国産唯一のFRオープンスポーツカー、マツダ・ロードスター(ND)がマイナーチェンジ!RFは26馬力アップ、オープンもエンジン性能・燃費が向上!

     
   

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「人馬一体」がテーマのロードスター(ND)が2018年6月7日にマイナーチェンジ

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1989年に発売されてから30年弱、多くのユーザーに愛され続けているマツダ・ロードスター。

そんなロードスターの4代目であるND系のロードスター/ロードスターRFが2018年6月7日、マイナーチェンジを行ったという発表がありました。

今回はそんなマイナーチェンジでどの部分が改良されたのかについてご紹介していきます。

また、おすすめの純正カスタムパーツもピックアップしていくのでぜひ参考にしてみてください。

マツダ・ロードスター(ND)のマイナーチェンジの内容は?

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それでは早速ロードスター/ロードスターNDのマイナーチェンジの内容をご紹介していきます。

共通で改良されている点もあれば、ロードスターにだけの追加点もあります。それぞれを押さえていきましょう。

アクセルを踏み込んだときのエンジンの初期応答性を改良

まず押さえておきたいのはアクセルを踏み込んだときのレスポンスが向上されたこと。いわゆる「エンジンの初期応答性」が改良されました。

簡単にいうとアクセルを踏み込んだときの加速がよりスムーズになったということですね。

ロードスターのテーマでもある「人馬一体」の感覚にこれまで以上に近づけたようです。

RSのアルミホイールのカラーを変更

ロードスター/ロードスターRFのどちらも、アルミホイールのカラーがガンメタリック塗装からブラックメタリック塗装へと変更されました。

深い灰色だったホイールの塗装がより黒色へと近づき、光沢感もアップ。ロードスターの1つの魅力である高級感にさらに磨きがかかりました。

安全技術の「i-ACTIVSENSE」を標準搭載

マツダは安全技術の「i-ACTIVSENSE」を推進しています。

こちらは衝突の危険があるときに警報を鳴らし、危険回避をサポートする「FOW」などの、安全技術の総称のこと。

これまでロードスター/ロードスターRFではi-ACTICSENSEは標準搭載されていなかったものの、今回のマイナーチェンジで標準搭載されることになりました。

この標準搭載によってセーフティ・サポートワイドの基準を満たし、その安全性が確証されました。

どんな方でも安全なドライブを楽しみやすくなったといえそうです。

ハンドルが前後するテレスコピック機能を追加

さらにマイナーチェンジによってステアリング調節機構に「テレスコピック機能」を追加することとなりました。

こちらはハンドルを前後に動かして、思い通りのドライビングポジションを実現させるための機能です。その可動域は前後3cmとなっています。

エンジンの燃費を改良

ロードスターのエンジンは「SKYACTIV-G 1.5」で、ロードスターRFのエンジンは「SKYACTIV-G 2.0」。

マイナーチェンジによってエンジンの燃費も向上されました。

前モデルでの検査で出た燃費の数値と、新型の数値では以下のように変わっています。

また、今回の燃費の検査は最高値に近い数値が出やすいJC08モードではなく、実燃費に近い数値が出やすいWLTCモードで検査が行われました。

  前モデルの燃費 新型の燃費
ロードスター 17.2km/L 17.2km/L
ロードスターRF 15.6km/L 15.8km/L

実燃費に近い数値が出やすい検査でありながら、最高値が出やすいJC08モードの検査とほとんど変わらない数値をマークしていますね。

一見した数値はほとんど変わりませんが、実質的に向上されているといえます。

ロードスターRFに関しては検査方法が変わったのにも関わらず0.2km/L向上。

実燃費に近いデータなので、多くの方が燃費の向上を実感できるのではないでしょうか。

エンジンの最高出力を向上

今回のマイナーチェンジの大きな目玉といえるのが、エンジンの最高出力の向上です。

それぞれの数値の変化は以下のようになっています。

  前モデルの最高出力 新型の最高出力
ロードスター 96kW(131PS)/7,000rpm 97kW(132PS)/7,000rpm
ロードスターRF 116kW(158PS)/6,000rpm 135kW(184PS)/7,000rpm

ロードスターの最高出力の向上はわずかですが、ロードスターRFは26馬力アップと大きく向上されています。

この馬力の向上にエンジンの初期応答性も改善されているため、その加速感は抜群。

試乗した方の評価のなかには「前のロードスターRFとは別物だった」という声もあるようです。

ロードスターには特別仕様車「Caramel Top(キャラメル・トップ)」が誕生

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ロードスターには特別仕様車である「Caramel Top(キャラメル・トップ)」が誕生しました。

オープンカーを選ぶうえで重視したいのはやはり、幌のデザインではないでしょうか。

幌をキャラメルのようなブラウンにすることで、ロードスターの高級感のなかに「おしゃれさ」をプラス。

過去には特別仕様車として「RED TOP」も販売されましたが、それともまた一味違う雰囲気です。

ちなみにCaramel Topの注文受付は2018年12月24日までとなっています。

マツダ・ロードスター(ND)のグレード別内装・装備の違いは?

