Y30セドリック/グロリアワゴンの専門店が湘南にオープン!サーファーじゃなくても今だからこそ乗りたいノスタルジックなワゴン車5選!

     
   

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Y30セドリック/グロリアワゴンの専門店が登場!

JATS湘南クラシック店

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最近、旧車ブームが訪れているのはご存知でしょうか。そのブームはワゴン車においても例外ではありません。

元々、JATS湘南茅ヶ崎店ではサーファー向けの車種を多く取り扱っていたそうですが、顧客のニーズに応える形で、新たに「Y30セドリック/グロリアワゴン」の専門店である「JATS湘南クラシック店」を2018年10月よりオープンさせました。

この記事では再ブームを迎えているY30ワゴンについて改めてご紹介しています。他にも懐かしくおしゃれなワゴン車を国産車、外国車問わずご紹介していますので、どうぞ最後までご覧ください。

1990年代にサーファーに人気だったY30セド/グロワゴン

Y30セド/グロワゴン」とは日産の6代目セドリックY30型系とその兄弟車であるグロリアを指しています。90年代にサーフィンブームが訪れた時、とりわけ人気があったのがこの2種類のワゴンです。

サーフボードが楽々運べる収納力はもちろんのこと、角ばった独特のデザインとウッドパネルが似合うそのボディー…国産車でありながらアメリカンなその佇まいはサーファーたちの心を掴みました。

Y30セド/グロワゴンの特徴は?セドリックとグロリアの違いは?

1983年に登場したセド/グロセダンのワゴン、1999年まで生産

セドリックとグロリアのY30型と呼ばれるモデルは、1983年に初めて登場しています。その後、ハードトップとセダンは1987年に販売終了しましたが、ワゴンとバンは1999年まで生産を継続。セダンタイプはタクシーやパトカーの車種としても知られていました。

セド/グロセダンのワゴンはサーフィンに限らず、キャンプや釣りなどアウトドアレジャーを好む方にはおすすめの車といえるでしょう。また、引越しの際に活用したり、家族でちょっとした遠出をする際にも活躍が期待できますね。

国産車であるY30ワゴンは故障が少なく、まだまだ充分走れる車も多数存在します。ワゴン車の買い替えを検討中の方は選択肢に入れても良いかもしれません。

ベンチシート&コラムシフト

最大8人乗りですが、ベンチシートのため前部座席に3人で座っても窮屈さを感じにくくなっています。ベンチシートとは運転席と助手席の間を阻むものが何もなく、ベンチのようになっている座席のこと。

更にコラムシフトというハンドル横にシフトレバーが付いている仕様なので、ゆったりとした座り心地を味わえるでしょう。

セドリックとグロリアの違いは?

出典元:https://www.amazon.co.jp/青島文化教材社-ザ・モデルカーシリーズ-No-58-グロリア4HT-V30EブロアムVIP/dp/B0756YWK67

先ほどご紹介した通り、兄弟車であるセドリックグロリア。メカニックについてはほぼ同じ中身の両者ですが、その違いとは一体なんなのでしょうか?

モデルカーではありますが、セドリックとグロリアの外観が分かりやすい画像をご用意しました。

フロントの中央部分が違っているのにお気づきでしょうか。フロントグリルのデザインが違いますよね。また、エンブレムの形も違っています。

セドリックはフロントグリルが漢字の「田」が横長くなったようなデザインで、エンブレムが縦長。グロリアのフロントグリルは「田」が2つくっついたようなデザインで、エンブレムは横長です。このほかにも細かい部分で違いがあります。

さて、このセドリックとグロリア…昔は全く別々の車だったという経緯があるんです。セドリックはニッサン、グロリアはプリンスの車でライバル関係にありました。しかし、1966年にプリンスがニッサンと合併したことにより、両者は晴れて兄弟車となったのです。名前と外観が違うのは販売店が異なっているためなんだとか。

