青空駐車と車庫駐車って、どのくらい違うのでしょうか?日本には、春夏秋冬があり四季折々の情景が楽しめる非常に豊かな国ですね。また海に囲まれているだけでなく、火山の国でもあります。
住んでいる私たちは、その四季を楽しめ、季節に応じた行事なども多く行われています。言い換えれば一年四季を感じながら過ごせる国でもあります。
こういった国に住んでいる私たちは、楽しみや移動手段として車を使用していますね。皆さんは、「青空駐車と車庫駐車ってどのくらい違うの?」と、一度は考えたことないでしょうか。
知っての通り、日本は国土が小さい国です。そのため地域によっては、駐車場代が30,000円以上(青空で)という所もあるくらいです。
本記事では、青空駐車と車庫駐車ってどっちが良いの?という永遠のテーマについてお話ししてみます。
車庫が欲しいなと思う瞬間!
引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/4468488?title=%E9%8C%86%E3%81%B3%E3%81%9F%E8%BB%8A&searchId=3773138399
日本は、春に花が咲いて、花粉が飛び、最近では西の方から黄砂が発生します。夏前には梅雨に入り、夏場になると灼熱の日差しが続きます。
秋になると台風が発生し、いろいろな物が飛来したり塩分の含む雨も発生します。冬に入ると場所によっては、降雪や気温-20度なんてこともあります。
そんな状況下で、「車庫駐車できたら」とか「車庫保管できたら」と思う瞬間があるのではないでしょうか?
車庫保管したいと思う瞬間
- 花粉や黄砂などが多く、車が傷まないようにこまめに洗車しているがめんどう、実際に洗車などで傷ついた。
- 梅雨の季節に入り、車の中も湿気で大変、青空駐車だと乗降でビチョビチョに
- 夏場暑くて、車の中が灼熱で乗れないや、日差しの影響でボディー状態が悪化した。
- 台風が通過し、車に凹みや傷がついている。
- 寒くて洗車ができないでいたら、泥だらけで傷がついた。塩カリが付いたままでボディに錆が・・・。
- 青空駐車で盗難やイタズラされた。
- 何年も青空駐車したら大事にしていた車のエクステリアカラーがくすんできた
- 洗車しているのに、ボディが変色している
- ヘッドライトが知らないうちに、白濁や黄ばんでいる
- 鳥のフンがいつもボディに付いている
など、車庫駐車や保管していたら防げたのではと思う瞬間があるのではないでしょうか。
青空駐車だと何が一番車に良くないの?
引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/5019159?title=%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A#e&searchId=3008581899
車の塗装に一番大敵なのは、紫外線です。紫外線は、塗装面を確実に痛めてしまいます。塗装されている部分は、10年を経過したころからクリア部分に大きな劣化が見られることも少なくありません。
近年では、ヘッドライトなどにはプラスティック製のものが使用されています。プラスティックはさらに紫外線に弱く、早いものは2~3年で白く変色してしまうものも発生します。
青空駐車でボディが劣化する最大の原因は紫外線ですが、それ以外に黄砂・埃などの微小物による傷、酸性雨や糞などによる酸化など、ボディを痛める多くの原因があるといえます。
車庫保管ってボディにとってどのくらい良いの?
引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/671818?title=%E7%AB%8B%E4%BD%93%E9%A7%90%E8%BB%8A%E5%A0%B4&searchId=3334862974
筆者も車庫保管を20年近くしていたことがあります。この経験から言うと、現在の青空駐車と比べて車のボディの影響はかなり違うと感じています。
まず一番大きいのは、紫外線をかなり防いでくれるため、ボディの劣化(特にヘッドライトや樹脂類)は少ないと感じます。
洗車をした次の日に、「もうこんなに汚れているの」とガッカリすることが少なかったと思います。青空駐車では、2回に一回くらいガッカリしています。また豪雨や強風などで飛来物がきても車庫駐車では非常に安心できました。
筆者在住の場所は、冬場はマイナス20度くらいになり雪も降ります。車庫駐車の時は、下回りに付いた雪は解けてくれるのですが、青空駐車では、固くくっついてしまい、ボディを痛める結果になっています。
車庫保管での最大の魅力
- 紫外線が防げるので、大事にしている車のボディへの影響が抑えられる
- 洗車後のガッカリが少なく、管理がラク!
- 盗難やイタズラ、季節ごとのボディへの傷要素が少なくなる
車庫保管でのデメリットはないのでしょうか?
- 賃貸などに住んでいる場合は、青空駐車と車庫駐車では、月極料金が倍以上になることが多い。
- 湿気の多い車庫の場合、車の塗装面だけでなく、内部に錆なども発生してしまう。
- 地下駐車場に多いのが、水没(日本は豪雨国なので)。
青空駐車によるボディへの影響から比べると、できうるならば車庫保管の方が車にとっては良いと言えるでしょう。また持ち家の人は、なるべく車庫を作っておくほうが良いと考えます。
青空駐車でも車をキレイに保つ方法
青空駐車最大の問題は、日差しによる紫外線の影響です。こまめな洗車・ワックスなどをするのが、一番であるといえます。ただし、洗車方法も重要です。汚れたまま拭いたり、日差しのきつい日の洗車は避けましょう。
定期的にプロの手による洗車やコーティングを施してもらうことも青空駐車する車にとっては重要でしょう。ボディ劣化を防ぐためには、日ごろのメンテナンスとプロによるメンテナンスの両方が効果的です。
しばらく乗らないという人におススメなのが、ボディカバーです。紫外線を防ぐだけでなく、埃や砂塵なども防いでくれます。さらに盗難・イタズラ防止にもなります。
ボディカバーで注意していただきたい点は、ボディカバーで車が傷つくことがあります。風などでカバーとボディが擦れるからです。カバーして放置はせず、メンテナンスは行うようにしましょう。
まとめ
「青空駐車」と「車庫駐車」どれくらい差があるの?をまとめると
- 車庫駐車(保管)の方が、青空駐車(保管)よりはメリットが多いといえます。
- 青空駐車しかできない人は、ボディ劣化を防ぐために日頃のメンテナンスを怠らないようにしましょう。
生活環境などから、どうしても青空駐車(保管)となる人は多いと思います。青空駐車の場合は、車に無頓着な人ほどボディ劣化を進めてしまう可能性があります。普段から車に気を配るのが良いでしょう。