「R」といえば、スカイラインorシビック!?ほかにも「R」称号がついた日本のクルマ達!

「R」といえば、スカイラインorシビック!?ほかにも「R」称号がついた日本のクルマ達!
     
   

車の中で「R」といえば、スカイラインGTRやシビック タイプRという名前を想像する方が多いのではないでしょうか。もちろん「R」の意味はレーシングですのでサーキットなどでの実績や、巷の人気などがこの印象に拍車をかけていると考えます。

では「R」という称号を与えられたモデルが、日本・海外問わず多く存在していることはご存じでしょうか。スカイラインやシビックのように知名度は上がらず、「R」といえばと○○の中に入らないモデル達でもあります。

知名度は少ないけれども「R」が名付けられたという事は、同じ車種でもレーシング魂が注入されたモデルという事になります。

ここでは、知名度のあるスカイラインやシビック以外にも「R」の称号を与えられたモデルをご紹介してみます。

不動のRといえば、日産GT-R

日産スカイラインと言えばGT-Rという言葉が出ますし、そもそも現在はGT-Rという名のモデルも存在しています。日産でのGT-Rの称号は古く、1969年に初代が登場しています。半世紀前からGT-Rが与えられているということです。

R34スカイラインまではグレードとしてGTRが設定されています。レースやサーキットシーンで勝利できるスペックで企画設計されていました。

スカイラインGT-Rは、1999年にCEOに就任したカルロス・ゴーンの指示で販売終了に至ったとされています。日産でGT-Rは、カンパニー魂でもありました。

スカイラインとしてではなくGT-Rという名称で、2007年に復活しています。それからはGT-Rというモデル名で現在に至っています。

「R」の称号では負けていないホンダ!

引用:https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/webcatalog/styling/design/

創設者である本田宗一郎が、そもそもレーシングスピリッツを一番大事にしていた方です。GT-Rという称号ではなく「R」=レーシングという冠をいろいろなモデルに与えています。

Rという冠は、日産に負けないモデル数でつけられました。Rと言えば、シビック・インテグラなどという印象があるのではないでしょうか。

引用:https://www.honda.co.jp/hondafan/meisha/

上記の画像のようにホンダでは、いろいろなモデルで「R」の冠がつけられています。シビック歴代モデルを筆頭に、インテグラ、CR-X、NSX、アコードなど当時の基幹モデルの多くに「R」の設定がされていました。

「R」の印象が少ないが、Rが与えられたクルマ達!

マツダ(アンフィニ)RX-7 タイプR

引用:https://www2.mazda.com/ja/100th/cars/detail_025_rx7.html

RX-7は、FC3SモデルからGT-Rグレードが設定されています。そしてFD3Sにもその血統は受け継がれています。マツダRX-7でのGT-Rの立ち位置は、純粋にスポーツする人向けのグレードとしています。

サーキット走行などをするのに必要な装備だけが施され、グレード展開の中では比較的廉価グレードになっているのが特長です。

トヨタ セリカGT-R

トヨタセリカは、初代モデルである通称「ダルマセリカ」からGT問う称号が与えられています。セリカは、ラリーの世界へ進出していき、5代目に入るとセリカGT-Rグレードが設定されています。

ただすでにラリー展開していたセリカでは、FFのGT-Rグレードではなく4WDのGT-FOURに人気が集中していたといえます。

ダイハツ ミラTR-XX アヴァンツァートR

引用:https://u-catch.daihatsu.co.jp/catalog/MIRA_TRXX/MODEL__199409/

1980年代前半、軽自動車規格に高出力搭載という時代が到来しました。ダイハツは、ミラをベースにターボを搭載したTR-XX アヴァンツアートRを1991年に投入しました。最高出力64psとなっています。

販売期間4年という短い期間でしたが、ミラと言えばTR-XXという印象を多くの人に植え付けたといえます。

スズキ アルトワークスRSR

アルトワークスは、アルトをベースにして走行性能を高めたモデルです。1987年から販売され、アルトの高性能モデルと言えばワークスという知名度があります。

その中でも販売当初に設定されていたグレードにRS/Rというモデルがあります。4WDモデルの最高グレードになっていました。

じつはアルトワークスは、一旦絶版になりましたが、2015年に復活して登場しています。こういったモデルの中では異例でもあります。

まとめ

「R」といえば、スカイラインorシビック!?ほかにも「R」称号がついた日本のクルマ達!をまとめると

  • 「R」というグレード名は、数多くの日本車に採用されています。
  • 知名度が高いのは、スカイラインであったりシビックであったりしますが、印象に残ったRモデルもあります。
  • 「R」は、サーキット全盛の1980年代から1990年代に多くつけられています。

「R」の称号の長い歴史のなか、Rにふさわしいモデルが現在も生き残っているといえます。そのため生き残ったモデルの印象強いのは、当然であるといえます。サーキットなどの全盛時代では、「R」冠の戦国時代であったと言えるでしょう。

 

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