その後も両者はそれぞれ新しいモデルを発表し続けていましたが、2004年には後継車「フーガ」として一本化されています。

プリンスは御料車を開発した過去があり、グロリアは宮内庁・宮家で多く愛用されていたという背景もあるためグロリアの方を好む方もいるようです。

ウッドパネル仕様にホワイトリボンタイヤでカスタム

Y30ワゴンはカスタム好きなユーザーにも好まれています。

ボディーにウッドパネルを取り付け、ホワイトリボンタイヤでコーディネートするとレトロでおしゃれな雰囲気に。気分によってウッドパネルを張り替えても良いかもしれません。色調が違うと印象も変わってきますよ。

カスタムして自分だけの車として愛情を注ぐというのも素敵な事ですよね。

Y30セドリック/グロリアワゴン以外のノスタルジックなワゴン車5選

トヨタ・マークIIワゴン(70系)

「トヨタ・マークII」の5代目X70型を指しています。バンとワゴンタイプは1997年まで生産され続けるなど、特に人気を博しました。

ノーズ部分が長いのが特徴的で、そこが好きだというユーザーも多いです。後継車は「トヨタ・マークIIクオリス」ですが、こちらは車体が丸いデザインに変更となっているため、アメ車感は少なめ。

トヨタ・クラウンステーションワゴン(S130系)

出典元:http://auc.pgbox.jp/car/gifu/2084048042.html

1987年から1999年という長い間生産・販売されていた人気モデルです。

クラウンの魅力の一つである走りの静かさはステーションワゴンであっても失われていません。そして、ユーザーが口をそろえて言うのはその車内の居心地の良さ。

高級感のある見た目と相まって憧れの一品といえるでしょう。アメ車感はさほど強くなく、日本の街中に似合うような落ち着いたデザインです。

日産・スカイラインワゴン(R31)

グロリアと同じく元々はプリンスが生産・販売していたスカイライン。その7代目がこのR31型となります。7th(セブンス)と呼ばれることも。

ワゴンタイプの生産・販売期間は1986年~1990年と比較的短期間ではあるものの、「スバル・レガシィツーリングワゴン」にその座を譲るまでスポーティワゴンのトップに君臨していました。

スカイラインらしい角ばったデザインが魅力的。2000台しか生産されていないこともあり、貴重なモデルでもあります。

ボルボ・240ワゴン

こちらはスウェーデンのメーカー、ボルボが1993年まで生産していたワゴンです。

1974年から生産されていたロングセラー商品で、オシャレなデザインで親しまれています。そのため、カスタムするよりもオリジナルの状態で長く乗り続けるユーザーが多いのだとか。

そのデザイン性の高さから、世代を問わずに人気の高いモデルでもあります。スマートな見た目とは裏腹にボディーの耐久性には定評があり、安全性の点からも信頼の高い車です。

元々、ボルボといえば真っ先にこの「240」の名前が上がるほど人気のモデル。日本のステーションワゴン車もデザイン面で強く影響を受けています。

メルセデスベンツ・ミディアムクラスワゴン(S123)

出典元:https://www.iwasaki-inc.co.jp/vcsPage/stockList_480-1/detail_338.html

メルセデスが初めて手掛けたステーションワゴンモデルです。1977年から1985年の間、生産・販売されていました。画像を見てわかる通り、渋くてノーブルな雰囲気が漂っています。

高級車というイメージが強いメルセデス・ベンツですが、こちらは高級なだけでなく耐久性・利便性にも長けているため、現在でもその人気は衰えません。

日本で流通していたのはディーゼルエンジンのものであるため、場合によってはガソリンエンジンに交換する必要あり。そんな手間をかけても乗りたいというユーザーは今も後を絶ちません。

以上、昔懐かしい、その時代を知らない人にとってはある意味新鮮なワゴン車たちをご紹介させていただきました。味わい深いその魅力が少しでも伝わったなら幸いです。

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