が運用しているロードサービスについて解説しました。このロードサービスは、比較的短期間でサービス内容が充実したり、変更されたりしています。また保険会社によってサービス内容が異なっていることが多いことがわかります。一度ご自身加入の自動車保険のロードサービス内容を確認していくのが良いでしょう。

 

 

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