日産パトロールは、同社の中で大型SUVとして製造・販売されています。日本では、サファリとして販売されていましたが、サファリが絶版になって以来、大型SUVモデルは国内で流通されていないのが現状です。
パトロールの歴史は古く、1951年となっています。半世紀を超えるロングセラーモデルになっているといえます。累計販売台数は、190万台ほどが販売され、世代を超えて愛されているモデルです。
ここでは、日本でも販売再開してほしい「パトロール」・「パトロール ニスモ」を紹介していきます。
新型パトロールのエクステリアなど
引用:https://global.nissannews.com/en/releases/release-7dd65c9777bc814a03806c4f630158de-new-nissan-patrol-debuts-with-fresh-look-and-enhanced-luxury-features
先代モデルでも採用されている日産のVモーショングリルは、より強力で現代的なデザインにアップデートして搭載されています。フロントのスクエア基調のディテールをより強力にするアイテムが採用されています。
ヘッドライトも意匠変更され、ブーメランを基調としたLED仕様です。併せてテールライトもブーメランディテールになっています。
世界ふしぎ発見を見ていてビックリ
日産パトロールがズラリ!#世界ふしぎ発見#日産 #パトロール #nissan #Patrol pic.twitter.com/m2uEG2Cgks— sogya (@mitsu1632hiro) March 14, 2020
パトロールは、アフリカ・中東・インド地域での販売が多いようです。非常に過酷な環境地域でも問題ないように、設計開発されているのが歴代パトロールです。
新型パトロールの内装は?
引用:https://global.nissannews.com/en/releases/release-7dd65c9777bc814a03806c4f630158de-new-nissan-patrol-debuts-with-fresh-look-and-enhanced-luxury-features
ダイヤモンドステッチ入りのレザーシートは、パディングが追加されたことでより高級感と落ち着き感を増しています。またステアリングは、手縫い仕様です。柔らかな質感をもたらしています。
オーディオ関連では、AppleCarPlayとAndroidAutoが搭載されたデュアルディスプレイが装備されています。最近のマストアイテムは、しっかり装備されています。
暑い国で使用されることから、エアコン関連の騒音対策や、温度管理をスムーズに行える改良が施されています。じつは熱いだけでなく、夜には非常に気温の下がる地域です。このように寒暖差の大きい地域でも活躍できる車という事でしょう。
日産パトロールのパワートレインや価格などは?
パトロールには、二種類のエンジンが用意されています。4.0L V6エンジンは、275psとなっています。さらに上の5.6L V8エンジンは、400ps仕様です。
ドバイでは、AED199, 900からとなっています。日本円にすると約600万円~になります。
XE、SE-T2、SEチタン、SEプラチナムシティ、LE-T1、LE-T2、LEチタン、LEプラチナムシティというラインアップです。上級グレードのLEプラチナムシティは、AED329,000ですので、約990万円になります。
新型日産パトロール ニスモのエクステリアなど
引用:https://global.nissannews.com/en/releases/release-28eae03fe94ddcb16808bdb0bc090f93-crafted-to-conquer-the-2021-nissan-patrol-nismo-makes-its-global-debut
日産は、特別モデルとしてパトロールのニスモバージョンの販売を開始しました。こちらの販売地域は、ドバイなど中東エリアとなっています。
ニスモでチューニングを施したエクステリアが、パトロールを大きく変貌させているのがうかがえます。柔らかさのあったパトロールから、より攻撃的なエクステリアになっていますね。
Crafted to Conquer: The 2021 Nissan Patrol NISMO makes its global debut
引用:https://global.nissannews.com/en/releases/release-28eae03fe94ddcb16808bdb0bc090f93-crafted-to-conquer-the-2021-nissan-patrol-nismo-makes-its-global-debut
リアビューでは、バンパーデザインを中心にニスモが多く手を入れています。
最新のインテリジェントモビリティも装備されたことで、走りだけでなく安全面も大きく進化させています。
- 歩行者検出機能付きインテリジェント緊急ブレーキ
- インテリジェント前方衝突警告
- スマートバックミラー
- ハイビームアシスト
Patrol NISMOのテクノロジーアップグレード部分は
- Apple CarPlay互換性
- ワイヤレス充電機能
- USB-AとUSB-C付きUSBポート
新型日産パトロール NISMO、ローンチイベントの最後の映像がこれなんだけど中東向けの映像のためだけに日本のNISMOクルー、20年GT500、そしてSGTのFROまで動員してるしめっちゃ凝っててエモいhttps://t.co/XWK07t5RoG pic.twitter.com/Gr9Ug5CTCU
— kazu23 (@kazu23_35) March 31, 2021
日産パトロールは、中東域で非常に人気の高いモデルとなっています。今回のモデルチェンジは、先代の大幅なアップデートという印象なのですが、CMやキャンペーンなどにはかなり力が入っていると言えるでしょう。
Crafted to Conquer: The 2021 Nissan Patrol NISMO makes its global debut
引用:https://global.nissannews.com/en/releases/release-28eae03fe94ddcb16808bdb0bc090f93-crafted-to-conquer-the-2021-nissan-patrol-nismo-makes-its-global-debut
内装では、ニスモレッドを基調とした仕様になっています。レッドステッチが随所に施され、特別感を演出していますね。
販売価格は、AED385,000となっています。約1150万円です。
まとめ
新型日産パトロールが格好良い!日本では販売しないの!?をまとめると
- パトロールは、中東やアフリカ、そしてインドでは人気のあるモデルです
- トヨタで人気のランドクルーザーとは、これからもライバルとして進化させていくでしょう
日本では、サファリの絶版以来、日産から大型サイズの販売は行われていない気がします。海外仕様(法規は、日本仕様)でもよいから日本へ導入してもらえたら、売れるのではないでしょうか!