レクサスは、ブランド初となるBEVモデルを発表しました。レクサスは、ラグジュアリー部門の先駆者であり、RX400h発売以来電動化への道を歩んでいます。そして電動化への道はこれからもどんどん進めていく予定になっています。
BEVモデルの「RZ」は、レクサスが推し進める2035年までの100%BEV販売への布石となる車です。ここでは、同モデルのエクステリアや内装、パワートレインなどを解説していきます。
レクサス RZの概略など
レクサス「RZ」は、BEV変換への起点なるモデルとして開発されています。BEV専用プラットフォームとなるe-TNGAも開発され、軽量で高剛性なボディと最適化されたバッテリーやモーターが特長的なモデルです。
ラグジュアリーを根本としている「RZ」は、車内空間の広さや静寂性はもちろんのこと、高級感もBEVらしい仕上げになっています。
レクサスは、カーボンニュートラル実現のためにBEV展開を加速度的に進めていき、2035年までに100%転換することを目標としています。
レクサス RZのエクステリアなど
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37204775.html
エクステリアでは、スピンドルボディと言うBEV専用のプロポーションが設計されました。これは、エンジン式パワートレインの時に必要であった装備空間が不必要になったことで完成しました。
サイドやリアデザインは、走りの躍動感を最大限に表現したディテールです。レクサスRXは、Seamless E-Motionをコンセプトワードに設計されました。これにより卓越したレクサスBEV独自のフォルムに仕上がっています。
全長 | 4,805mm |
全幅 | 1,895mm |
全高 | 1,635mm |
ホイールベース | 2,850mm |
タイヤサイズ | 18/20インチ |
航続距離 | 約450km |
電池容量 | 71.4kWh |
出力 | フロント150kW/リア80kW |
レクサス RZの内装など
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37204775.html
サイドからフロントまで一体感のあるデザインに、低めに設置されたインパネ類が特長的です。シンプルデザインのドアトリムは、開放感とクリーンを強調しています。
ウルトラスエード素材を採用したことで、上質感もアップさせています。ロングホイールベースによって後席も広々した空間です。さらにパノラマティックルーフによって頭上空間の開放感もアップしています。
レクサス初となるダイヤルシフトシステムが装備されています。コックピットは、ドライバーが直感的に操作できる視線誘導やスイッチ類です。14色設定のインテリアカラーは、トリムに映し出すことで高級感も生まれています。
レクサス RZのパワートレインなど
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37204775.html
航続距離が、450㎞となっています。フロント150kW・リヤ80kWのモーターが独立して装備され四輪駆動力システム「DIRECT4」とのマッチングによって、より強力な走行が可能です。
レクサスとしては、BEVモデルを企画した段階からエンジンモデルよりも静寂性に富み、走行性能もアップさせていくという使命があると感じます。
何より採用するパワートレインを大きく変更した段階で、レクサスの目指す方向性も大きく変わっている、変わる必要もあったといえます。e-TNGAは、必要不可欠な新プラットフォームであったのでしょう。
レクサス RZの安全装備など
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37204775.html
- 先進の予防安全技術となるLexus Safety System +を標準装備
- 快適な移動を支えるLexus Teammateは、渋滞支援やパークリモート機能を装備
- 心地よい空間を支えるおもてなし機能として、ヒートポンプと輻射熱ヒーターを装備
- 先進技術による新たな機能価値では、スマホキーが採用
安全装備は、レクサスだけでなく他のメーカーでも必須アイテムとなっています。レクサスとしても個々の装備充実は今後も避けられない部分と考えているでしょう。機能面だけでなく、ドライバーがより安心できる装備をさらに追加していくことになると予想します。
レクサス RZの車両価格など
レクサスRZにはやっぱり調光パノラマルーフ採用!
開かんやつですね pic.twitter.com/KBmi68767C— オリバ@ランクル300待ち (@oriba080) April 20, 2022
現時点では、正式な車両価格が発表されていません。ただ1500万円前後するであろうという予想者が多いと感じます。レクサスブランドで初のBEVモデルだけに、車両価格の設定も重要となりそうです。
欧州では、年内にデリバリーがスタートできる体制で進められていそうです。日本でも同時期に納車されるのではないでしょうか。
まとめ
レクサスが、EVモデルの新型「RZ」をオンラインで初公開!をまとめると
- レクサスの変換起点になるBEVモデルが、「RZ」です。
- ラグジュアリー感たっぷりな高級BEVとなりそうです。
昨今では、BEVモデルが日本国内で豊富にデリバリーされそうな予感がしています。欧州に遅れる事数年ですが、日本にも電化の波が訪れているという事でしょう。