フィアットから新型500 3+1が発表!観音開きのドアが特徴的

     
   

フィアットは、NEW500 3 +1をトリノのリンゴットで2020年10月22日にワールドプレミアしました。3月4日にNuova500「laPrima」が発表され、6月8日には、セダンバージョンが発表されています。ついに3番目のボディとなる500 3 +1「ラプリマ」が発表されたということです。

ここでは、同モデルのエクステリア、内装、パワートレインなどをご紹介していきます。

NEW 500 3 +1「ラプリマ」の概要など

引用:https://www.media.fcaemea.com/it-it/fiat/gallery/1941?adobe_mc_ref=

最大のポイントは、3番目の「小さなドア」は観音開きになる仕様です。中央ピラーが存在しないことで、乗車性が格段にアップしています。また荷物の積み下ろしが簡単になり、子供の乗降も楽になります。

小さな観音ドアが閉じられると、他の500との違いを全く感じさせないフォルムです。同じスタイルで同じサイズのボディは、わずか30kgの重量増加で利便性を格段にアップさせたモデルへ変身させています。

安全な開閉のために、「小さな観音ドア」は、フロントドアが開いた後にのみ開く構造です。後部の乗員が、任意に開くことができない仕様となっています。

500 3 +1「ラプリマ」は、変わらない500のスタイルを求めているユーザーにも受け入れられるように、外からのスタイルはそのままを維持し、開閉するときに「オ~!」となるように仕上げられています。そのため、500そのものであることを主張し続けてるモデルであります。

New 500 3 + 1 ”the First”販売モデルのエクステリアなど

引用:https://www.media.fcaemea.com/it-it/fiat/gallery/1941?adobe_mc_ref=

これからNew 500 3 + 1のファーストモデルが販売される予定です。スタイルは、明らかに500でありながら独占性や接続性を兼ね備えて登場するとのことです。

エクステリアの独占性では、「インフィニティ」デザインのフルLEDヘッドライトが搭載され、17ンチのツートンカラーダイヤモンドホイールが採用されています。ウィンドウとサイドのクロムインサートは、同モデルの特別なディテールです。

New 500 3 + 1 ”the First”のエクステリアカラー

  • ローズゴールド
  • グレイシャーブルー
  • オニキスブラック

New 500 3 + 1のファーストモデル以外のPASSIONバージョンとICONバージョンでも3 +1のオプションが適用できます。

New 500 3 + 1 ”the First”販売モデルの内装など

引用:https://www.media.fcaemea.com/it-it/fiat/gallery/1941?adobe_mc_ref=

内装では、サイドパネル、エコレザーシート、ダッシュボード、ツートンカラーのステアリングホイール、コンソールにある専用「ラプリマ」タグなどが採用されています。快適性に関しては、6方向に調整可能なフロントシートやマット、エレクトロクローム内部バックミラー、360°「ドローンビュー」パーキングセンサーが搭載です。

「LaPrima」には、最先端のADASシステムが採用されています。

  1. インテリジェントアダプティブクルーズコントロール(iACC)とレーンセンタリング
  2. 交通標識認識
  3. 歩行者とサイクリストの認識を備えた自律型非常ブレーキ
  4. インテリジェントスピードアシスタント
  5. レーンコントロール
  6. ダイナミックグリッドを備えた高解像度リアカメラ
  7. 360°駐車場と都市の死角センサー
  8. 自動トワイライトおよび眩惑センサー
  9. 緊急通話
  10. 電動パーキングブレーキ

接続性として、新しいUConnect5インフォテインメントシステムである7インチTFTディスプレイが搭載されています。ラジオには、10.25インチタッチスクリーンNAV、DAB、ワイヤレスCarPlay / Android Auto、Uconnectボックス(接続サービスを可能にするテレマティックボックス)、スマートフォン用ワイヤレス充電器が装備されているようです。

New 500 3 + 1 ”the First”販売モデルのパワートレインなど

引用:https://www.media.fcaemea.com/it-it/fiat/gallery/1941?adobe_mc_ref=

320㎞の航続距離を可能にし、市街地走行のみの場合は、最大450㎞まで走行可能なパワーユニットです。急速充電コードが装備されていて、約5分の充電で50㎞走行でき、35分で充電容量の80%まで充電されます。これは、ブレーキ時の回生エネルギーもプラスされることで、航続距離が延びる仕組みです。家庭だけでなく公共充電などが可能な3モードケーブルも付属しているのが安心といえます。

まとめ

フィアットから新型500 3+1が発表!観音開きのドアが特徴的をまとめると

  • フィアット500のスタイルを維持しながら、使い勝手を広げる片側観音開き構造となっています。
  • EVモデルとなっているので、環境にも優しい車です

最近では、マツダからも観音開きモデルであるCX-30が販売されています。今後、観音開きタイプが脚光を浴びてくるかもしれませんね。同モデルが、日本に導入となるためには、充電インフラなどが充実してくる必要があるのかもしれません。日本登場になるのが楽しみです。

 

 

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