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カロッツェリア・MVH-7500SCの特徴は?
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2018年10月から発売となったカロッツェリア・MVH-7500SC。
スマートフォンと組み合わせることにより、小さなボディからは想像がつかないほどの多くの機能が指先一つで操作可能となるAVメインユニットです。その特徴をいくつかご紹介します。
iPhoneやAndroidのカーナビや音楽アプリを直接操作可能なスマホリンク
今や電子機器の定番機能になりつつあるスマートフォンとの同期。MVH-7500SCはこの機能を最大限に活かしています。
「Pioneer Smart Sync」というシンクロアプリをインストールして立ち上げたら、画面の表示に従って操作するだけで、MVH-7500SCとスマートフォンがBluetoothにより接続されます。
スマホとリンクさせて音楽を再生するカーオーディオ、では終わりません。スマホにインストールしているアプリの中で、「運転中も使えたらいいのに」と感じるものはありませんか?
例えばメッセージアプリ「LINE」。カーナビとしての機能を持つ地図アプリ。「Amazon Music」のような会員制音楽アプリやネットラジオ。
スマホ自体の操作が必要なこれらのアプリを運転中に使うのは難しいものです。
しかしMVH-7500SCは、オーディオ自体についているキー(ボタン)だけでこれらのスマホアプリが操作可能となっています。
機能性が高いカーオーディオは、その分キー操作が複雑になったりキー自体の数が多くなり、運転中の操作が難しくなりがちですが、MVH-7500SCのメインキーはたった5個という潔さ。
カーナビアプリ、音楽アプリ、メッセージアプリ、それが各何種もインストールされていて、それぞれに多くの機能が搭載されていても、5つのボタンで操作ができるのです。
しかもキーサイズは大きく、押しやすいようにオーディオの中段に配置されています。これなら運転に集中しながらアプリの操作ができますね。
スマホに保存した楽曲をサウンドエフェクトをかけて再生可能
MVH-7500SCのカーオーディオとしての最大限のパワーを引き出すPioneer Smart Sync。オーディオ本体の操作ではなく、アプリの画面からオーディオのあらゆる調整が可能です。
スピーカーのバランスや、左右ハンドルに合わせた音の調整、フィルタリングはもちろんのこと、イコライザーを指先でなぞるだけでお好みの音質に調整することができます。
またカーオーディオに欠かせないのが低音域の調整。ただ低音を効かせるだけでは閉塞感のあるサウンドになりがちです。
MVH-7500SCはアプリからの操作で低音域にデジタルエフェクトをかけることができ、非常にクリアなサウンドが得られます。
ハンズフリー通話、LINEなどのメッセージも自動で読み上げ
運転中に電話がかかってきたら電話キーを押すだけ。自動的にハンズフリー通話が開始されます。
メッセージアプリに着信があったときは、メッセージキーをタッチします。スマホの画面に触れることなく、音声でメッセージが読み上げられます。
相手の状況をこまめに把握したい待ち合わせのときなどは、非常に重宝する機能です。
細かな要望は音声キーで対応
ナビを設定したいときや、別のアーティストの楽曲に変更したいとき。ボタン一つでは対応できません。そんなときは「音声キー」をタッチ。
「ナビ、横浜駅」「アーティスト、◯◯」という声を認識し、対応が開始されます。
クレードル内蔵で後付けパーツ不要、1DINサイズで旧型車にも装着可能
スマホリンク機能があるオーディオでも、スマホは外付け・別売りスタンドを購入するものが多いのではないでしょうか。
しかし振動によりすぐに外れてしまったり、縦置きしかできなかったりとストレスを感じることも少なくありません。
MVH-7500SCの魅力の一つが「クレードル内蔵」という点です。オーディオ本体との一体感により高級感が生まれます。
またクレードルの角度が変えられるため、本体の取り付け位置によってスマホが置けない!といったトラブルがありません。さらに縦・横の両画面に対応しています。
クレードルは本体のフロントパネル内に収納できるため、本体のみの使用やUSBメモリを使用する際にもスッキリとした外観が保てます。
インダッシュタイプのオーディオは液晶が大型化されたものも多く、旧型車への搭載が難しいケースもあります。一方MVH-7500SCは1DINサイズのコンパクト設計のため、車種を選びません。
カロッツェリア・MVH-7500SCの性能は?
