【電車・バス・フェリー・車】愛犬との旅行で注意すべきポイントとは

     
   

愛犬と一緒に旅行に行くというのは、愛犬家であれば誰もが考えるところ。

ところが、いざ計画を立ててみると意外にも問題が多く待ち受けている事がわかります。

一般的に旅行に行くには、飛行機、電車、バス、船、自家用車等様々の手段が考えられますが、犬連れとなるとかなり制限がかかります。

そこで今回は、柴犬まると日本各地を旅した経験を元に、公共交通機関・自家用車を使ってペットと旅行に行く時の注意点をご紹介します。

1.電車の場合(JR東日本のケース)

犬同伴時の乗車方法

・犬の全身が隠れるケージに入れること。
ケージは、スリングなど犬の形が分かるかばんではなく、形が固定されているかばんであれば持ち込み可能。改札口で必ず駅員に見せて確認すること。

・ペットカートのバッグ部分が制限内の大きさであれば分解して持ち込み可能。
※ベビーカー利用時も同様のご案内をしていおります。

【制限・料金】

一辺最大長さ 70cm
縦横高さ合計 90cm
重量制限 10kg
乗車料金 280円

重量制限10kgというポイントでまるはNGなので、まるの場合は電車での移動は候補から外れます。

電車は早くて楽ちんなのですが残念です。

ちなみに、ペット先進国のドイツでは犬の権利が確立されており、子供料金と同じ金額を支払えば乗車できます

しかもノーリードで自然に乗車してきます。最も、こういった公共機関に乗るワンちゃん達にはしっかりとしつけはされているそうです。

飛行機の場合(ANA国内線のケース)

ペットをケージに入れて、貨物室に預けます。
貨物室といっても、ペットが格納される場所は温度、気圧等は客室と同じ環境に保たれている場所なので安心ですね。

サイズにあったケージも無料で貸出してくれますので、ケージを持っていない方もご利用いただけます。

まるの飛行機体験談

まるは飛行機に乗って羽田ー福岡を体験した事があります。

ただ、私達と離れて数時間ケージに入れられた事が気に入らなかったのか、到着時の空港でまるから飛び蹴りを食らったことをいまでもよく覚えています。

(ごめんね)

飛行機で移動する場合の注意点

★フレンチブル、パグ等に代表される短鼻種は温度調節が苦手なため時期によってNGの場合があります
★一区間6,000円(一部路線は4,000円)
★事前の体調管理は万全にしてください。少しでも、様子がおかしければ搭乗中止の判断も勇気を持って行いましょう。実際に死亡してしまったケースがあります。

バスの場合(JRバス関東の場合)

昼行便は、0.027立方メートル(概ね30cm×30cm×30cm)までの収納ケースに入れたペット(猛獣を除く)は車内に持ち込むことができるとなっております。
※夜間便はNG

30cm四方に収まる犬って小型犬の中でも更に、小さい犬種ですね。チワワとかかな?

まるは絶対に無理ですね。

フェリー(船)の場合(フェリーさんふらわあ のケース)


Photo By 公式サイト

1ケージあたり2,060円で乗船できます。

ただし、ペットルームと呼ばれるペットだけを集めた部屋にケージを格納される事になります。なので、一緒の部屋で過ごすことはできませんが、神戸~大分航路に関してはウィズペットルームがあり、愛犬と一緒に部屋で自由に過ごす事が可能です。

自家用車の場合


※画像はイメージです

自家用車の場合でもケージにいれて移動すると突発的な事故等による衝撃を和らげてくれるケージがオススメです。

慣れたケージで車移動する事によって、車酔いが治ったというケースもあるそうです。

まるの車での過ごし方は、また別の機会にお知らせしますね。

自家用車で移動する時のポイント!

このように、公共交通機関や自家用車で愛犬と旅をするとなると犬にも結構なストレスを与えることになります。ご自身の愛犬のサイズや健康状態をよく見極めて最適な交通機関をチョイスしたいですね。

そして、重要なポイントがひとつ。公共交通機関を利用する時に共通して言える事が、「ケージ(クレート)に入って大人しくしてられるか」がポイントとなります。

ケージに入り慣れていないワンちゃんはパニックを起こしたり、大きな鳴き声を出してしまったりする事もあります。

また、ホテルや病院等ではケージで宿泊しなければならない事もありますので、ケージに慣れさす訓練は常日頃からしておくとよいでしょう。

まるは、小さな頃からクレートに入る訓練をしています。
クレートに入る様子は動画で御覧ください。

クレートの訓練が出来ていないようであれば、訓練の最初は、クレートの中におやつを入れて、中に入ってもらいます。

そして、中に入る瞬間に「ハウス」と声掛けする事を徹底します。

そのうちに、「ハウス」とコマンドすれば、おやつがなくても勝手にクレートに入るようになりますのでためしてみてください。

クルマや公共交通機関で移動出来るようになるとこんな所にもいけるようになるよ〜

暑い日が続いているので、涼しい(寒そう)な画像で!

ここは、標高約1900m 厳冬期の車山・霧ケ峰(長野県)は、厳しい寒さで雪原が広がっています。

車山は、白樺湖からビーナスラインを上がった途中にあります。

写真の時の雪の状態は、圧雪に柔らかい雪が10cm程度のっています。

風が強いため柔らかな雪が吹き飛ばされちょっとしたブリザード状態になる場所もあります。ブリザードをくらった時のまるの顔はこちら

完全に凍ってます。

山頂まではスノーシューを履いて2kmくらい歩くだけなので、気軽にいけるからよかったらチャレンジしてみてね。
※まるのような雪や寒さに弱いシングルコートのワンちゃんにはお薦めできないから要注意ね。

※写真は実際に山頂まで行ったわけではありません

雪山の眺めは素晴らしいの一言。

(執筆・撮影:小野 慎二郎・編集:サムライト)

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