難しくない!DIYでのエンジンオイル交換手順を紹介

     
   

皆さんの中には、エンジンオイルの交換って「難しそう」とか、「面倒そう」と思う人も居るかもしれません。また「汚そうだからやりたくないなー」なんて思う人も少なからず居ると思います。でももし自分自身でオイル交換をすることが出来たなら、もっと自分の車を好きになり、大事にしたいと思えるかもしれません。

ここでは、皆さんの誰もができる「エンジンオイルの交換手順」をできるだけわかりやすく解説するとともに、注意点なども記載していきます。

エンジンオイル交換で必要な道具などは?

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/3481359?title=%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%20%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E5%8F%A33&searchId=126330509

エンジンオイル交換で必要な工具などは?

  1. オイルパンについているドレンボルトを外すためのメガネレンチ(14㎜、17㎜、19㎜、21㎜など)
  2. 必要な場合は、ジャッキ(安全のためフロアジャッキ)
  3. 汚れをふくためのウェス(数枚)
  4. 汚れたオイルを回収するオイルトレイ(5L、7L、10Lなど)+回収したオイルを一時保管するベール缶など。またはそのまま捨てられるオイル回収ボックス
  5. 新しいオイルを入れるオイルジョッキ(2L.5L.10Lなど)+必要量の新しいオイル
  6. ブレーキクリーナー
  7. もしオイルフィルターも交換する場合は、オイルフィルターとフィルターレンチ

必要な工具は、上記のようなものになります。

オイル交換手順

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/1465113?title=%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E3%81%AE%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF&searchId=126330509

ここでは、基本的なオイル交換手順と筆者がいつも行っている必要であろうと思うルーティンを織り交ぜて解説していきます。

エンジンオイル交換は、エンジンが冷えているときに行いましょう。最初にエンジンオイルのフィラーキャップ(注ぎ口)を外します。この時フィラーキャップの内側を確認してください。内側に白茶色の泡やひどい汚れがついていることがあれば、エンジン不調を引き起こしていることがあります。こういった場合は、ディーラーなどに点検をしてもらいましょう。

エンジンオイルの量をチェックするオイルレベルゲージを確認しましょう。一度引き抜きウェスで拭いた後、再度挿入してオイルの量を確認してください。エンジンオイルがレベルゲージの範囲内に入っていることだけでなく、オイルが消費されているかをチェックするためです。

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/700520?title=%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E4%BA%A4%E6%8F%9B%E4%BD%9C%E6%A5%AD&searchId=126330509

①・②に問題がなければ、そのままオイル交換の作業を続行します。もしオイル消費が多かったりした場合には、消費されている原因を突き止める必要があります。ご自身で原因を究明するのが難しい場合は、ディーラーや整備会社に一度見てもらうのが良いでしょう。

ジャッキ(フロアジャッキ)を使用し、安全に車を持ち上げてください。筆者の経験では、ジャッキアップしないとオイル交換できない車種よりもジャッキアップしなくても作業できる車が多かったと思います。

例)角材の上にフロントタイヤを載せるなどで、交換できちゃう場合もあります!

メガネレンチを使用し、ドレンボルトを緩めてください。緩んだらオイル回収ボックスやオイルトレイをセットしてください。緩んだドレンボルトは、手で外してください。この時エンジンオイルが手にかかるので、ウェスを用意してください。

エンジンオイルが抜けるまで、結構時間がかかります。15分くらいボーっとしているときもあります。こういう時間を利用して、エンジンルームを綺麗にしたりするのが良いでしょう。

エンジンオイルが抜けきったら、ドレンボルト(ワッシャーがついているかを確認し)をブレーキクリーナーで洗浄してドレンボルトを締め付けましょう。この時オイルパンについたオイルをブレーキクリーナーで洗浄するのも大事です。

※ドレンボルトの締め付けは、35Nmから45Nm付近が多いです。ただこの数値だけではわかりずらいと思います。メガネレンチで締め付けるときに短めに持って、ククッと2回ほど締つける感じで大丈夫です。

※最近のオイルパンは、アルミ製となっています。締め付けすぎるとネジ山が壊れてしまうことがあるので注意しましょう。

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/1465111?title=%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E4%BA%A4%E6%8F%9B&searchId=126330509

オイル量を取り扱い説明書を見て確認しましょう。オイルのみ2.8L、オイルとオイルフィルターで3.0Lなどと記載されています。

新しいエンジンオイルをオイルフィラーから注入します。新しいエンジンオイルをオイルジョッキに入れる際は、あまり多くのオイルを入れないようにしましょう。フィラーからオイルに入れづらくなります。5Lのジョッキに対して、3L以内が良いでしょう。

オイルを入れる際は、オイル総量の2/3ほどを目安に入れると失敗が少ないです。

例えば、3L入るのであれば、2Lくらいを最初に入れる。その後レベルゲージを見ながら、300ccずつくらいにしていれていくのが良いでしょう。レベルゲージのハイとローで1L前後となっている車種が多いです。

オイルを入れる際に大事なことは、毎回同じレベル位置で交換することです。

こぼれたオイルなどを綺麗にふき取り、作業は終了です。

まとめ

難しくない!DIYでのエンジンオイル交換手順を紹介をまとめると

  • エンジンオイル交換に必要な工具などは、そんなに多くないです。
  • 自分でエンジンオイルを交換することで、自分の車の管理ができるようになります。
  • 交換時間は、30分くらいで終わる車が多いでしょう

今回は、エンジンオイルの交換手順を筆者の経験やルーティンを交えながら解説しました。エンジンオイルは、難しい作業でないと考えます。また交換をすることで、ご自身の車の状態を早く把握することも可能です。

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