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続いて、MVH-7500SC本体のカーオーディオとしての性能を見ていきましょう。
タイムアライメント機能や13バンドグラフィックイコライザー
車内に複数あるスピーカーからドライバーの耳までの距離はバラバラです。そのため、スピーカーの数だけ音がずれて聞こえてしまうのはカーオーディオの宿命といえるでしょう。
音のズレはわずかなものであり、気にならないケースがほとんどですが、理想的なサウンドを追求したMVH-7500SCは、タイムアライメント機能によりこのズレを2.5cm単位で補正することが可能です。
また音質にこだわりのある上級者向けオーディオで主流となっているのが「13バンドイコライザー」です。
音の好みや車内の状況に合わせてマニュアル設定が可能であり、プリセットとして2パターンが保存できます。
ハイエンド機種では31バンドイコライザーが搭載されていますが、実はスマホシンクを使えば31バンドでのイコライジングが可能です。音にこだわりたい場面ではそちらを使用するといいですね。
低音の倍音成分を足すバスビートブラスター、圧縮オーディオを高音質再生
低音にこだわりのあるドライバーには嬉しい「バスビートブラスター」を搭載しています。単に低音域の音量を上げるのではなく、低音域を低音たらしめている部分のみを増強します。
低音であっても音の出だしや消える間際の小さな音は増強しないため、キレのあるバスサウンドが実現しています。
車内に沢山の音楽を持ち込みたいときに便利なのが圧縮音源です。しかしこうした音源は微かな音の成分を消すことで容量を減らしており、カーオーディオで再生すると味気なさを感じることがあります。
この点をもカバーするのがMVH-7500SCです。「アドバンス・サウンドレトリバー」によって消えてしまった微細な音の成分を補い、CD音源のような音の広がりや厚み、伸びやかさが感じられます。
フロントにUSB入力端子を装備、Bluetoothオーディオ再生やハイレゾ音源にも対応
パネルにはUSB入力ポートがあり、USBメモリに保存した音楽も楽しめます。また、スマホはBluetooth接続ではなくUSBでも接続可能。
その場合は電源供給がされるため、バッテリー切れの心配は無用です。
また、Bluetoothに対応しているスマホ以外の音楽プレーヤーからの音楽も楽しめます。さらにハイレゾ音源の再生もできますので、対応スピーカーと組み合わせれば良音を求める方々も納得の音響空間が実現します。
50W×4chアンプ搭載、外部アンプ接続などシステムアップも可能
最大出力50W、定格出力22W4chアンプを搭載しているMVH-7500SC。
2つのRCA出力を搭載していますので、50Wでは物足りないという方には外部アンプやサブウーファーによるアップグレードをおすすめします。
カロッツェリア・MVH-7500SCのオプションパーツは?
オプションパーツを組み合わせることにより、更にハイグレードな音質を手に入れることが可能です。
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USB接続・変換ケーブルやシステムアップパーツ
いずれも他車種と共通で使用できるパーツです。スマホなど他メーカーの機器と接続するにあたっては、できるだけ純正パーツを使用するのがおすすめです。
オプション・システムアップ | 型番 | 用途 | 価格(税別) | |
USB接続ケーブル | iPhone/iPod | CD-IU010 | Lightning-USB対応 50cm | ¥4,000 |
USB接続ケーブル | Android | CD-U320 | MTP接続用(microUSB50cm、USB1.5cm) | ¥2,000 |
USB接続ケーブル | Android | CD-U510 | USB Type-C用(50cm) | ¥1,500 |
リモコン | CD-R500 | オーディオ操作用リモコン | ¥1,500 | |
ステアリングリモコンケーブル
|
KJ-Y101SC | 純正ステアリングリモコン使用時 | ¥2,000 | |
KJ-H101SC | ¥1,500 | |||
KJ-F101SC | ¥1,500 | |||
KJ-Y102SC | ¥2,000 | |||
KJ-H102SC | ¥3,500 | |||
システムアップ
|
パワーアンプ
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GM-D1400II | 100W×4ch | ¥16,000 |
GM-D8400 | 200W×4chパワーアンプ ハイレゾ対応(2018年12月発売) | ¥27,000 | ||
スピーカー
|
TS-C1730S | 17cmセパレート 2ウェイ ハイレゾ対応 | ¥32,000 | |
TS-C1730 | 17cmコアキシャル 2ウェイ ハイレゾ対応 | ¥21,000 | ||
サブウーファー | TS-WX130DA | 20cm×13cmパワードサブウーファー | オープン価格 |
スピーカー、ウーファー、アンプの組み合わせ事例
車内の振動や騒音が気にならないぐらいしっかりとした低音を維持したい方は、ウーファーの接続をおすすめします。
バスビートブラスターにより、雑味のないクリアな低音域が楽しめます。
MVH-7500SC
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フロントスピーカーTS-C1730S |
リアスピーカーTS-C1730 | |
サブウーファーTS-WX130DA |
パワフルで臨場感のある音にこだわりたい方は、外部アンプを活用しましょう。
通常の音はもちろんのこと、ハイレゾ音源対応のスピーカーを接続すれば、まるでライブ会場にいるような臨場感溢れる音質が実現します。
MVH-7500SC
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外部アンプGM-D8400
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フロントスピーカーTS-C1730S |
リアスピーカーTS-C1730 |
カロッツェリア・MVH-7500SCの実売価格は?
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オープン価格となっているMVH-7500SC。実売価格は17,000円台後半〜20,000円弱といったところでしょうか。
指先一つでカーナビ、オーディオ、通話やメッセージなど多くの操作が可能という高い機能性はありますが、カーオーディオ単体として考えたときのパワーに物足りなさを感じる方もいるかもしれません。
ただし、これだけの機能がありながら廉価であることは魅力です。
ハイエンドクラスのカーオーディオは20万円近いものがあるのを考えれば、MVH-7500SCの機能をそのままにシステムアップによってハイエンドに近づけていくのも面白いかもしれません。