トヨタが、超小型EV「C+pod」を発売!一般販売は2022年!?

トヨタが、超小型EV「C+pod」を発売!一般販売は2022年!?
     
   

トヨタは、超小型EVモデルとなる「C+pod(シーポッド)」を、2020年12月25日(金)より販売開始しました。これは、EV普及に向けて進んでいる法人ユーザーや自治体などを対象に限定販売することが目的です。

EVの新ビジネスモデル構築や普及に向けた体制づくりをするための販売開始といえます。個人向けを含めた本格販売は、2021年から実証し、2022年を目途に開始する計画となってます。

ここでは、将来性を見据えたC+pod(シーポッド)の詳細などをお届けします。

超小型EV「C+pod」の概要など

引用:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/34464222.html

これからの環境維持を視野に入れた移動手段がポイント

  • 全長2,490mm×全幅1,290mm×全高1,550mmのコンパクトボディが魅力。最小回転半径を3.9mとし、曲がり角や車庫入れ時などにも切り返しが少なくなるように設計されてる。
  • リチウムイオンバッテリーをシートの床下に搭載し、段差の少ない低床フラットフロアとしてます。
  • リヤにモーターを装備して、高剛性かつ軽量なボディと路面の凹凸を吸収する独立懸架式サスペンションを装備し、上質な乗り心地ときびきびとした安定感のある走りを可能にしてます。
  • 安心して日常使用できる教理として、150kmの航続距離を可能にしています(WLTCモード値 ・充電電力使用時走行距離。国土交通省審査値)。

超小型EV「C+pod」のエクステリアなど

引用:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/34464222.html

キャビンをブラックアウト。LEDヘッドランプ、LEDリヤコンビネーションランプも採用し、凝縮感とEVデザインとして特徴的なグラフィックを創造してます。毎日使う充電・給電インレットは、ヘッドランプの間に装備し、扱いやすさに配慮した仕様です。

外板は、樹脂製とすることで、軽量化を追求してます。ボディカラーには、キャビンのブラックに、鮮やかなシアンメタリック、アクティブで深みのあるオレンジメタリックなどと組み合わせたツートーンカラーを全5色設定です。キャビンに加えボディもブラックアウトしたスリートーンカラーを、全3色からチョイスできます。

超小型EV「C+pod」の内装など

引用:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/34464222.html

小型モデルであっても1,100mmの室内幅を確保してます。大人が、2人並んで座れるシンプルな空間です。インストルメントパネルはホワイトで囲まれ、メーターを中心とする運転に必要な情報はスッキリセンターに配置されてます。

ブラックにホワイトをあしらうインテリアとのコントラストは、実サイズ以上の広さを演出してますね。スイッチ類全般もセンターパネルに集約することで、人にやさしい操作性となるように配慮された設計です。

引用:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/34464222.html

軽自動車設計をベースモデルにして、超小型モビリティ用が新開発されてます。万が一の事故際でも、衝突エネルギーが車両の部材へ効率よく分散吸収させる仕組みを採用してます。フロント、サイド、リアなどからの衝突に対しても安全性を追求したボディです。歩行者傷害軽減ボディを採用したことで、歩行者にも優しい車に仕上がってます。

トヨタの安全装備の基準でもある、車両(昼夜)、歩行者(昼夜)および自転車運転者(昼間)をも検知可能とするプリクラッシュセーフティが採用されてます。

低速走行時で壁などの障害物との衝突回避または被害軽減を目的としたインテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]も装備してます。日常運転をよりサポートできる装備です。

超小型EV「C+pod」の販売価格や諸元など

引用:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/34464222.html

グレード 原動機 バッテリー 駆動 価格

  1. X 1RM(交流同期電動機) リチウムイオン電池 後輪駆動(RR) 1,650,000
  2. G 1RM(交流同期電動機) リチウムイオン電池 後輪駆動(RR) 1,716,000

主要諸元表

  • 車両区分(道路運送車両法) 軽自動車 超小型モビリティ(型式指定車)
  • 全長×全幅×全高 2,490×1,290×1,550㎜
  • 最低地上高  145㎜
  • 最小回転半径  3.9m
  • 一充電走行距離(WLTCモード値  150㎞
  • サスペンション フロントストラット式コイルスプリング/リアトーションビーム式コイルスプリング
  • ブレーキ フロントディスク/しあリーディングトレーリング式ドラム
  • タイヤサイズ 155/70R13 75S

まとめ

トヨタが、超小型EV「C+pod」を発売!一般販売は2022年!?をまとめると

  • これからの未来にむけてトヨタが先行して、民間企業・自治体に向けたEVモデルの販売開始。
  • 個人への販売は、2022年以降になりそう。
  • 現段階では、ビジネスモデルの車なので2人乗りを基準にしてる。

トヨタは現在ハイブリッドモデルを多くラインアップしてます。これは、他メーカーと比べても非常に多くの車種をラインアップしているといえます。

今後は、水素燃料や100%EVモデルの展開を行い、ゼロエミッションへ進んでいくのではないでしょうか。今後数年の日本の自動車事情に目が離せないですね。

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