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続いては今回のマイナーチェンジにされた、新型ロードスター/ロードスターRFグレード別の内装・装備の違いを見ていきましょう。

ロードスターのグレード別内装・装備

ロードスターのグレード別の違いは以下のようになっています。

S

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装備として大きいポイントは、マツダコネクトが搭載されていません。また、フルオートエアコンなどのさまざまな装備がカットされています。

その代わり価格は全グレードのなかで最もリーズナブル。エントリーモデルとしては最適といえるでしょう。

S Special Package

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ロードスターのグレードのなかで、一番人気といわれているのがS Special Packageです。

マツダコネクトやフルオートエアコンなど、Sにはない5つの装備が搭載されています。6MTだと車体の揺れを軽減させるスタビライザーも搭載。

走行・車内環境ともに多くの方が満足しやすいグレードですね。

S Leather Package

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内装の質感にこだわりたい、という方におすすめしたいのがS Leather Packageです。

こちらはグレード名にレザーの名前があるように、内装にレザーが使用されています。

また、9つのスピーカーから迫力のサウンドを届けるBoseサウンドシステムも搭載。

そのほかの装備もS Special Packageに劣る部分がなく、車内からも更なる高級感が感じられるグレードです。

RS

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RSはブレーキ力をアップさせる大径のディスクブレーキや、エンジンサウンドを躍動感たっぷりに車内へと伝えるインダクションサウンドエンハンサーを搭載。

走りを楽しみたい方にぴったりなグレードです。内装にはなめらかな肌触りが魅力のナッパレザーが使用されています。

Calamel Top

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Calamel Topは先ほどご紹介したように、幌のカラーがブラウンになっている特別仕様車です。

本革などを使った内装は他のグレードよりも明るい印象で、車内の雰囲気も一味違います。基本的な装備はS Special Packageとほとんど同じです。

ロードスターRFのグレード別内装・装備の違い

続いてはロードスターRFのグレード別の違いを見ていきましょう。

S

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マツダコネクトやフルオートエアコンなど、基本的な装備を搭載したグレード。ロードスターでいうとS Special Package相当に当たるクオリティです。

VS

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Boseサウンドシステムが搭載され、内装にはナッパレザーが採用されているなどロードスターのRSに似ているVS。

とはいえRSに比べると走りに向けた装備は少なく、ラグジュアリーさに注力したグレードになっています。

RS

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RSはインダクションサウンドエンハンサーなど、走行面を重視したい方にぴったりの装備が充実したグレードとなっています。

ロードスターの方のRSとほとんど同じですね。

マツダ・ロードスター(ND)の兄弟車となる124スパイダーとサイズ・価格・スペックを徹底比較!

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さまざまな部分が共通化されていて、兄弟車とされている124スパイダー。マイナーチェンジされたロードスターとの違いが気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで次に、124スパイダーとロードスターで一番人気とされるS Special Pacageのさまざまな部分を比較していきます。

サイズ

まずはサイズを比較していきましょう。

  全長 全幅 全高
ロードスター 3,915mm 1,735mm 1,235mm
124スパイダー 4,060mm 1,740mm 1,240mm

全幅・全高はほとんど差がありませんが、全長に大きな差があることが分かります。124スパイダーの方が145mm長いという結果に。

その差は見た目にも大きく現れていて124スパイダーの方がダイナミック、ロードスターの方が比較的コンパクトといった印象に映ります。

価格

続いては価格の違いを見ていきましょう。

  価格
ロードスター
  • 2WD(6MT):\2,759,400(税込)
  • 2WD (6EC-AT):¥2,872,800(税込)
124スパイダー
  • 6MT:\3,986,000(税込)
  • 6AT:\4,093,000(税込)

価格にも大きな違いがあり、124スパイダーの方が100万円以上高額という結果に。

ロードスターで最も高額なRS(税込3,256,200円)と比較しても70~80万円ほど高額となっています。

スペック

最後は基本的なスペックを見比べていきましょう。

  ロードスター 124スパイダー
総排気量 1.496L 1,368L
圧縮比 13 9.8
ボアストローク 74.5mm×85.8mm 72mm×84mm
最高出力 97(132)/7,000 125(170)/5,500
最大トルク 152(15.5)/4,500 250(25.5)/2,500
燃料タンク容量 40L 45L
燃費 17,2km/L 13.8km/L
駆動方式 2WD FD

スペックの違いで目立つのは燃費ではないでしょうか。

1L当たりだけで3.4kmの違いがあり、10Lならその違いは34kmにもなります。価格のこともあり、ロードスターの方が経済的に乗りこなせる車といえそうです。

マツダ・ロードスター(ND)のおすすめ純正カスタムパーツはこれ!

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最後に、ロードスターのおすすめ純正カスタムパーツをいくつかご紹介します。純正カスタムパーツも活用して、より自分好みに仕上げてみましょう。

リアスポイラー

こちらは車体後方の空気の流れをより向上させるパーツ。

ボディ色のものだけではなく、ブリリアントブラックのものを購入・装着することもできます。

ボディのカラーにちょっとしたアクセントをつけたい方にもおすすめです。

LEDアクセサリーランプ

夜に運転することが多い、という方にぜひおすすめしたいのがLEDアクセサリーランプです。

夜を走るロードスターの存在感をワンランクアップさせます。夜の周りからの視認性がよくなるので、安全面的にもおすすめですね。

まとめ

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今回のマイナーチェンジによってさまざまな要素が向上しました。走りの面のレベルがさらに上がったことが大きなポイントですね。

さらに安全技術のi-ACTIVSENSEを標準搭載したことによってより安全なドライブを楽しめるようになったことも見逃せません。

ロードスターをこよなく愛してきた方にはもちろん、これから初めてロードスターに乗りたいという方にもおすすめできそうです。

 

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